あらすじ
魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。かつての仲間から勇者の過去と冒険話を聞き進めていくのだが…。
「何故、勇者は死んだのか?」勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。王国、冒険者達の業と情が入り混じるファンタジーミステリ、コミカライズ版が登場!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
漫画が小説では表現しづらい表情などをの内面を補完している
良き コミカライズだ。
小説を読み終わってるので、結末は知っているが、表情がキャラをより魅力的にして、
読んでいて楽しい。
匿名
素晴らしいコミカライズ
原作小説読者です。
小説もとても面白く気に入っていましたが、読了後だからこそ少し違った視点からもこの作品を楽しむことができ、ますますこの作品が好きになりました。
Posted by ブクログ
小説のコミカライズです。
元となっている小説がものすごく気に入ってたので、漫画になったらどうなるんだろうと手に取ってみました。
小説を読んだ方ならわかると思うんですが、めっちゃ漫画にしにくそうな、下手したら文字だらけになって読みにくそうな感じなんですよ。ちゃんと漫画化できるのかなー?と半信半疑でしたが、すごい!原作の世界観を崩すことなくキチンと漫画になってます。プロの方たちの腕前をみくびってましてすみませんでした。
小説版の挿絵の方とは別の方が描かれていて、それなりに寄せて描いてくれてますが、マリアさんの再現度が惜しい感じでそこだけが残念です。続きがでたら読みます!
良質なコミカライズ
好きな小説のコミカライズはかなりの割合で原作の絵より劣化していて読む気になれないのですが、このコミカライズは完成度がかなり高いです。
原作絵のキャラとの違いに違和感を抱くことなく読めますし、原作では表現できないキャラの細かな表情を見ることができるので、先の展開を知っていても純粋に楽しんで読むことができました。
原作未読ですが、雰囲気◎
他の方のレビューや、原作の前評判を見る限り、恐らく上質なミステリーファンタジーを基とするお話なのだと思う。
それを踏まえると、魔王を倒し死んだとされる、勇者に関する伝聞をメインに据えた構成は、ミステリーとしてかなり雰囲気のある内容に思える。
原作者のコメントからは、原作の雰囲気を壊さず漫画化されているようだし、原作では描かれていない、登場人物の成長した姿も見られるようなので、原作履修済みでも楽しめる要素はあるようだ。
ただ、一巻の終わりが本作品の全行程のどこまで描かれているかはわからないが、物語の真相に踏み込んではいないので、盛り上がりには欠ける。
また、次巻の発売予定が2026年初冬ということで、間が空くのももどかしい。
期待できる作品として印象には残ったが、面白い!と思える決定打には欠けた印象。