yocoのレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
番に弱くてメロメロな王様可愛い
まず、yocoさんのイラストが素晴らしい。家族で絵本を読んでいる光景、下の子が肩に乗ってるのがめっちゃ可愛くて悶えました。
ストーリー自体はよくあるオメガバースに加え異世界召喚→王様とくっついてイチャイチャしたり事件が起きたり…なんですが、主要人物に悪人がいないことと、堅物で真面目でメロメロで一途で天然な王様のキャラが気に入りました。コメディタッチで軽やかに進むストーリーとキャラ立ちした主人公カプ。言葉が通じなくてお互いにじれじれしたり四苦八苦してる様が可愛い!
初読みの作家さんでしたが、大変面白かったです。 -
購入済み
今更でしょうが、、
良い!この世界観大好き、樋口先生も大好き!今作の主たるテーマが礼の根底と仕事含めアートですが、小説ってアートですよね〜と強く思います。作家の手から離れた作品は一人歩きして受け取り手の捉え方次第で生きもすれば簡単に死んだりもする。作中のデミアン(私自身大した知識はなくとも美術鑑賞、アートは好きです)全ての芸術においての作家さん(ないところから何かを生み出す力)の総代表みたいで、繊細なのに不器用すぎて、、めちゃくちゃ泣けました。シリーズ通しての根底のテーマは「寂しい子供たちと愛について」でしょうか、それぞれの成長も涙無くして語れない(読めない)、深く良く創造された世界だと惚れ惚れします。とゆーのも
-
購入済み
カミルの素直さ、胡桃の不器用さが本当に微笑ましく、何度も読み返しました。重厚なミステリーなのかと構えていましたが、周りを取り巻く人達も味があって、最後まで難しく考えずに読むことができました。読み終わるの勿体ないと久しぶりに思わされた作品でした。
-
購入済み
執着と馴れ合いという言葉が胸にささりました。尚三と哲、尚三と胡桃の掛け合いが、重くなりそうなお話を丁度よく押し上げてくれていた気がします。掛け合いもっと読みたかったくらいでした。絵師さん買い(紙の本先に購入)でしたが、何故もっと早く谷崎先生のお話読まなかったのかと後悔しました。これからたくさん読ませていただきたいと思います。
-
ネタバレ 購入済み
なんだよそれ~ 良すぎ(泣)
もうね...
これさらに終盤よくて、ず~っと泣かされっぱなし
最初は2人のケンカップルていうか、じゃれあってるだけみたいな雰囲気がつづいて
「バカっぷる」になるまでのイチャイチャが軽快で。
好きな子いじめる小学生みたいな大人と、むじゃきか!って大人の入り口みたいな子とのやりあいがほほえましくて
でもやっと2人で幸せに生きていける。って所で、深ぁい「家族」ってテーマに入っていく
優しい人たちの集まる、優しい空間で、しあわせだなぁ~って涙がてくる。
悲しい別れまでの時間も、優しい時間流れていて涙がじんわりでてきて。
朝丘戻先生の深々と雪の様に降り積る言葉達がこのお話の空 -
ネタバレ 購入済み
200歳の年の差
深い森、ドラゴンと魔法使いと妖精と、王子様。ファンタジーです。罪を着せられ、森に打ち捨てられた王子は不思議な力を発揮しはじめ、樹木や動物と心を通わせる。そして魔術師の弟子となり溢れる才能を開花させる。王子は怖くなると身体が縮んで赤ちゃんや幼児になります。時々舌足らずな喋り方になるのが可愛い!!!
これには齢にひゃく越えの師匠も心を開くわ。ありとあらゆる意味で可愛らしい弟子。そして王子は心身共に成長していきます。
眩いばかりの弟子に、師匠は絆されます。
七変化を見せる若い恋人!王子様、強い!
自然災害をきっかけに、王子は国民を救うために立ち上がることに。もしかしたら、どちらかが命を落とすかも知れ -
ネタバレ 購入済み
まさにローマの休日!!
初めて外国の作家さんのBL本みました。情熱的で違和感ないどころかエロいし読みごたえバッチリでした。外国映画を見てるみたいな、、登場人物の言い回しが素敵でジェイムスとベンの魅力があふれていて。映画「ローマの休日」も好きなので、お家お泊まりデートとか公園にお忍びで行くとことかキュンキュンでした!!
