yocoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作はドラマチックな出会いから愛を確かめ合う初々しさが魅力的な物語だったが
今作は二人の関係を障壁と成長を盛り込みながら丁寧に描いているお話だった。
日本人はジェイムス(保守的)の方に共感する人も多いかと思うが、ベンの柔軟な言動には新鮮な驚きと発見があって面白く読み進めることができた。
印象的なのはタフにふるまってきたベンが両親の訃報の記事に内心では大変なショックをうけていたことをジェイムスが気づく場面。人は表面だけではわからない。恋人なら尚更パートナーの内面をきちんと知り、心に寄り添う努力を怠っては良い関係を築けないのだと感じさせられる。
また、ジェイムスが玉座の間にベンと訪れる決断の場面は -
イラストに惹かれて購入
月村先生すきなんですよ
月村先生の作品にしては展開が早い?
今回の屑設定は母親でした
あそこまで自己中だと、情もそのうち枯渇してしまう
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Posted by ブクログ
ネタバレ山崩れを意味する「蛇抜(じゃぬけ)」という苗字をもつ苑(その)は、苗字故になかなか友だちを作れずにいた。
その田舎町にあるクラフトビールの会社の息子が同級生の明渡(あきと)。
人気者の明渡は、陰キャで両親にもネグレクトされている苑にも優しく接してくれる。
小学5年の時、苑は両親のことで夜に家を飛び出し、名前のとおり山崩れに会ってしまう。が、明渡が手をのばしてくれて助かってしまった。本当は死にたかったのに。
明渡のおかげで、苑は無事だったが、明渡はしばし入院してしまった。
退院してからも明渡は苑をかまってくる。
二人は高校生になった。
優秀な明渡は頭のよさに相当する高校をうけず、苑と同じ高校に -
Posted by ブクログ
表紙にもなっている2人がチェスをする出会いのシーンが特に印象的でドキドキする。海外ならではの関係の築き方やお互いの社会的立場が恋愛に大きな影響を与えているのも、二人の今後の関係がどうなっていってしまうのか?と気になってどんどん読み進めてしまった。ジェイムスとベンそれぞれに葛藤を抱えているものの、タイプの違う二人だからこそ前に進むことができるのではと読者は期待が持てる。
カミングアウトに関しては、国や立場の違いはあっても、その影響とその後の人生を考え、全世界共通で大きな葛藤を抱える人は多いのだと改めて考えさせられた。
また、職場の仲間との会話に海外ではLGBTQ+に関しての理解がすすんでいるのだ -
ネタバレ 購入済み
恋人というよりパトロンの話
先生の作品が好きで追いかけて読みました。
オペラ歌手を目指す日本人の凛が、音楽学校で自身の進退に悩んでいる時、やり手起業人のイギリス人エリアスに出会い、愛人契約を結んで歌手デビューをする。エリアスには同性パートナーがいるので、何人もいる恋人というか、愛人。さらに歌手活動のパトロンでもある。
芸術家とパトロンに身体の関係があるのはありがちだけど、お互いグズグス何年も同じ事を繰り返す、先生もイライラする問題ありありカップルでしたね。
芸術家のお話だと、ラプンツェル〜の方が好きかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ見た目は少年、中身はおじいちゃんな天崎さんが気になって購入を決めた。
基本的には無邪気で年の功ゆえか鷹揚としているけど、なんとも言えない危うさがあって放っておけないひとって感じ。
そもそも神隠しでカミの供物になったとか、そのせいでカミに狙われてたりする激重過去持ちのおじいちゃんだからね……更に元を辿ると生きている人間の怖さにぶちあたってオーバーキルだよ。
そんな天崎さんの相棒――カミに姉を殺されたことがきっかけで霊感に目覚めた元警察官の津々楽。
最初のほうは心に傷を負った大型犬みたいだったけど、天崎さんがカミに傷つけられると瞬時にスイッチ入ってバーサーカーモードになるのがよかった。カミとの取 -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵に描いたような完璧なハッピーエンドだった。
でも、グシオン側に愛があったから良かったけど、かなり危ない橋というか、普通なら5回殺されてもおかしくないような国家間の裏切りだよね。すぐ殺されずに魔力タンクに生かされるんじゃないか?と輿入れ道中を読みながら思ってたけど、まさか肝心の魔力が・・・。というか、父王もそういう国家事情があるなら4人と言わずに子供たくさん作っときなよ。とかBLが成立しないことを考えたりしちゃう。
とはいえ、ハッピーエンドになる前提のストーリーという感じ(伏線というよりもはや上手くいきそうな描写が多い)でそこまでヒヤヒヤはしなかった。
予想通りのハッピーエンドなのでも少しギリ