yocoのレビュー一覧
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購入済み
ファンタジー!!!
創作であっても、現実世界の痛みのないファンタジーって大人は読めないものです。そして、100%完全無欠の幸せもいくらファンタジーでもねぇ、と白けるのが大人のたちの悪さ。この作品は、いわば痛みの残るハッピーエンド。猫人の可愛らしさに萌えながら楽しく読み進み、最後はじわりと涙が。繰り返し読みたくなる良い作品です。
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購入済み
良かった!
久し振りに良質なBL恋愛小説を読みました😃
二人が出会い親しくなり恋に落ち、共に人生を歩んでいく決意をするまでが丁寧に描かれていて、まるで一本の映画を観ているようでした。
趣味を楽しみながら、自分達の仕事に真摯に向き合い生きている、大人な二人の恋愛です。
お互いの立場を認め合い、さりげなく支えあえる関係って素敵だなぁ
水原先生お得意のドンパチはもちろん、とりたてて大きな事件は起きませんが、しっとりじっくり恋愛を楽しめました。
水原先生の「恋愛に真面目に取り組むキャンペーン」がまだまだ続きますように~ -
Posted by ブクログ
ネタバレ※ネタバレあり
前半は攻めの強引さについていけなかったしエロ描写が異様に力はいってて違和感あったんですが、後半からはもうひきこまれちゃって涙流しながら読んでました。てっきり記憶喪失ものかと思ったけど良い意味で裏切られた。攻めが昔の脳のダメージ?のせいで受けを好きになり、手術でその感情がなくなってしまうというある意味地雷要素。だけどそこの二人の微妙な関係が切なくてやるせなくて…前半の流れが後半でよく活かされてたと思う。これは報われないパターンかとヒヤヒヤしたぶん、また攻めが受けに気持ちを寄せていってくれたことに安堵しかなかった…。一穂さんってテンプレな話が少ないような…ちょっと自分的にアタリハズレはあるけど素晴らしい作家さんですね -
購入済み
丹波が格好よかった!
謎の男・丹波さんがよかった!小栗は比較的裕福な家の一人っ子で、おっとり育ったんでしょう。実家住まいでサラリーマンとして平凡な日々を送っていたところ、いきなりトラブルが我が身に降りかかってきて、さあ大変!
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ネタバレ 購入済み
美しいイラストと美しい物語
毎回このシリーズが楽しみです。今回の舞台はロシアのサンクトペテルブルク。別の雪豹の一族も世界にいるらしいと作中にあったので、そういう事なのでしょうね。
あの美しい街を想像しながら読み進めるのは、美しいyoco先生のイラストも相まって最高でした。華藤先生は取材で彼の地に行かれたそうで、なるほど通りでという感じです。ただ、ちょっとパターン化してきたか…?孤独で一途なちょいヘタレ攻めと純粋で不憫で健気な受け。あと呪い。それでも不思議な物語にのめりこむには充分だし、というか私がこのパターン好物なのかも?もふもふ大好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
家出し知人から暴行を受けて逃げ出したところを、骨董商である花賀屋に拾われた十有。傷ついた心と体を慈しむように愛でられて……。
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葵居先生の作品は「とろけるまで縛って」がどストライクだったのでこちらの作品も期待していたのですが、実は私、敬語攻めがあまり好きではないのです。(単純に趣味ではなく、萌えられないので)
こちらの作品が敬語攻めを取り扱うと知ったのは本を購入してからで、正直、萌えられるかどうか不安な部分もあったのですが、いざ蓋を開けてみたら自分でも信じられないくらい萌えてしまって、本当に吃驚しました。
今までのケースだと敬語攻めってだけで読書意欲が半減してしまい、読み終わるまでに時間がかかっていたのですが、それがどういう訳かまるで嘘のようにスラスラ読めてしまい、ある意味ショックでした(笑)
考えてみれば、「とろけるまで縛って」もSMあんまり好きじゃないのにめちゃくちゃ萌えたので、改めて葵居先生ってすごいなと尊敬してしまいました。
敬語攻めでこんなに萌えたのはこの作品が初めてです。
今回は骨董商を営む上品な変態紳士攻め・花賀屋と、愛に怯える傷だらけなツンデレ受け・十有のお話で、物語中盤辺りまではとにかく甘くて花賀屋の凄まじい紳士っぷりにクラクラしつつ、最初こそ手負いの猫のように警戒して刺々しかった十有が次第に絆されていく様子が丁寧に描かれているので読んでいて楽しかったです。
しかし表紙の雰囲気で大体察しがつくように、ただ甘いだけでは終わりません。
物語が後半に進むにつれて徐々に不穏な展開に…!
