yocoのレビュー一覧
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購入済み
もったいない
このもふもふシリーズと言っていいのか、東欧州を舞台にした幻想的な人外王のシリーズが好きで先行のチェコの狼王の一連の物語はとても楽しく読ませてもらった。絵も物語にふさわしい世界観を描いていて目の保養だといつも思っている。この作品は舞台がロシアに変わり、もふもふは雪豹だが、先の作品と同じく哀しい過去を持った異世界の住人と主人公との出逢いを描いている。今回はロシアの自然、文化を背景に幻想的な物語が美しい。ロシアの伝統バレエの劇団とサーカスと森と冬、健気で孤独な燈里と謎めいた美しい美しいセルゲイ、哀しい昔語り。好きな物満載の物語。ただ、残念なのは、今作は何故か雑な印象が拭えない。言葉の使い方や表現、ま
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ネタバレ 購入済み
アニパシリーズ
このシリーズは、どれも何回も読んで、読んで大好きだったのに、もう当分読めません。
十五年後は、みたくなかった。
大好きな人が2人も逝ってしまうなんて、辛すぎます。 -
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ネタバレ 購入済み
思ったのと違ってました…
序盤のサンプルを読んで、攻めとのとても切ない話しを期待したんですが、本編は全く違ってました。
攻めは優しいし、受けは精神的に強くて、Hシーンもなかなか最後まで行かないし、ゲームのキャラデザインにも興味なかったので…。
ただ、Amazonなどのレビューの評価は高かったので、好みの問題なのかもしれません。 -
ネタバレ 購入済み
ちょっと入りにくかった…
ファンタジーBL大好きなのですが、ちょっと入りにくかったです。
竜や錬金術師が出てくる設定自体はよかったのですが、話の展開がややぎこちなく感じました。
出てくる竜たちの活かし方も効果的とは言えないし、結局過去の記憶以外でなぜ攻めは受けに惹かれたのかというところも弱く、全体的に消化不良気味です(あくまで私の感想ですが…)
登場人物はみんな魅力があるので、がっつりストーリーを楽しむというよりは、遠くから登場人物たちを見守るスタンスで読みました。
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Posted by ブクログ
かわいめの印象が強いセンセの作品の中では、びっくりするほどシリアスタッチでした。yocoセンセのイラストで、さらに大人びた雰囲気の話に仕上がっています。
タイムリープもの。
あることから別れてしまった慧太との恋がまだ忘れられない由弦。夢に現れた後輩の絢人の力なのか、気づけば時間を遡って慧太と恋人同士だった大学時代に戻っていて驚愕します。そして彼への未練を断ち切るため恋人にならない道を選ぼうと努力するのですが。
もう一度ダメになった恋を取り戻そうと過去に行く話は多いけど、恋をなかったことにしようと過去でがんばる話は珍しくて面白い切り口です!
でも、恋人の表面だけを見て誤解していた由弦が過去を -
Posted by ブクログ
「ゲス」の意味がよくわからないのです。親切に説明が載ってましたが。まぁ性格が悪いとか卑しいとか下品とか、何となくどの話からも伝わってきます。
秀良子センセの表紙に惹きつけられ購入しました。
ゲスな攻、ゲスな受、ゲスでお互いさまなcpなどいろいろ底辺に近い♂×♂のラブを堪能しました…
クールな高校生が見た目じゃ分からないかわいい系ゲスに弄ばれてしまう、秀良子センセの「はいすく~る☆ララバイ」
本屋の店員が 明るいクズ系ゲスにおとされる、蛇龍どくろセンセの「グッドエクスキューズ」
遊び人でいい加減なゲス男の本心にキュンとさせられる、おげれつたなかセンセの「逆さ文字なら好きだと言える」
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Posted by ブクログ
ネタバレ朝の通学バスで、会社員の賢司さんと出会った一吹。自分よりずっと大人でオシャレでひそかに気になっていた。ある事をきっかけに言葉を交わすようになったふたり。話してみたらもっと格好良くて、やさしくてスマートで、いい匂いがして、何もかも包みこんでしまう大人の包容力を見せつける一方で時々子供っぽく甘えたりもする。圧倒されて、とても太刀打ちできないと一吹は思う。
賢司さんの一挙手一投足に、舞い上がったり、落ち込んだり、自戒したり、鼓舞したり、坂道を転がるみたいにまんまと恋に墜ちていく一吹が初々しくてかわいらしい。それはもう、甘い甘い蜜の淵に墜ちていくみたいに。
全編通して一吹視点なので、賢司のリアルな心情