あらすじ
身を隠して町を散策する玲琳たちに、トラブル大発生!? 大逆転後宮とりかえ伝、第四幕は「お忍び城下町」編! 「今、雛宮内で、入れ替わりを解消してはならぬ」――『鑽仰礼』がひと段落した後、玲琳は尭明にそう告げられた。慧月が『道術』使いだと、決して周囲に気づかれてはいけない。万全を期して、城外で入れ替わりの解消をすることに決めた玲琳たちは、城下町で落ち合う約束を交わし、バラバラに雛宮を発つのだが……。初めての屋台に目を輝かせる玲琳と、お目付け役の莉莉&尭明。仲良く(?)お土産選びをする慧月と景彰と、なぜか酒で潰しあおうとする冬雪と景行。そんな中、辰宇は市場で、王都を観光していた雲嵐に声をかけられて――。誘拐、窃盗、乱闘騒ぎ……目の前で起こるトラブルを、彼らが見過ごせるわけもなく!? 果たして無事に、全員約束の時間に集まることができるのか? 大騒動の第七巻! ※電子版はショートストーリー『七巻こぼれ話~玲琳と慧月~』 付。
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Posted by ブクログ
慧月さまははやく小兄さまに娶られてほしい。辰宇と玲琳の二人を応援しているはずが、ここまでくると暁明に四人とも娶られたほうがいいような気もしてくるし、冬雪も娶られてほしいし、早くこの辺りの収まりどころがみたくて続きが楽しみです。みんな幸せになれ……。
Posted by ブクログ
みんな成長しててすごい 強くなってるとか綺麗になってるとかじゃなく、成熟していくという感じ 人物描写が巧み ようやくれいりん周り以外の恋愛が動き出してきゃー
Posted by ブクログ
皇帝に道術使いであることがバレないよう、後宮内で入れ替わりが出来なくなった玲琳と慧月。城外に出て入れ替わることにしますが、勿論計画通りにはいかず ―― 。
慧月と景彰は良い組み合わせだと思います。意地っ張りな慧月をかわいいと思う景彰。
素直になれない慧月ですが、景彰からの初めての贈り物を奪われそうになって涙をポロポロ…。かわいいなぁ。
玲琳と尭明もまた、息の合ったやり取りで賭場の不正を暴きます。
そして景行と冬雪は武具店を巡り駆け引きを。
それぞれカップルになってもおかしくないほどお似合いだと思いますが、慧月は雛女ですからねぇ…。
それに、段々とチーム戦のようになってきた雛女たちと尭明。ずっとこのままだったらいいのに、と思うのも本当で。
匿名
ドタバタ
楽しく読み終えましたが、前巻までと違ってドタバタして騒動が起きてまたドタバタ…と本編なのかな?と思ってしまうくらいキャラクター達があちこちで騒いでそして1日が終わる…面白いと言えば面白いけどちょっと中身薄いというか。また次からパワーアップした内容だといいな。
Posted by ブクログ
新たなカップルが誕生しちゃうのかしら?
懐かしい人が出てきたり、鳩が飛び回ってたり、お外でテンション上がってたり、わちゃわちゃしてて面白かった。
Posted by ブクログ
城下町でのんびり過ごす7巻、って前巻のあとがきにはありましたが、いくつも事件が起こっています。
前巻で行った入替えを解消しようとすると、道術への取締りが厳しくなっている事が発覚。
城内で入替えをするのは危険だということで、陽動作戦も入れて3班に分かれて城下町へ行き、茶楼で落ち合うことに。
その3班それぞれ事件に巻き込まれます。
事件への巻き込まれ方、解決の仕方、それぞれのキャラクター毎の特徴が出ていて安定して楽しいです。
Posted by ブクログ
ネタとしてはあるある。
箱入り娘が城下で小気味よく活躍するというスタンダードナンバーながら、飽きさせない展開と各キャラの立ち位置などのブラッシュアップもあって、否が応でも《これから》を期待させる。
本作は過去に囚われている者が過去を清算させ、未来のために世代交代がなされるという側面があり、負の遺産というべき確執にどう立ち向かうかが見どころのひとつだろうと思う。この巻で、どうやら筆者が集大成に向けて筆を執っているようだと予感させる。ひとつの物語の終わりは寂しいが、そんな寂しさを吹き飛ばしてくれるのが、この作品だと期待している。
Posted by ブクログ
二人が周囲にバレないようにどこで入れ替わるか、と宮城を避けて街に出たら、それぞれ別行動のはずが悪徳元締めの賭場に集合してしまう。ドタバタながらスッキリ解決したその影に不穏な密偵の姿が。
これは次巻に持ち越し案件。