花賀屋の歪んだ本性が少しずつ明らかになっていくのですが、いかんせん物腰だけは柔らかいキャラなので紳士的な仮面の裏に潜む闇が垣間見える瞬間は恐ろしく、ゾクッとしてしまいました。
根っからのあまあまものを好む自分としては甘さの中にも緊張感を感じさせる後半の展開(特に手錠のくだり)には少しヒヤヒヤさせられましたが、最後は読後感の良いしっかりとしたあまあまハッピーエンドを迎えてくれたので心底ホッとしたのは言うまでもなく。
表紙だけ見ると物凄く暗くてシリアスなお話なのかな?と警戒されそうですが、中身はそれほど暗い訳でも重い訳でもないので、年の差CPや紳士攻めが好きならまず問題なく楽しめると思います。
因みに今回もエロシーンは割と多めなのですが、攻めが変態という事もあってねちっこいものが多く、潮吹きやおもらしネタなども含まれているのでスカ系が苦手な人は少し注意が必要かもです。
葵居先生は心理描写が丁寧で非常に説得力のある文章を書かれる方なので途中で引っ掛かる事もなかったですし、ページ数に見合った読み応えのある作品だったのでこの作品で出会えて良かったと思いました。
あと、yoco先生のイラストもほんっっっとに素晴らしく、最近のyoco先生のイラストの中で一番好きかもってくらい萌えました…。花賀屋がハンサム過ぎてつらい…(笑)
おかげで印象に深く残りましたし、とろける〜同様お気に入りの一冊になりました。
葵居先生サイコーです…! -
Posted by ブクログ
愛情をつなぎながら懸命に日々を生きる皆がいとおしくなります。坂道のソラから春へ、まで。
副社長のスパダリぶりを夢のようにうっとり感じながら日々を着実に積み重ねていく一吹。お姉さんが元気になったことも新しい家族の絆が出来つつあることも素直に良かったねえと思います。
甘い甘い日々をすごすアキと美里。
美里の前のアキは嫌味なくらいのイケメンのスーパー彼氏様っぷりで翻弄される美里がひたすらかわいい。二人のデートの様子とともに積み重ねてきた日々の断片が綴られる様子は妬けるほど。
不器用なりに十希を大切にしようとする旭の想いのひたむきさと想いの強さ、アキと旭の両方が「いつか置き去りにしてしまうかもしれない」恐れを抱きながら「最期」に向き合うところに強い愛情を感じたり。
デビュー作「手紙」はお互いを依り代にしながら離れていくしかない二人の残した気持ちが綴られる手紙によって語られる物語。
うん、綺麗に曇ないハッピーエンドではないあるべき結末を迎えるのが朝丘さんだなぁ。
コラムはなんの本について語ったのか明かされないのが???ですが、あとがき含めて朝丘さんの信念が伝わってきてじんとしました。
書くことへの向き合い方を改めて見つめ直してこれから先に進んでいく、という決意表明のようでもあり。 -
Posted by ブクログ
坂道のソラから三年後のスピンオフ、リアルでの出会い→アバターでの交流、だったシイバとソラからは一転、ネットでの出会いと勘違いから生まれる優しい恋模様。
ううん、ちょっと懐かしいノリではあります。
前回はほぼ一対一のコミュニケーションだったアニマルパークでの交流や遊び方がふんだんに描かれ、こんなにほのぼの優しい人たちと出会える世界なら実際に遊んでみたくなります。
大人になり、挫折を経験してあとは朽ちて行くだけと諦めの中にいた大人と、マイノリティへの侮蔑や息苦しさに耐えながらまっすぐなひたむきさを忘れない純粋で優しい少年は朝丘ワールドの鉄板でありますが、それゆえの安心感があるのも確かなのです。
悩むのも思春期の子どもの仕事、とまだ見ぬ先の未来や焦燥に向き合う姿を見つめるまなざしはとても優しい。
