yocoのレビュー一覧

  • ラブ キス(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作がえっ…それはちょっと…で明渡の強引さにも苑の主体性のなさすぎる態度にもモヤモヤさせられっぱなしで読まなくていいのでは、と思っていたくらいなのですが読んでよかったな…。ワンダーリングの後日談にもネグレクトされた子供が出て来ましたが、子供と大人の関わり方と押し付けがましくない救済が一穂さんはとても上手いな。
    一穂さんの上手さがとにかく際立ってぐいぐい読ませられるいいお話で、前作の後味の悪い息苦しさからは先に進んだ優しさと明るさが見えてとても良かった。
    苑が感じる息苦しさと不安と迷い、明渡のきっぱりとした明るさと強さのコントラストが心地よかったです。
    前作で唯一救いに感じられた「父親は苑のお金

    0
    2019年05月02日
  • ラブ キス(2)

    Posted by ブクログ

    うまい話を書く作家さんだなぁと改めて思った。

    大家のおばあさんみたいになりたいかも。
    若い男の子に「かわいいばぁさん」って表現されるような???

    0
    2019年05月02日
  • ラブ キス(2)

    Posted by ブクログ

    虐待されている子供が出てくる話は、否応なく泣けてしまう…。
    そのせいか読み応えがあったのに、思ってた以上に恋愛ものとしての楽しみ方をすることができなかったです。
    一穂さん、筆力があるから余計に。
    ただ、前作で感じていた明渡へのモヤモヤが晴れたので、それは良かったです。

    0
    2019年05月05日
  • 甘くて切ない 【イラスト付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    健気受にとても切なくさせられる、甘味と辛味が絶妙コンビネーションラブでした。

    イケメン人気作家(ゲイ)×恋を知らないメガネ屋さん店員(DT)。
    律の「健気」は、生まれて初めて好きになった倫太朗に対して自分なんかが…とか、不釣り合い…とかネガティブな気持ちもありながらのかわいい恋心にもちろんすごく感じるんですが、それ以上に、毒親のせいでトラウマができてしまったにもかかわらず、一生懸命耐え忍び続けてきた息子としての姿にも感じてしまったのでした。
    律の人としての優しさが沁みてきました。ふつうだったら、あんな母親絶縁ものです!自分を責めるのは違うと言ってあげたかった!!
    でも、そんな律を救い出してく

    0
    2019年02月27日
  • 甘くて切ない 【イラスト付】

    Posted by ブクログ

    月村先生の作品は初めて読みましたが、読みやすかったので一気に読破しました。
    ときどき自分にはあまりフィットしない表現があったなぁと思いますが、ストーリーがよく二人が徐々に近づいていく姿にドキドキしました。
    月村先生の他の作品も読んでみたいです。

    0
    2019年02月24日
  • 甘くて切ない 【イラスト付】

    Posted by ブクログ

    安定安心の月村さん。自己評価が低く、毒親の呪縛から抜けられない不憫受が主人公。優しくていい子なのに、報われない痛みに胸が刺さる。
    そこに優しくて大人な攻が現れ、受を幸せにしていくという王道なストーリー。yocoさんのセンチメンタルな絵柄にも合っていて、目新しさはないものの、いつものじわ…っと幸せに包まれる展開に浸れました。
    難を言うなら、肝心の毒親が改心していないところが気になった。これからも主人公を悩ます存在なんだろうなと思うと、幸せばかりでないような気持ちに。ご都合主義でも、縁を切ってしまえたら良かったのに。

    0
    2019年02月04日
  • 坂道のソラ【SS付電子限定版】【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    窓辺のヒナタを先に読んでしまっていたけど、こちらを先に読むべきだった。
    そうしたら窓辺のヒナタでシイバとソラが出てきたシーンをもっと楽しめたと思う。
    個人的には今作のほうが好みでした。
    林田にモヤモヤしたりもしたけど、段々一吹が林田のことを
    「輪に馴染めずにいる自分にも気にせず接してくれる」と表現した意味が
    理解できるような気がして、コウジのいう通り本当にばかなだけなんだなと思うと許せる気になりました。笑。
    最後で一吹が林田を「ツトム」と呼び、気心知れた仲になっている様子を見て凄く良かったなと思いました。
    お母さんとも一応は和解できてよかった。
    今回も若干登場人物多すぎて回収できてない感、中途

