あらすじ
ケニアのホテルで恋に落ちた英国皇太子ジェイムスとニュース記者のベン。一族の前ではじめて本当の自分を明かしたジェイムスは、国民に向けてカミングアウトする。連日のメディアの報道に戸惑いながらもベンはジェイムスとの信頼感を深めてゆくが――!? 世界一秘密の恋、「ロイヤル・シークレット」続篇。
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匿名
最高!設定がA国王室とかでなくイギリス王室なため、王子との恋愛はファンタジー感ありつつも現実っぽく感じられてすごく良かったです。個人的にリバも良かった。
でも、翻訳も読みやすいですが、いくつか間違いがあるような…500ポンドのスーツは5000ポンド?公立学校はパブリックスクール?かなと。
Posted by ブクログ
まさにハーレクインロマンス的ハッピーエンド!
ハーレクイン読んだことないけど‼︎
前作で出会いからカミングアウト決意まで…
今作は英国皇太子ジェイムスの記者会見、混乱
そして一夜にして世界が変わったベンの苦悩。
パパラッチって凄い(-_-;)
笑顔が消えていくダ◯◯ナ妃を思い出して切なくなりました…
二巻ともあっという間に読破しました。この巻はベンとジェームスの仲が公になるに従ってメディアがどれだけプライバシーを侵害してくることに、言葉の暴力がすさまじい。恐ろしくもあり、ベンは上司に裏切られて会社を辞めてしまうことに。この異常な世界で入れるか、別離を選ぶギリギリまで葛藤して。インディゴもまた自分が兄が王位継承を放棄することになったら自分が女王になる恐怖があり自傷行為も増えていき、生まれも育ちも王室に慣れてる彼女でも恐れおののくことは、ベンにとっても苦悩だったでしょう。ただ愛が優ったです。インディゴは治療も受け好きな人と結婚、ベンも将来王室の一員となるところで話が終わりましたが、この作品はすごくリアルで面白かった。
いや~泣いた
ハッピーエンドになるんだよね?これロマンス小説だよね?と途中何度も疑うくらい降りかかってくる問題と破滅の予感。
女だって皇室に入りたくないもんな、イギリス王室と一般人男性ならなおさらだよな…と同情してしまう、でもこの愛を手放してほしくない!と2巻は読むのが止まらなかった。
インディゴちゃんのエピソードも現代っぽくて頑張れ!ってなったしキャスやロベルトの脇キャラも良かった。
終わり方まで最高でした、この小説を翻訳してくれてありがとうございました。
ジェイムスが英語でどういう言葉遣いなのか知りたくて原書も読みたくなりました。
読み終えてやっと息がつけました
今までとは全く違う世界へ飛び込むということ、愛する人の人生を自分のいる世界に否応なく巻き込んでしまうことへの、ベンとジェイムスそれぞれの葛藤が、余すところなく描かれていました。
読みすすめながらやきもきし、巻末までの残りの文量をたしかめ、この後一体どうなるのかと歯噛みしていましたが……
ひとつひとつの出来事を乗り越え、ふたりがたどり着いた結末に拍手を送りたいです。
幸あらんことを。
Posted by ブクログ
苦難を乗り越えて恋仲になった記者のベンと王子ジェイムス。
だが、彼らの背負うものは簡単に彼らの恋を認めはしなかった。
イギリス王室をモチーフにした名作翻訳スラッシュ小説ロイヤル・シークレットの続編!
前作ロイヤルシークレットを読んでからかなり経っていたので、入り込めるかな? と読む前は不安だったのですが、そんなことは全く心配なく。
電車の中で泣きながら読んでいました。
何度も決意を固めながらも、自問自答を重ねながら揺れ動く二人の気持ちがもどかしく、過去の人間関係が暗い影をチラつかせながらラストに突き進む描写は素晴らしかった。
ただ、尺の都合か最後はダイジェストのような詰め込み方だったので、それは不満かもしれません。
海外のBLにも手を出してみようかな、そう思わせる一作でした。
想定の範囲内外の困難や気持ちの揺れを、ときには二人で考えて、ときには一人で悩んで迷って、ときには周囲の大切な人たちに助けてもらって乗り越えるストーリーで、だけどほほえましい(というか笑える)部分もあったりして、読み終えたときには、はぁよかった…!と思うと同時に終わってしまった…と少しさみしく思うくらいどっぷり楽しめた。
良かったぁ!
前回の続きでカミングアウトし
二人が困難に立ち向かっていきます
ベンの気持ちがグラグラしてて
ヤキモキしっぱなしで
ジェイムズが一番男らしかった
それでも最後まで惹きつけられました。
ステキ
ベン&ジェイムスの2作目。
控えめに言って良かった。
ベンとジェイムスの幸せを願ってやまない。
読了後しばらく余韻にひたりまくった。
ぜひ読んでほしいです。
非現実的なのに現実的
待ってました!完結編!! 非現実的的で凄くロマンチックなのに現実的。ドキュメンタリーを見ている感覚さえありました。内容が濃く読むのに気力が必要ですが読めて良かった作品です。
Posted by ブクログ
前作はドラマチックな出会いから愛を確かめ合う初々しさが魅力的な物語だったが
今作は二人の関係を障壁と成長を盛り込みながら丁寧に描いているお話だった。
日本人はジェイムス(保守的)の方に共感する人も多いかと思うが、ベンの柔軟な言動には新鮮な驚きと発見があって面白く読み進めることができた。
印象的なのはタフにふるまってきたベンが両親の訃報の記事に内心では大変なショックをうけていたことをジェイムスが気づく場面。人は表面だけではわからない。恋人なら尚更パートナーの内面をきちんと知り、心に寄り添う努力を怠っては良い関係を築けないのだと感じさせられる。
また、ジェイムスが玉座の間にベンと訪れる決断の場面は非常に心が揺さぶられる。
ベンも聡明だがジェイムスの愛を理解しきれておらず、彼の愛の深さを知り驚く様子が印象的だった。
そしてワーナーの甘い罠に揺らぐも、逆に彼のおかげで自身の悩みを打ち破ることができる展開ははらはらした。
ラストシーンは歓声が届いている音が聞こえてくるようでとても気持ちよく読み切ることが出来た。
人間関係を絶妙なバランスで上手に描く作者さん。
他の作品もぜひ読んでみたいと思った。
良かった〜
表紙から
2人は幸せになる事間違いない!と思いつつも
途中、何度も大丈夫だよね?とハラハラ・ドキドキしながら読ませて頂きました。
ベンの決意とジェイムスの深い愛情に拍手でした。
英国の王室などとても現実と離れているけど、どんな小説より身近に感じられた。多分、お二人の真剣な悩み、考慮のおかげかも、、、、お互いへの愛情の元、段々成長していく姿がとても素晴らしかったです。