シンのぬくもりに焦がれ、自分を偽ってしまった苦しさに悩むヒナタの純粋さに胸がつまされました。
主人公カップルだけでなく、アニパーに集う人々それぞれにドラマがあり、シンとヒナタ交互にリアルとアニパーの世界両方での人間模様が彼らの交流と折り重なって行く様にハラハラしたり、キュンとしたり。
それにしてもヒナタくん、ネットで出会った人にそうかんたんに本名や住んでる場所を教えたらだめだよ。
副社長と一吹はこれでもかというほどラブラブ(社内の人にも一吹のことは公にして知られてるってことですよね、これ)、ミチルちゃんは嶋野くんがかけてくれた言葉を胸に抱いていまも歩んでるんですね。
あいも変わらずの、ひたむきな優しい絆に守られた世界でした。
そして時に本気で嫉妬して男らしく真摯に向き合っていく新さんまじスパダリ…ご馳走さまでした。笑 -
Posted by ブクログ
スピンオフに備えて再読。うーん、やっぱり好きだなぁ。
通勤通学のバスの中から始まるドラマ。
いつも乗り合わせるおしゃれな会社員賢司と高校生の一吹。痴漢の被害に遭う場面に立ち会われるという不本意な出会いながら、ひょんなことから年齢も立場も違う二人がごく自然にコミュニケーションを図っていく。
賢司には後に明かされる重い過去、それゆえに一吹を意識してみていたという事実が明かされるのですが、二人とも早く大人にならざるを得なかった二人だったんだなというのがしみじみと。他者との間に境界を引きながらそんな自分のあり方に真剣に悩み、賢治との対話を通して踏み出す勇気を持とうとする一吹は思慮深くて真面目で優しくて本当にいいこ。
賢司にしてみれば正直なところ、まっすぐで純粋で、これからたくさん友達を作って広い世界に羽ばたいていくのを見守ったあげなければ…という感じでそりゃあ焦りや不安にも襲われるはずだよね、と。
盲目的なほどの愛情を前に怯んでしまう賢司の姿にどうしようもなく胸をつまらされる。
アバターを通してのチャットでのコミュニケーションは顔も見えなければキャラクターが身代わりになってくれるがゆえに現実とは違う。
バーチャルな世界での言葉のやり取りと現実での違いに打ちのめされながらも、「現実」の世界でちゃんと周囲に自分を知ってもらうことを諦めずに対話を図ろうとする一吹はとても良い子で大人で、心が洗われます。
朝丘さんキャラの中でもふわふわ可愛らしすぎない地に足のついた文体で思考が綴られるので入りやすい感じはあったかなぁ。
恋の成就だけではなく、親や周囲の人たちに納得でしてもらって二人で生きていく道を模索しなければ、とというところまで踏み込んでいつもの日常に帰っていくところまできちんと描かれているのが朝丘さんだなぁと。
ずっともどかしい恋に溺れる一吹が描かれるので、後半の成就後の甘々展開がご褒美デザートだと思えどもちょっと気恥ずかしかったかな…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝丘さんにしか描けない世界観で、愛する事の苦しさと喜び、生きる事のかけがえない幸福が描かれていて、キャラクターみんなが真摯で愛おしくて堪らない。
夏に出会った暁天とリンの不穏な空気に『これから季節が巡った先で二人は表紙のような穏やかに笑いあう関係になるんだよね? どうやって??』とハラハラさせられたのですが、成る程そうきたかー……と。
頑ななリンの気持ちを溶かして愛する事、限りある時間を精一杯生きる喜びと優しさをプレゼントしてくれる暁天さんの優しさに胸がぎゅうっと包まれるよう。
恋に憧れ傷つく病弱な少年と天使の出会い、天使の設定から生まれ変わったその先で約束を果たす下りは切なくて綺麗で優しくてぐっと胸に迫るものがありました。