    0
    2019年01月19日
  • キス

    Posted by ブクログ

    田舎の幼馴染もの、人気者かつスパダリな光の攻×柳のような影の受
    割と純愛ストーリー? だけど、家庭環境とか田舎ならではの閉鎖的なコミュニティとかやや暗めかも。攻の親戚の女の子が絡むんだけどこれまたいい子…一穂さんのBLに出てくる女子はいい子が多い。幼少期→高校生→大学→社会人と話が流れるけど、途中のあの…医学的にそんなことある?!てファンタジーをすっと通れれば、胃がシュクシュクする系の好みのお話でした。表紙がすごくいい〜好き

    1
    2018年12月22日
  • 【電子限定おまけ付き】 朝霧邸の薔薇の姫君

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    記憶喪失の受けと、恋人関係にあるらしい執事、朝霧家当主の兄。近親姦ダメな人は回避してくださいっっ。
    これはなかなか灰汁のつよいお話でした。3人とも残酷であり可哀想であり…。でも最後はスーっと昇華できてしまう巧みの構成。大好物のザマァ攻め…といっても受けが身体を売ってるからなんでなんとも辛い。面白かったです。

    0
    2018年08月02日
  • 月夕のヨル【電子限定版】【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    なんかね、すごく読み進めにくかった。
    最後を予感していたか?・・・まさか!?

    いろいろな要素があって、ひとつひとつ消化するのがしんどかったかも。

    このシリーズ、何度も読んでしまいそうなので電子書籍買いそう(笑)。

    0
    2018年07月29日
  • キャラ文庫アンソロジーII 翡翠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夜光花さんの「不浄の回廊」シリーズの西条×歩カプ♪夜のドライブデート…のはずがミステリーゾーンに迷い混んでしまうお二人。神社で青◯。なんだかんだラブラブで大変美味しゅうございました///オカルトBLがもっと増えてほしいな~というか単行本化してほしい。

    あとは、
    犬飼ののさん「暴君竜」シリーズ
    凪良ゆうさん「うつくしい彼」シリーズ目当て。読んだことないけど英田サキさんの「ダブルバインド」シリーズをこの機に読もうか。

    0
    2018年06月07日
  • 氷泥のユキ【電子限定版】【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こっぴどく振られたトラウマから割り切りのセフレを探すことにした乙女思考の結生と、そんな結生の誘いに乗ったゲーム会社の若き社長緑の恋のお話。
    最初からお互いどストライクに好みだったうえに緑はユキの才能に惚れ込んでいて…。
    就職先と理想の恋人が同時に見つかってユキはラッキーだなあという感じ。笑
    乙女思考で恋に舞い上がる結生の視点で進むのでぶっちゃけノリは相当軽い。シリーズ三作でもいちばんノリはライトかな。
    緑が最初から結生にぞっこんで夢のように可愛がってくれるさまは見てて気恥ずかしいほど。そしてこのふたり、セフレとしてお付き合いしてるのでまぁ〜〜らぶらぶでえっちな関係なので好きな人にはたまらない。

    0
    2018年04月21日
  • キス

    購入済み

    もやもやする

    こういう味の作家さんなのは何作か読んでいて知っていましたが。それにしても、もやもやする読後。
    起承転結の転がこれか!と読み進めたらラストが・・・
    ええええ・・・・
    んー、んー、そうお?これでいいんだ。

    1
    2018年02月20日
  • 恋廻り【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    yoco先生のイラストが最高でした。
    お話にぴったり、もしくはそれ以上にドラマチックで映画のようなイラストでした。

    お話はファンタジー要素がありますが、メインは再会した二人が抗えないまま再び恋に落ちていくお話です。
    とてもよかったのですが、蜜月シーンを少し削ってでも、別れに至った描写をもっと書き込んでほしかったです。
    絢人の心境ももう少しかいてほしかったかな。
    その二点は物語の核だと思うのですが、すこしサラッとしすぎてた印象。
    ただ、お話自体はとても切なくて雰囲気があり面白かったです!

