あらすじ
大逆転後宮とりかえ伝、第三幕「陰謀だらけの鑽仰礼」開幕! 豊穣祭から三月が過ぎ、五家の雛女の序列が決まる中間審査――『鑽仰礼』の季節がやってきた。雛女に与えられる課題は三つ。それを皇帝や国の重鎮が直々に審査を行うという、各家にとって重要な儀式。この日に賭ける者、大きな重圧を背負う者……出自の違う雛女たちは、それぞれ想いを抱えながら、当日を迎えた。一方、序列に興味のない黄 玲琳は、不安と緊張で固くなる朱 慧月を励まし、いつもの通り後押ししていくのだが――。「あなたなんて大嫌い。顔も見たくない!」「もう、よいのですわ。慧月様なんて」二人の間に揉め事発生!? さらに今回は、玲琳自身が何者かから狙われ、課題の妨害をされて……。玲琳がとうとう絶体絶命!? 五家の雛女がしのぎを削る、波乱尽くしの第五巻! ※電子版はショートストーリー『強かな花ではございますが』付。
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Posted by ブクログ
怜琳と慧月の喧嘩が強烈。でも、最後がやっぱり彼女たちらしくて可愛い。歌吹の誤解を解いてどうにか解決に持って行くのが次巻、ということで続きを読みに行って来ます。
早く次の巻が読みたいっ
玲琳が慧月と関わる事で、人として当たり前の感情を出せるようになり。
人形から脱していく過程がポンコツ過ぎて、可愛いなぁとにやにやしながら一気に読んでしまいました。
他家の雛女達の暗部も背景があっての事なので、同情する部分もあります。
次の巻できっと玲琳がすべてをひっくり返して、スカッとさせてくれると期待します。
凄く面白い!!
続きが気になって仕方ないです。
玲琳がぶっ飛んでるのは変わらずですが、回を重ねるごとに慧月が可愛くなっていく。
玲琳が言う『ほうき星』のくだりは胸が熱くなります。
早く6巻出ないかな。
匿名
き、きつかった…
読んでいてこれまでになく気持ちが重〜くなるお話で。拗れていてドキドキハラハラよりも、気鬱でした。ここから!という所で続く…になって気になります
Posted by ブクログ
なんと言ってもこの巻は慧月と玲琳の喧嘩です。
以前と違って慧月の言葉には愛があるのです。素直ではありませんが、慧月の言葉は心配の裏返し。
慧月に「大嫌い」と言われたことがショックで動揺する玲琳。そこを他の雛女たちに付け込まれます。
お互いに意地を張り合い仲直りできない二人に、女官の莉莉と冬雪や玲琳の兄達、そして皇太子の尭明が手助けします。
胸が熱くなるというか愛を感じる展開です。
慧月や玲琳の他の雛女の性格も明らかになってきて続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
やっぱり面白いー!!
評価見てたら、面白すぎるけどフラストレーション溜まる…みたいなこと書いてあったので、続編の6巻が出るまで待っていました。
そんなわけで覚悟してたけど、フラストレーションなんてなんのその! めちゃくちゃ面白かった!!
これはあれか、続編出るのが待てないというフラストレーションか。
慧月の、玲琳への気持ちが可愛すぎて涙が出ました。玲琳のこと大好きだって独特の言い回しで伝える彼女が可愛く思えてきた。
「わたくしは絶対、あなたなんて大嫌いとしか言わないわ! 甘ったるい友情なんて、わたくしに求める方が筋違いよ!」
「だから、黄 玲琳ーー」
「あなたのほうで、うまく解釈しなきゃだめじゃない!」
なにこれかわいい。
わたくしのほうき星、と慧月に別れを告げようとした玲琳にも泣かされました。
でも慧月がすかさず入れ替わるから、笑っちゃった。「掛かったわね、黄 玲琳!」なんて笑っちゃう。
そして、入れ替わったらお互い元気になっちゃうとことか……
玲琳になんか呪い? でもかけられているような気がするんだよな…
憤ろしいって読み方知りませんでした。この本で知った。また賢くなってしまった。
すぐに6巻へ向かいます。
続きが早く読みたい
主人公の根性はそのままに、
よくも悪くも人間らしくなっていって、
最初の頃よりも好きになりました。
前話からさらに加速をつけて、
鋼の美少女から、不屈の悪女へと
進化してきているように見えて、
個人的に見ごたえがありました。
星5つは、次のお話にもつけると思います。
話の始まりも終わり方も、物凄く興味を
ひかれてしまう中身でした。
匿名
玲琳様も慧月様の中に入られて生きることへの執着心が出てきましたね。慧月様は雛女としての有り様が少しずつ自覚されてきた様子。 二人の友人としての在り方がとても楽しくなってきました。あと、冬月&莉莉の女官タッグが頼もしいです!
