yocoのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白かったのは面白かったのですが…
花の大魔法師くんが神の心臓について逡巡するところが何回かあったが、やれることがあるなら何でもやってやるぜ諦めないぜというその気性との整合性に、作者様ご自身が苦労している筆致のように感じた。
何となく辻褄合わせの無理矢理感を感じてしまい、数回、物語世界から弾かれたかも。たくさんの素敵なエピソードが上手く繋がれていないようで少し残念。
けれども次巻にて、神の心臓の活かし処が閃き、愉しそうな展開には期待大! -
Posted by ブクログ
ネタバレイギリス皇太子と記者の話。
皇太子(ジェイムズ)は立場上ゲイであることを隠している。
また、恋人に脅された過去もあり、恋人を作るのは難しいと思ってる。
記者(ベン)も特定の相手を作るつもりはないので、セフレみたいな関係。
続巻もあるのですが、この巻はジェイムズがカミングアウトし、2人がパートナーになるまでの話でした。
会う度イチャイチャしてました。
日本のBLみたいに受け攻めの概念がないのが新鮮でした。
リアルだとこんな感じなんですかね?
小説の中でジェイムズは頭が切れる人って設定だったんですが、そのとおりで、ベンが距離を置きたいと思ってることなど、よく察していました。
立場上そういうのが得意 -
Posted by ブクログ
ネタバレメイン3人の第一印象と作中の実際の印象のギャップが。
第一印象最悪で、後になればなるほど株が上がったのが形代さま。
真逆が継喪(こういうキャラが好きそうな人にはすごく刺さるとは思う)
儚げな少年と思っていたら、お馬鹿発言が多く現代っ子だった雛。
好きなのは形代さまかなあ。
「骨組堂」としてのお仕事は雛なりにこなしたし、形代さまや継喪に関わる設定は明かされたものの、肝心の雛の件はほぼほぼ丸投げで終わってしまったのが消化不良。
両親のことは?
彼の帰りを待っている人については?
冒頭で意味深長な場面も出したのに、広げた風呂敷を畳まず終わってしまったのが残念。
続くの前提なのかしら? -
購入済み
まだ何とも
主要2人が再会するまで、です。 和訳がどれだけ作風を再現できているのかはわかりませんが、読者を阿鼻叫喚の渦に巻き込むほどのスペクタクルサスペンスBLってどんなのか気になります。
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購入済み
っぽい。
表紙イラストと、変わったタイトルにつられて読みました。 ぽんぽん飛び出す罵詈雑言が、あー、中国っぽいなーと。 電話口で登場する母親とか、周囲からの差別とか、「隠さない!」笑。
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Posted by ブクログ
『赤と白とロイヤルブルー』を読む前にこっちを読んでおこうかな……と思って重い腰を上げて読んだ(3年くらい積んでいた)。
二人が最初から恋に落ちていたのも、セフレではなく恋人になりたがっているのも全部分かるのにそうさせないのが世の中というシビアな現状にもどかしくなって、「こ、これどうなっちゃうの……!?!?」と思っていたら素晴らしい物語の締め方で最高だった。
少しだけ泣いた。
ここから二人はどんな未来を歩むのか、ワクワク半分怖さ半分という感じだが、次巻の表紙があんな感じなのであまり怯えずに読もうと思う。
挿絵付きだったけどそこまで気にならず。
このシリーズ読み終わったら『赤と白とロイヤルブルー -
購入済み
ハピエンはハピエンだけど…
転生じゃなく、やり直し救済BLっていうんですか?
いい話だったとしても、ちょっと苦手だなぁ
手放しで幸せを感じられない話っていうか…
虐待の話も、死因がそれに関連する事も、そいつらが何らかの報いを受けたとかなら少しは気が晴れるけど、塗り替えられたとしてもこっちの気持ちは救われない
猫好きとしては、後味は良くないかな -
ネタバレ 購入済み
過ぎたるは及ばざるが如し
若くして王にならざるを得なかったノアのΩコンプレックスが強すぎて、本当の味方や忠臣を見誤ってしまい、愚王になってしまうところをクラヴイスの大きな愛で贒王として立て、幸せも得られてよかったです。
やっぱりコンプレックスって過ぎたるは及ばざるが如しですよね。 -
ネタバレ 購入済み
ん〜
あらすじから、だいたいのストーリーは想像出来ましたが、竜の気持ちや、日向の気持ちの動きは丁寧に書かれていたのに、最後の方は、帳尻合わせのような足早な終わり方に、少し残念な感じがしました。
でもまぁ、私の好きなハピエンでしたので、☆3つ!