あらすじ
ショッピングモールにあるメガネ店で働く律は、
幼い頃から不仲な両親を見て育ったため、
他人と距離をおき、ひとりで過ごすことに慣れていた。
そんなある日、ふとしたきっかけで
人気作家の西 倫太朗と知り合い、
高校生の弟とふたりで暮らしている
倫太朗の家に、料理を教えに行くようになる。
人と親しくすることを恐れ、誰かに恋することも、
触れられることもなく生きてきた律だけれど、
倫太朗といるうちに、やさしさや幸せを知るようになり!?
感情タグBEST3
匿名
尊かった。
毒親とともに生きてきたのに自分なりに
ポジティブに生きようとしていた律が凄いと思う。
倫太郎の包容力の塊で、
律の母親への大人の対応に感服しました。
ショッピングモールの眼鏡屋さんで働く律と
偶然の推し作家先生倫太郎とのほのぼの
ラブストーリーかと思いきや毒親という暗い内容も
入っていて終始どうなってしまうのやらこっちまで
律に感情移入して落ち込んだりドキドキしたりと
楽しく読めました。
付き合ってから話がもう少し見たかったなと思いました。
月村先生の
月村先生の作品の中では、割と展開が早いです。シリアスな場面もあって、苦しくなる部分もありました。yoco先生のイラストが優しく包み込んでくれています。律くんには本当に幸せになってほしいと、心から思いました。
無垢カワ受け×スパダリ攻め
王道をいく2人にはキュンキュンエモエモいっぱいいただきました。
体が糖分を欲しがっている時に手軽に安心して補給できるなぁ…と思って読んでいたんですが、悪役の罵詈雑言が激辛すぎてちょっとお腹を下しかけましたよ〜
甘さを引き立てる隠し塩くらいではもの足りなくてアノ人を投入したのはわかる。だからせめて最後に天罰を与えて欲しかった!初々しい二人の甘々イチャコラの後も、何か刺激臭が残って上書き出来なかったので星4つで。
感情タグに選択肢が無かったので付け足します。#むっちゃ腹立つ
イラストに惹かれて購入
月村先生すきなんですよ
月村先生の作品にしては展開が早い?
今回の屑設定は母親でした
あそこまで自己中だと、情もそのうち枯渇してしまう
心がポカポカになる〜
毒親っぽい律の母親以外、出てくる登場人物はみ〜んないい人達でした。
幼い頃から、母親に八つ当たりされ続けた律ですが、小説家の倫太郎といつまでも幸せであって欲しいと思いました。
面白いのは面白かったけど、攻めと攻めの弟がなぜ受けにあんな短時間で好感を持てたのかちょっと共感できませんでした。
ちょっと料理ができるから?自分のファンだから?
それに、これから甘々、溺愛スタットかもと思った時点で終わってしまってあららっ!!??という感じ。
Posted by ブクログ
タイトルが甘くて切ないで、その通りに毒親を持つ受けが不憫で自己評価の低い子なんだけど、日々を少しでも潤いのあるように丁寧に生きてて、タイトルのインパクトほどは不憫でも可哀想でも無くてホッとしました。
何より攻めがとても良い人で、弟もよくて二人が恋人同士になってからも弟も認めてくれて良かった。毒親とどう折り合いがつくのか心配だったけど、少しずつでも自分の気持ちを前向きに持っていって、何もかも自分が悪いと思う思考を改善出来る様になって良かった。攻め倫太郎の共依存からの脱却のアドバイスが良かったと思う。
これから幸せになっていって欲しい。あとがきでモールの話や律の趣味など設定エピソードがいっぱいあったとのことなので、いつか読めるといいなと思いました。
Posted by ブクログ
他の方のレビューにもあるように、主人公の母親の胸くその悪さがすごい。めちゃくちゃリアル。だからこそ、2人の恋の息吹を感じられます。どこかの町の片隅で、こんな恋があると、ごく自然に感じられる。
問題が解消されなくても、誰かがいてくれるだけで、人生はまったく違うものになる。きっと2人は大丈夫。あたたかい気持ちになれる素敵な作品です。
Posted by ブクログ
健気受にとても切なくさせられる、甘味と辛味が絶妙コンビネーションラブでした。
イケメン人気作家(ゲイ)×恋を知らないメガネ屋さん店員(DT)。
律の「健気」は、生まれて初めて好きになった倫太朗に対して自分なんかが…とか、不釣り合い…とかネガティブな気持ちもありながらのかわいい恋心にもちろんすごく感じるんですが、それ以上に、毒親のせいでトラウマができてしまったにもかかわらず、一生懸命耐え忍び続けてきた息子としての姿にも感じてしまったのでした。
律の人としての優しさが沁みてきました。ふつうだったら、あんな母親絶縁ものです!自分を責めるのは違うと言ってあげたかった!!
でも、そんな律を救い出してくれたのが倫太朗ですね。
トラウマのせいで恋愛を遠ざけて生きてきた律に愛する気持ちを目覚めさせてくれた、とても愛情深い貴重な攻様でした。
でも、一番活躍してくれた影の功労者はなんと言っても健児ですよね~!
律が母親に言えなかったことガツンと全部言ってくれて、スッキリさせてくれました。母親の方は一生あのままかもしれないけど、律は倫太朗ブラザーズのおかげで強く自分らしく変わっていけそうで安堵しました。
恋愛に関しても、今回の攻様はタクラミ系でもチャラ系でもなく、誠実なハートの持ち主で、安心感あってこれもほっとさせられました。
あと、ショッピングモールの雰囲気がとてもリアルで共感するところもいっぱいあって、酷い母親の登場でどんよりしてしまった気持ちを和ませてくれてよかったです。
律にはこの先一生、倫太朗の愛に自信を持って応えてほしいし、健児を含めて家族になって幸せに生きてほしいです。
Posted by ブクログ
月村先生の作品は初めて読みましたが、読みやすかったので一気に読破しました。
ときどき自分にはあまりフィットしない表現があったなぁと思いますが、ストーリーがよく二人が徐々に近づいていく姿にドキドキしました。
月村先生の他の作品も読んでみたいです。
Posted by ブクログ
安定安心の月村さん。自己評価が低く、毒親の呪縛から抜けられない不憫受が主人公。優しくていい子なのに、報われない痛みに胸が刺さる。
そこに優しくて大人な攻が現れ、受を幸せにしていくという王道なストーリー。yocoさんのセンチメンタルな絵柄にも合っていて、目新しさはないものの、いつものじわ…っと幸せに包まれる展開に浸れました。
難を言うなら、肝心の毒親が改心していないところが気になった。これからも主人公を悩ます存在なんだろうなと思うと、幸せばかりでないような気持ちに。ご都合主義でも、縁を切ってしまえたら良かったのに。
うーん…これは…
先生の話も好き イラストもめっちゃ好み
でもこの話はな〜…
毒親はもう少しやり込めるか、距離取るか、改心の兆しが欲しかった…
律側の心の成長や幸せな環境の変化だけじゃ、こっちの胸の澱は解消できない!
でもそれをすると、律が傷つくんだろうな…
もやもやする〜‼︎