次刊が早く発売されないかな~
待ち遠しい!
Posted by ブクログ
今回はちょっと泣ける!
喧嘩慣れしてない2人が大喧嘩。どっちも意地を張って引っ込みつかなくなってるけどどうなるのか!?
何だかんだで成長してきてる慧月を応援したくなっちゃうな〜
Posted by ブクログ
玲琳にとっても慧月にとっても初めての友達なので仲直りの方法が分からないのですね
2人に振り回されて右往左往した挙句に開き直る冬雪と莉莉が面白かったです
そして覚悟をしてしまった玲琳に対しても安定の慧月のツンデレの可愛らしさ
友達だからこそプライドもあるし心配もするのに理解しない玲琳の可愛らしさ
次の巻では腹黒の妃たちと、何かを抱え込んで苦しんできた歌吹に対して玲琳が暴走しそうで楽しみです
またしても試練
おのれ、金狸に籃狐。
金狸は金豚と罵りたくなる根性の悪さよ。
清佳ちゃん、逆襲しなさい!
芳春、頭は良くても(フィジカルが)打たれ弱かったのね。
今回は玲琳と彗月がお互いを思うあまりに勃発した喧嘩。
それを理解して支えてくれた周りの面々。
彗月だけを一方的に責めることはなく、ちゃんと思ってくれていました。
それって、本当に心強いんですよね。
冬雪も莉莉も以前だったら彗月の気持ちなんて「知らん!」だったのが、さすがはトリオ。
思いやりと笑いに溢れる素敵な活躍でした。
うーーーーん。
どうでも良いけど鷲管長、恋愛戦線から離脱しちゃった???
玲琳に響く言動を一つも取れていないぞ💦
読者は笑わせてくれましたけど。
さて、次巻は倍返し編ですねw
きっと、某銀行系ドラマの様にスカッとした展開になるのでしょう。
楽しみです😊
Posted by ブクログ
慧月と玲琳の喧嘩と玄家の謎がメインとなっている。次巻に続く。
不器用なためにすんなり相手に謝れない慧月と、本気で傷つくような喧嘩に慣れていない玲琳。見ていると微笑ましいやらイライラするやら。
それでも後半、玲琳を泣きながら必死で探す慧月にはジンと来た。
玄家の謎もかなり大きなスキャンダルに発展しそうな予感を漂わせて6巻に続きます。
Posted by ブクログ
お互いを思うために拗れた喧嘩の後始末に右往左往する周りを楽しく読んでいたら物語は急展開。玄家の過去が絡んで入れ替わった二人の反撃が始まる。次巻が楽しみ。
話としては第3部の前編
玲琳が新しい感情を知り、どんどん可愛くなっているように思います。
かつて殺されそうになっても動じず微笑むことさえできた玲琳が、大喧嘩し(相手に罵られただけとも言える)嫌いだと告げられただけであの反応。周りはハラハラしますよね。
他3人の雛女がいずれも訳ありそうなのが気になります。玲琳であれば、本性をさらけ出せば全ての雛女と親好を築けそう。もちろん厄介な妃達は排除した上ですが。。
男性陣の活躍がなかったので星4つにさせていただきましたが、次回は玲琳の巻き返しに期待しています!