王子と記者(一般人)だからこその葛藤に胸が熱くなりました。王族であるからこそゲイであることのカミングアウトの困難さ、パパラッチからの自由のない生活。
映画みたく二人が出会いを思い出に秘めて生きていくっていうよりはベンが障害を乗り越える決断をしたことに驚きで!希望の残る感じで終わってるので続編あったら -
購入済み
素敵!
どれもすごくツボなお話でした!
騎士がヒーローのお話でいつもキャーッ!って思うのは、背中に手を回すと背が広過ぎて手が回りきらない、って描写。あと絶倫。たくましき漢は最高です!
4話目の作者さんのお話は初めて読みましたが、1番ソーニャ感が溢れてました。執愛って感じ。
他のお話も読んでみたくなりました。 -
購入済み
騎士萌え
いやぁ、良かった!好きな作者さん達の初めての短編、さすがどの作者さんも力量のある方達なので、どの話を読んでも面白く素晴らしかった。ソーニャなので、腹黒や執着系のお話だけど、この本はまだマイルドで読みやすかったな。やっぱり騎士良いわぁ❤️
-
ネタバレ 購入済み
ページをめくると数年経ってたりするけれど、ジェットコースターみたいに目まぐるしいのじゃなく、セピア色の映写機から流れる映像を見てるような静かさがある。とても良かった。
-
購入済み
大人の恋愛の話
表紙で買いました。その前もレビューを見て、自分のお好みだが、最近期待した本が皆引っかかるところが多いから、余り期待しない方が良いと警戒していたが、かなり満足な一冊でした。
最初、バイクが好きな二人が偶然に出会えて、その二人の旅を延々と描く話だと想像したが、仕事の面も丁寧に描写され、リアリティを感じます。好きだと確信しても、衝動に駆けられず、一歩一歩相手の気持ちと「二人の相性」を確認してから、これから一緒に生きて行くと決めるところがさすが大人の恋愛と感心しました。
穏やか話で、ちょっとしたもどかしさと甘酸っぱさがありますが、ちゃんと男の味があります。むしろ、男二人しかできないラブストーリーで -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズもこれで晴れて完結になるのかな? 四組のカップルの繋がりと、日向の弟である直央と親友忍のカップルの馴れ初めが描かれるボリュームたっぷりの物語。
あたたかな絆がみなの「未来」を色鮮やかに優しく描いていく。
それが作風とはいえ、ホモフォビアの厳しすぎる描き方はどうなんだろう〜〜とだんだんしんどくなってきつつあるのですが、凝り固まった固定概念や価値観から抜け出せない両親に対してきちんと向き合っていく姿や昨今のLGBTの社会での扱われ方も盛り込んでいくあたりには一過性の「とりあえずいま付き合っているふたり」ではなく、共に生きていく人生について考えているんだなぁという感じ。
朝丘さんの家族観の捉 -
購入済み
愛と芸術と英国
ともかく愛、愛、愛!これに尽きます
作家様の叫びのような愛とは、、アートとは、との言葉の数々には深く考えさせられました。
パブリックシリーズはやっぱりBL小説の域を越えてます。出てくるキャラに全員会いたい。みんな素敵すぎる -
購入済み
読み応えあり
あとがきに「長い、分厚い」と作者が書いていた様に
本当にどっしりとした読み応えでした。
電子版でしたので、手に取った分厚さはわかりませんでしたが
読み進めている途中あれ??と思って進捗Pを調べてみるとまだ半分も読んでなかり
でも全くだらだらした感じはなく、ゆっくりとじりじりと喉元をしびれさす心地よい感覚でした。
ケイトもスタンも似た傷をもちながら、立場や思考の違いで、別の生き方をしていた
同じパブリックスクールという囲われた世界で、交わらないと思った2人が
いろいろな思惑の中で、向き合わされてぶつかりながら、お互いを思いあう
素敵なストーリーでした
本編の数年 -
ネタバレ 購入済み
面白い
レイとエドも相変わらずラブラブしていて、大満足なのにレイのイギリスでの転職活動や活躍の話も本当に面白かった。
作者があとがきで書いていたが、取材をしていたようで、その場にいるようなドキドキ感があり読むのが止まらなかった。
四苦八苦してるレイも可愛い。 -
ネタバレ 購入済み
深い解釈
樋口先生もあとがきに書かれていましたが、蜜月にしては苦い日々が描かれていて、なかなか息苦しい気持ちで読みました。愛情や権力や欲望など、いろいろな人の感情の深い部分に踏み込んだ内容で、どっぷり小説の世界に浸りました。そして、礼の強さや純粋さを読んでやっぱり大好きになりました。また続編が出たらうれしいな。