あらすじ
侍女兼メイドとして働くこと二年。紆余曲折を経って侍女仕事一本でやっていく決意をしたアンナ。待遇改善要求を出した結果、貴賓室配属となることに。配属早々、シベルタ帝国の大使夫妻の担当を任されたアンナだったが、訪れた先で目にしたものは、倒錯的ながらも仲睦まじいご様子で――。自国も他国も似たり寄ったり、煌びやかな王侯貴族の世界の裏側を、王宮侍女アンナのひとり語りで赤裸々に綴る宮廷日常譚、第二弾!
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まさかの恋愛!
淡々としたヒロインなので恋愛のストーリーになるとは思いませんでした。
作者曰く変態ホイホイのアンナちゃん、いやでも変態率が異常なのでアンナも歩けば変態に当たる状態なんじゃ····婚約者の女装なんかまだ正常に思えてくる恐ろしい小説でした。終わりの方の王太子(新王)の性癖もヒョー!て感じで良かったです。
そしてちゃんと断罪もしてくれました。バカ王とバカ王妃、実の親でもきっちり断罪する王太子、好きです。(性癖アレでも誰にも迷惑かけないし) 意外と断罪迄があっさりなのはアンナの侍女目線だからかな?
ひとりの時に読むべし
後書きの中で作者様も書いているとおり変態ホイホイのアンナちゃん
前作は女装の紳士軍団に身も心も男装の女性騎士、様々な性癖をお持ちの方々が登場しましたが、今作もいろんな性癖の方々が…
読んでいて思わず吹き出したり「うひょ〜マジで?」となるのでひとりの時に読む事をお勧めします
アンナちゃんも王太子妃様も侯爵夫人も皆さん旦那様を愛しているのか、諦めているのか、面白がっているのか…
1巻の方が面白かった
1巻は変態ほいほい主人公の日常でしたが、2巻は1巻にあった主人公の恋愛話がメインでした。それ自体は悪くなかったけど、恋愛の甘い話より、主人公が変態に会ってしまい冷めた心境で見る描写が面白かったので、そこがあまりなくて1巻より面白さが下がってて残念。
あとイラストも2巻ではかなり変わってますね。正直1巻のイラストの方が可愛かったし、1巻のときと違って表紙以外イラストがなくてこれまた残念です。