あらすじ
三雛女、妓楼に潜入捜査!? 大逆転後宮とりかえ伝、第六幕「絢爛豪華! 金領」後編! 西琉巴王国の第一王子・ナディールの歓待に成功した黄 玲琳と朱 慧月、そして金 清佳。さらに夜市で起きた麻薬騒動も、玲琳と慧月の入れ替わりで危機を脱した……のも束の間。「わたくしたち、妓楼に潜入するのが手っ取り早いと思いますの」このまま黙っていられない三人は、黒幕の拠点『天香閣』に乗り込むことに! 気合十分で臨んだ玲琳たちは潜入して早々、妓楼の頂点に君臨する妓女『天花』に近づくのだが……「今度の新入りは、いったいどんなじゃじゃ馬だい」美しきその人は、清佳のかつての幼なじみの琴瑶で!? 排他的な妓女たち、証拠が見つからないまま迫る期限、そして次第に浮かび上がってきた衝撃の真実とは――。誓いと涙の第11巻。 ※電子限定書き下ろしショートストーリー『ぎょっとした!』付。
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Posted by ブクログ
面白かった!いつも通りに面白くて止まらなかった。清佳様がとにかくかっこよくて、髪を切られて放心してからの自分で断髪するところからの剣舞はまさに戦女神!かっこいい!推しになってしまう!
堯明殿下もおいしいところをかっさらっていってくれたのでにこにこした。
涙あり笑いあり、最後は悪女になる慧月様に期待しつつこれからの最終幕がとても気になる。
Posted by ブクログ
今回も波乱だらけでした…。
玲琳が麻薬の離脱症状から立ち直るところから始まるんだけど、慧月の支えと玲琳の強さにまず胸がじんわり。
そして三人で妓楼へ潜入! 闇と香の中で進む展開にドキドキが止まりません。
清佳と幼馴染の琴瑶(きんよう)の再会は、もう涙なしでは読めない…。
守るための嘘と、犠牲の上に成り立った「雛女」という運命。
それでも清佳が友を救おうと立ち上がる姿には、強い勇気を感じました。
そして終盤――炎に包まれる妓楼、雷鳴、別れの瞬間。
慧月と玲琳の絆、そして彼女たちの「選択」に胸がいっぱいになります。
でもね、作者さんの「絶対幸せにするからな!」の言葉を信じたい。
信じて、次巻を待つしかない…!
Posted by ブクログ
衝撃を受けて絶望してからの立ち上がりが素晴らしかったなと思います…あと殿下格好よすぎてびっくりしてしまった、絶対絶対見えないとこで何かしてるなとは思いましたけれどもね!?
清佳様に惚れぼれ
この回メインの清佳様。かなりの苦境に陥ります。箱入りお嬢様なら絶対に立ち直れそうにもないような屈辱的な事までされて…。しかし、そんな事態に追い込まれてもなお清佳様は美しかった!
そして本筋である玲琳の体調問題もかなり追い詰められているし、また次巻が楽しみです。
辰宇の存在が途中半端過ぎる
慧月もカッコ良かったけど、今巻はそれ以上に清佳がカッコ良かった。
ゲストキャラであるナディールも最後でなかなか良い男っぷりを見せてくれました。
影が薄くなりながちな暁明も最後にはちゃんと活躍してくれました。最後辺りだけですけど。
玲琳のもう一人のヒーロであるはずの辰宇は活躍が途中半端な印象でした。久々にちゃんとした出番はありましたが、玲琳のヒーローと呼べるほどの活躍はなく、だけど玲琳に対する想いは残っている。
玲琳を再び好きになる展開がある可能性は高いけど、次巻からクライマックス序章、13巻からは最終章のようなので今更辰宇が玲琳に惚れ直す展開がある必要性が感じられません。
暁明ほど玲琳を一途に想う気持ちもなく、暁明ほど玲琳を理解している訳でもなく、これまた暁明ほど玲琳を支えられる男になれていない。
男としても人としても、初期の暁明以外には負けている辰宇が今更玲琳に惚れ直して再びヒーローとして活躍する必要性はあるのでしょうか。
辰宇の存在があまりにも途中半端過ぎて、キャラとしていらないんじゃないかと思ってしまいます。