【感想・ネタバレ】七つの魔剣が支配するXIVのレビュー

あらすじ

☆アニメ化もした人気作、待望の本編第14弾!☆
誰一人欠けることなく五年生になったオリバーたち剣花団。彼らはそれぞれ、その幸せを噛み締め、卒業後の進路を考え切磋琢磨を続けていた……復讐の火を胸に宿す、青年ただ一人を除いて。
「律する天の下」の大接近が迫り、キンバリー教師陣も防衛のため連合各地へと派遣されることになるが、それは異端の導師たちが仕組んだ巧妙な罠で――
「構えなさい皆さん! 戦争ですよォ!」
かつてない危機を迎える魔法学校。空を覆い尽くす異端の幾何学の下で、オリバーやナナオたち学生は最前線で敵を迎え撃つことになる。果たして戦いの行く末は? そして、剣花団の命運は……?

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Posted by ブクログ

今回は5年生で、実力もついてきたオリバーたちのいるキンバリー(学校)に、組織的な襲来があって、それぞれの襲来場所で5年生の成長が見られるという内容でした。結局謎の男、ロッド=ファーカーの目的はまだ良く分からず。彼の活躍シーンもあることにより、温存。このシリーズ全体を暗いトーンにしている復讐もお休みで、人物紹介ページに戻りながら(この名前、誰だっけ?とよく思う)生徒たちの活躍を楽しみました。
まだまだ最高学年でもないし、20巻くらいまでいくのかも。戦いに入る前の罰ゲームの椅子ネタがラノベっぽくて、楽しかったぞ。

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2025年08月31日

購入済み

戦闘描写は良いけど……

14ヶ月ぶりの新刊。前巻で今まで散々ガイはカティに惹かれてるみたいな描写を出しておきながら、「実はガイはカティ以上にオリバーに惹かれてました」みたいな展開になって「は???」となり、心底白けたので新刊を購入するのは迷いました。しかし久しぶりの新刊だったのでひとまず購入。
今巻は戦闘シーンが多めで、この巻だけでは区切りの良いところまでいかず、「下巻に続く」って感じで終わってます。途中半端なのですっきりなしませんが、この作品の売り(だと思ってる)緻密な戦闘描写は相変わらず面白いです。
反面、いくらファンタジー世界で現実社会と常識が違うと分かっていても、この作品の恋愛要素は理解しにくく受け入れがたいものが多いです。
ピートはオリバーと剣花団に対する執着心が強すぎて言動が気持ち悪いし、カティは巻を増すごとに頭がおかしい要素が明らかになり、理解できない生物に見えて気色悪い。オリバーに惹かれながらガイにもふらふらしてる尻軽女にも見える。
メインキャラだけでなく、準レギュラーキャラもサブキャラの恋愛描写も「気持ち悪いな」と思うものが多くてこの作品の恋愛要素が苦手です。せっかく緻密な戦闘描写は面白いのに、気持ち悪い恋愛要素のせいでハマりきらないので恋愛要素は薄味でいいと思ってしまいます。

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2025年02月21日

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