    0
    2018年01月28日
  • キス

    Posted by ブクログ

    いつもの一穂さんとは大分毛色の違う話。そのせいか、最後の最後まで、物語がどんな終わりを見せるのか不安で仕方なかった。ハッピーエンドで(´▽`) ホッ
    でも終盤の、それまでの物語がひっくり返る展開はいらなかったかな。個人的には、あのまま執着攻な彼に愛され幸せ…的な(安易な)話でも良かったんじゃないかなって思います。

    1
    2017年12月30日
  • キス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    手放しで好きかと言われたらそうとは言えない。読んでいる間終始感じるのはえっまじか……辛いな……。
    田舎の閉塞感溢れる人間関係、民話モチーフ、家業を継ぐこと、明るく強気な幼なじみの女の子、家族の死と葬い……一穂作品でおなじみとも言えるモチーフがところどころにちりばめられつつ、今回の家族は見てて辛かった。さみしさのレシピの智明の家庭をもっと容赦なく酷くした感じかな。
    静かに閉ざされた関係性はどしゃぶりの幼なじみふたりを思い出しました。
    明渡の無邪気さも主体性を奪われてる? というくらいに終始明渡に引っ掻き回されているとしか思えない苑も見ていて辛い。
    ディアプラでこれなんだ、ルチルじゃなくて? イエ

    1
    2017年12月20日
  • キス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじ
    クラスの人気者の明渡と、持て余し者の苑。
    明渡が自分に構うのが不思議でならない苑だったが……? 
    光と影のような幼馴染み同士の恋物語。



    手術後の心変わり?とか、よくわからなくて、私的に消化できなかったりするのです。

    あとがきとかにも解説めいたものがないので、分からない処は分からないまま。それはそれで良いのかもしれないけど、スッキリしない感じ。
    察して・感じて系は苦手なんです。読解力ないんで。

    明渡の勝手さと苑の卑屈さで、二人の恋心にも共感しづらくて読み進めにくかったのに、読後感が悪くなかったのは、作家さんの腕によるのでしょうか?

    3
    2018年02月05日
  • 愛傷コレクション

    Posted by ブクログ

    義父や同居人から性的虐待を受けていた不憫受を、優しく包み込み大切に愛する紳士攻…というお話。ただ攻が受の据え膳を食うのが早いのとエロが多めなので、普通の不憫受が幸せになる話を単純に期待すると違うかな。
    結局のところお互い相手に依存せずにはいられない割れ鍋に綴じ蓋的カプなところが、病み要素好きにはたまらないかと。自分は病み要素は特にないので、そこまでは。執着攻なのは良かったです。

    0
    2017年11月23日
  • 調香師レオナール・ヴェイユの優雅な日常

    Posted by ブクログ

    やっぱり続刊あったよね!!相変わらず可愛い男よのう。レオよ。瑞希というかレオというか彼らの周りにはほんとうに魅力的な人間が集まって羨ましいよ。そしてレオの紡ぐ香りを想像して何度も鼻を凝らしてしまうこの癖なんとしよう。

    0
    2017年11月11日
  • 雪豹王の許嫁【書き下ろし付電子限定特別版】(イラスト付き)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    狼王のシリーズかと思ったけれどこちらは雪豹のお話でした。なんとも物悲しいっていうか静かなお話だったんだけれど、健気な受で雪豹の愛と可愛らしい弟君でとっても良かったです。

    0
    2017年10月15日