
モルガナさんのレビュー一覧

レビュアー
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ネタバレ 購入済み
なんで絆されたのか分からん
2巻までクソ女という印象しかなかったアルテミシアの重いバックボーンが明らかになる巻。あんな過去があればアルテミシアがミーニャを憎むのも性格が歪むのも理解できます。だけど、彼女がやったことは許される範囲を超えているので都合の良い救いはなく、最後はそれ相応の報いはあって欲しいですね。
あと何故ジャンジャックがアルテミシアにあれだけ絆されたのか理解できません。
アルテミシアの内面や過去の一端を知る→イリアスがアルテミシアを見放すという流れなら、アルテミシアが哀れで「これ以上憎むことはできなくなった」となるのなら分かるのですが、それを通り越して「ずっと一緒にいたい」と思えるレベルで惹かれているのに納得 -
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購入済み
戦闘描写は良いけど……
14ヶ月ぶりの新刊。前巻で今まで散々ガイはカティに惹かれてるみたいな描写を出しておきながら、「実はガイはカティ以上にオリバーに惹かれてました」みたいな展開になって「は???」となり、心底白けたので新刊を購入するのは迷いました。しかし久しぶりの新刊だったのでひとまず購入。
今巻は戦闘シーンが多めで、この巻だけでは区切りの良いところまでいかず、「下巻に続く」って感じで終わってます。途中半端なのですっきりなしませんが、この作品の売り(だと思ってる)緻密な戦闘描写は相変わらず面白いです。
反面、いくらファンタジー世界で現実社会と常識が違うと分かっていても、この作品の恋愛要素は理解しにくく受け入れがたい -
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購入済み
安定的な面白さだけど……
ストーリーは相変わらず安定的に面白いです。亀並みの遅さですが、恋愛模様も少しずつ進展しているし、ギャグのテンポもノリも良い。ただギャグ漫画で16巻も続いているとワンパターン要素も増えて来ているので、そろそろメインキャラ達の中でカップルになるみたいな展開がほしいかも。
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購入済み
描き下ろしはデイビットの話。
デイビットは出番があった2部7章でも内面の描写が一切出ず、彼の抱えている秘密もサラッと説明されて終わった(しかも短い説明の間に情報量が多いので一度では理解できにくい)ので、一部の人から「よく分からなかった」と言われてしまったキャラです。
実際にデイビットは色々と難解なキャラで「個」としては理解が難しいキャラ。
そんな難解なキャラについてこの作品ではうまく掘り下げており、デイビットのキャラの理解を深めることができます。
あくまでこの作品は「公式シナリオライターのチェックが入っているだけで、正式な公式ではない」と作者から言われてますが、解釈の一つとして読むにはとても良い作品です。 -
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購入済み
なかなか面白い
散々な目にあった主人公が異世界に転生して(あるいは召喚されて)、異世界で幸せに暮らすというのはよくあるテンプレート展開。
この作品も大雑把に言えばそういうテンプレート展開の作品ですが、異世界人にしかない能力を持っていても、魔族から見れば「主人公の強さはトンボ並(つまりめちゃ雑魚)」なので無双系とは程遠いです。
主人公は異世界人が持ってる力を活かしつつ、失敗と試行錯誤を重ねながら、メンタルの強さと行動力の高さで新しい料理を開発していく展開になっています。
たとえ料理系の話でも、異世界の力を活かしてあっさり新メニューの開発に成功☆って感じが多いので、しつこくないレベルで失敗と試行錯誤がありました、 -
購入済み
久しぶりに小説で爆笑したww
お試し読みで面白かったので購入。
お試し読みの段階でコメディ感が強いと思っていましたが、あくまで女性向けの作品なので、ギャグを挟みつつ、女性向けらしいラブシーンやときめきがあると思ってました。
ところがそんなシーンはほとんどなかったwww ぎりぎり最後辺りにあったくらいw
ヒーローが怒りのあまりよく奇声を発してるし、かっこいいこと言っているようで全然かっこよくなかったり。超人ぶりでヒロインを助けるシーンはかっこいいと言えなくもないですが、明らかにかっこいい<<面白いです。