綺麗で優しい光の雨が降り注ぐよう。
暁仁にはやきもきさせられましたが、人間の狡さや脆さが丁寧に拾い上げられて、彼と妻の明美が人生のパートナーとしてきちんとお互いを受け入れ共に生きていけるようになったのには素直に良かったなと。
脇役まで余すところなく魅力的で、特に明美と猛が好きです。
おまけ冊子までボリュームたっぷりの中、丁寧に穏やかにひとつずつ感情を掬い上げるような優しい世界が広がって、読後は胸いっぱいの優しい気持ちに包まれるよう。
それにしても、何度生まれ変わっても短命と同性愛の苦しみを抱えて生きる運命のリンも辛いけれど、そんなリンと限られた時間を生きて、必ず別れの辛さを乗り越えなければいけない事を覚悟してそれでもリンに愛する事の幸福を教える、何度でも生まれ変わって見つけ出してリンを幸せにする、と、苦しみを乗り越えて人生を全うする覚悟を決めている暁天は本当に強くて優しい……。
愛する事のかけがえない喜びと奇跡か溢れたお話でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ予約して楽しみにしていた今作。
時間のある時に、大事にじっくり読もうと思ってましたが、
あまりの表紙の美しさに衝動を抑えきれずに一気読み。
はあぁぁぁぁぁぁぁ…………(溜息)
何でしょう、この充溢感。
何だかどんな言葉を選んでも陳腐になってしまうというか、
取りあえず読んで良かったです。
輪廻転生ものは使い古されたネタだと思っていても、書き手によって
その色は様々で、今回の朝丘さんの転生ネタは胸があたたかくなり
たまらない幸福感に満たされました。
幸せの感じ方は十人十色ですが、こういった形が苦手という人も一定数
いると思いますので、好き嫌いは分かれると思います。
お涙頂戴だと思うかもしれません。
でも、何度でもリンのことを見つけ出し、愛してしまう暁天と、
生まれ変わって記憶をなくしても、やっぱり何度でも暁天に恋を
するリンが愛しくて愛しくて。
幾度となく繰り返される輪廻の中で、このふたりの紡ぐ幸せを垣間見る
ことが出来て、たまらない満足感でいっぱいです。
リンも暁天も尊も、そして明美やるりも、みんな素敵なキャラで好きでした。
唯一、転生前も転生後もクズだなと思ってしまうのが瑛仁なんですが、
これもこの人の役割だと思えば納得出来ないこともない……。
小冊子もボリュームがあり、最後の最後まで丁寧に描かれる二人の様子に
こみ上げてくるものがありました。
読み終わった後でもう一度表紙を眺め、そこに掛かる虹と、キラキラ光る
雫を見ていると、胸が熱くなります。
ずっとふたりが幸せでありますように。
そう願わずにいられないようなお話でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ舞台はメキシコ。元軍人のエディはある目的を持って麻薬カルテルの牛耳る街へ足を踏み入れる。そこで出会ったのは、麻薬カルテルのナンバー2に育てられ、組織の一員として働く美しい青年アキだった。それぞれの事情を抱えながら、二人はどうしようもなく惹かれ合う。
ときには女装姿で男に近づき暗殺もこなすアキだが、その内面は愛を彷徨う子供。エディに心を許して甘える様子がとても可愛い。エディも、無骨で誠実ながらどこか可愛い。
全体的にダークな雰囲気でストーリーも重ため。エディとアキはお互いに一目惚れといった様子で恋愛の課程はすっ飛ばされている印象だが、そこはそういうものということで…。
恋愛以外の話の核となる部分が作り込まれていて、最後まで楽しんで読めた。DEADLOCKシリーズが好きな人は好きだと思う。