【感想・ネタバレ】閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!?【イラスト入り】のレビュー

あらすじ

欠けた白い角で生まれたせいで「弱い」と過剰に守られて育った鬼族のデイル。
一人前の鬼として戦いたい──その夢を叶えるべく、北の城砦に配属された彼を迎えたのは、王太子にして騎士団長、赤黒い双角を持ち、美しく圧倒的な存在感を放つリランドだった。
努力を惜しまないデイルの健気さに、リランドの独占欲は膨らんでいく。
守りたい。でも見ているだけじゃ足りない。触れたい、抱きしめたい、全部欲しい――
「わたしはおまえを、可愛がりたくてしょうがないんだ」
<庇護したい>攻と、<戦いたい>受のすれ違いが燃え上がる、甘くももどかしい庇護系主従ラブ!

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実験小説っぽいラノベBL

 読みやすく、どこかユーモラスな空気感が漂う筆致にさらに磨きがかかってきたように感じました。もちろん今回も色彩の美しさは健在です。特に角…
 絵師様がまたピッタリ多謝〜 他作品でも絵師様のを拝観しておりますが、いつも溜息が漏れる美麗さに眼福眼福眼福… 表紙絵の目力が、蕩けそうな目が、また佳き!

 はじめ、物語の設定に、???ばかりでして、拝読しながら、作者様は何を描こうとしているのだろう、と混乱もしました笑。鬼という日本昔話っぽいキャラを使いつつ舞台は英国。階級社会が厳然と残る英国を、鬼社会へと拝借景でしょうか? 異人を鬼と評し恐れたこともある日本史にならい舞台を外国としたとか? 
 え? もう一つの人族世界における温暖化の影響? うわぁ~、平行世界を、こう描く!! 多世界解釈を描くにしても、かなり実験的な作品だなぁと思いながら面白く拝読しました。
 主人公の白鬼くん受けと赤鬼さん攻めのやり取りに、身分差や階級差はあっても、横槍が全く無い展開です。また白鬼くん受けは健気だけれども何だかんだで強かな一面を自省もしていて、結局一周回って白鬼くんは健気、赤鬼さん攻めと致すのもおするすると… 波乱万丈な物語を好まれる方には物足りなさが残るかもしれません笑。
 エンディングも、最近のラノベとは一線を画し、未来を読者へ丸投げです。人様によっては不完全燃焼での放置と捉えるかもしれませんが、今作品はこれが味わい深いって思います。かつては割と丸投げ小説が多かったと思いますが、今は番外編が花盛りで、そういう最近流行の構成を好まれる方にはお勧めしません。
 最後に苦言を一つ。何ヶ所か、同じ言葉(文脈)での説明(表現)だなぁと引っかかりもあり、それでも許容範囲でしたので敢えて論うことはしませんが、ノイズになりますからご注意願いたく。

#笑える #ハッピー #ほのぼの

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

受もいい子だし攻はもちろんかっこいいんだけど
受はか弱く見えるけど戦場で戦いたい!庇護庇護さらるのちょっと気後れする…
攻はそんな受がすき!!!って話が延々続いてあんまり中身とか展開が無いように感じてしまった

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2025年11月20日

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