ヒロインもヒーローに助けられるときはもちろん感謝しているけれど、ときめくより「こうなってしまったのは私のせい? なら責任を -
ネタバレ
主人公がとにかくうざかった
主人公は英雄と呼ばれた姉の弟としての重み、自分のせいで姉が死んだという罪悪感を抱いているため、15歳という年齢の未熟さもあって、色々と頑なで猪突猛進な性格です。
が、それを考慮しても言動が色々とうざかった。
気に食わないことや納得いかないことには直ぐに突っかかるし、相手の忠告には耳を貸さず自分の方が正しいという言動を取る。勝利したという事実に対して調子に乗る発言をする。勝手に期待してそれが叶わないと切れる。
挙げ句の果てに散々忠告されてきたことを改善せず、仲間を死なせる。
主人公に対してイライラしっぱなしだったので、主人公のせいで仲間が死んだ展開を読んだ瞬時に我慢の限界が来て読むのを辞めました -
ネタバレ 購入済み
突っ込みたいところが多い
展開自体は悪くなかったです。しかし、突っ込みたいところが多い。
まず主人公が髪色を誤魔化すために兜を被っていた理由の説明の浅さ。ずっと被っていたらそれについて指摘する人はいます。それについてどんな理由で誤魔化していたのかの説明もなし。
次に主人公を支援してた男が主人公に目をつけた理由が釈然としない。いくら主人公に才能があろうと、髪色がばれただけで支持者がいなくなるような奴を支援するなんてリスクが高すぎます。たとえば戦いの最中に兜が外れたら、その時点でアウトでしょう。そんな奴を支援するより、他の候補者を選ぶ方がリスクも少なく、賢明な判断です。そもそも魔法がある世界なのに、髪色を誤魔化す方法が兜 -
購入済み
主人公の性格が面白い
この作品はtwitterで知りました。最初はよくある悪役令嬢がヒロインと立場が入れ替わり、悪役令嬢の方がヒロインとして周りに愛される今時よくある悪役令嬢ものかと思いました。
ところが主人公の性格が非常に面白く、どんな状況でもへこたれない鋼のメンタルで切り抜けていくところが痛快です。
皇太子も良くも悪くも権力者として偉そうな人なのかと思いきや、意外と冷静に物事を判断できる人で好感を抱きました。 -
購入済み
本格的に面白くなってきた
10巻までは正直「面白いと言えば面白いけど、『これからどうなるんだろう』とドキドキワクワクさせる盛り上がりには欠ける」という印象でした。
しかし今巻ではアビスの重要な秘密を知っていそうな大人キャラ達が登場し、リコ達と邂逅します。今まで本編に出ていた複数の謎やフラグも回収される雰囲気も出てきたので、今巻では初めて「この先どうなるんだろう」とワクワクしました。
次巻がとても楽しみですが、出るのは2023年の7月頃……。仕方ないんですけど、もう少し刊行ペースが速くなって欲しい。 -
購入済み
相変わらず面白い
ギャグマンガはすぐに飽きてしまうのですが、この漫画は1巻発売からずっと読んでいても未だに飽きません。
TVアニメ化が決定したようなので、この漫画の面白さがどれだけ再現してくれるのか楽しみ半分不安半分です。
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購入済み
森山大輔さんの描く凛が可愛らし
ゲームが初めて世の中に出たのが2004年。TVアニメ化されたのもかなり前。正直凛ルートのコミカライズ化が発表されたときは「staynightのルートの中では一番好きな話なので嬉しいけど、今更だなぁ。何でアニメ化されたときにコミカライズ化しなかったの?」と思いました。
しかし森山大輔さんの描く凛がゲームやアニメより表情豊かで可愛らしいです。その分、ゲームやアニメよりもやや子供っぽい印象を与えますが、全然許容範囲ですし、アニメやゲームとは違った凛の可愛らしさが見られます。
アーチャーもアニメやゲームよりやや老けた印象を与えますが(笑)、その分アニメやゲームと違った渋みの増したカッコ良さがあって -
購入済み
話はあまり進んでない
高山しのぶさんの作品はいくつか読んだことがありますが、どの作品も進みは遅い印象があります。この作品も例に漏れず、展開が遅い印象が目立ってきました。
白梅と沈の仲はかなり進展しているのでそこを読むのはNLCP好きな私としてはニヤニヤします。サブキャラだった珠子(字あってるかな?)にも恋愛フラグが立ってますし。
しかしそれは3巻の延長線という印象です。
展開がもっと速くなれば高山しのぶさんの作品は更に面白くなると思うのですが、展開が遅いためにいつも途中で作品に飽きてしまい離れてしまっています。
この作品もいずれそうなりそうな予感を感じています。 -
- カート
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試し読み