yocoのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
自己肯定の低い者同士の共依存
バッサリ言うとそうなるのか。
大学で知り合ったゲイ同士。家庭環境に恵まれず、共に自己肯定感が低い。音楽に執着の様なこだわりがあり、バンドサークルに所属する。1人はボーカルとして、1人はマネージメントを主として。
タイトルがキャッチーなので内容が気になった。そこは想像通りだった。親友だったはずなのに、カタチが変わってしまった。必然だとも思った。 -
ネタバレ 購入済み
実験小説っぽいラノベBL
読みやすく、どこかユーモラスな空気感が漂う筆致にさらに磨きがかかってきたように感じました。もちろん今回も色彩の美しさは健在です。特に角…
絵師様がまたピッタリ多謝〜 他作品でも絵師様のを拝観しておりますが、いつも溜息が漏れる美麗さに眼福眼福眼福… 表紙絵の目力が、蕩けそうな目が、また佳き!
はじめ、物語の設定に、???ばかりでして、拝読しながら、作者様は何を描こうとしているのだろう、と混乱もしました笑。鬼という日本昔話っぽいキャラを使いつつ舞台は英国。階級社会が厳然と残る英国を、鬼社会へと拝借景でしょうか? 異人を鬼と評し恐れたこともある日本史にならい舞台を外国としたとか?
え? もう一つの人族世界における温暖化の影響? うわぁ~、平行世界を、こう描く!! 多世界解釈を描くにしても、かなり実験的な作品だなぁと思いながら面白く拝読しました。
主人公の白鬼くん受けと赤鬼さん攻めのやり取りに、身分差や階級差はあっても、横槍が全く無い展開です。また白鬼くん受けは健気だけれども何だかんだで強かな一面を自省もしていて、結局一周回って白鬼くんは健気、赤鬼さん攻めと致すのもおするすると… 波乱万丈な物語を好まれる方には物足りなさが残るかもしれません笑。
エンディングも、最近のラノベとは一線を画し、未来を読者へ丸投げです。人様によっては不完全燃焼での放置と捉えるかもしれませんが、今作品はこれが味わい深いって思います。かつては割と丸投げ小説が多かったと思いますが、今は番外編が花盛りで、そういう最近流行の構成を好まれる方にはお勧めしません。
最後に苦言を一つ。何ヶ所か、同じ言葉(文脈)での説明(表現)だなぁと引っかかりもあり、それでも許容範囲でしたので敢えて論うことはしませんが、ノイズになりますからご注意願いたく。 -
ネタバレ 購入済み
最初のミカはぼろぼろ状態で酷い仕打ちされていろんな周りが悪魔に見えて。ラインハルトと出会って彼の愛の深さ。ミカを陥れたものを見事に報復してくれてスカッとしました。二人の結末がほんと温かく幸せで涙が溢れてきました。良い作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ都合よくセフレ扱いしかされない遙佳が恋愛を諦めて作ったのは自分だけのヒューマノイド。
完成した理想を詰め込んだヒューマノイド、凌人。
完璧な顔と身体、かっこよくて可愛くて遙佳だけを愛している“ふり”をしてくれる…。
"ふり"なのに途中まで遙佳は凌人の言葉や行動に疑問を持たず遙佳を「愛して」くれていると信じていて、でもあるきっかけでヒューマノイドは人を「愛する」ことは無いのだと知り全てわかっていたはずなのに切なくなり凌人を「恋人」扱いをやめてしまうのにはやるせなさが。
凌人にとっては自分は遙佳が作ったのに拒絶されて戸惑い悩み何とか「恋人」に戻ろうとあれこれ頑張るのにそれが裏目裏目に出てしまうとかもどかしくて仕方なかったです。
そして凌人は遙佳を「愛して」いる事に気付き、でも遙佳と心がすれ違ってしまうのにはハラハラで。
けれど遙佳の先輩の登場で凌人が遙佳の為に怒り取ってしまった行動で2人の気持ち、特に遙佳の変化が凄く良かったです。
恋人に戻った2人の甘々さ、最高でした。
あとがきにありますが恋愛ポンコツの遙佳は凌人により成長、愛を知らないヒューマノイドの凌人が遙佳により愛を知る、良かったです!
特典ペーパーでは遙佳の嫉妬が可愛かったです。 -
購入済み
最初から最後まで
ライハルトと出会うまでのミカの境遇は辛いものでしたが(出会った最初の頃も)本来の勁さというか性格的なものか暗くなりすぎないとこがいい!あとがきまで含めて一つの話として楽しみました。
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購入済み
すごく良いお話でした。そして、すごく泣けました。ライハルトもミカも大好きです。最後までお互いを想い愛し合い、それを言葉にしているのが素敵でした。エルのことは予想していなかったことだったのですごく嬉しかったです。たくさんの人に読んでほしい作品だと思いました。
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ネタバレ 購入済み
ティッシュをご用意ください
幼少期に虐げられて育った過去を持つ対照的な2人が出会い、いつしかかけがえのない存在になっていく物語。涙腺が刺激される作品なので、ティッシュをご用意いただくとよろしいかと思います。
物語冒頭から虐げられている黒猫獣人のミカがとにかく可哀想なのですが、黒猫化した状態でライハルトとエルマーに保護された様子はどこかコミカルです。ぷるぷる震えながら悪態をつく小さな黒猫を想像して思わずにまにましてしまいます。
所々コミカルなシーンを挟みつつも物語の展開は重め。これでもかとばかりにミカに襲いかかる不幸に胸が痛みます。そしてライハルトもまた幼少期に虐げられた過去を持ちます。その怒りを原動力に富と権力を手にしたその生き様はミカとは対照的。そんな彼を、ミカは『外国の人間』に例えます。虐げられて育ち、満足な教育は受けられなかったであろうミカの聡明さが窺えるこのエピソードはお気に入りのひとつです。
一方、魔女とツカイの設定が出てくるのが突然でかなり戸惑いました。が、親族がミカを探してくれていたこと、ミカが天涯孤独ではなかったことが本当に良かったです。
そして途中から見事にスパダリ化したライハルトの行動もこの作品の見どころのひとつ。ミカのためにインフラ整備までしてしまうライハルト。これこそ正しく『スパダリ』なのではないでしょうか。
そんなスパダリ·ライハルトがミカと交わした約束が、物語の最後に果たされます。
切なくて温かくて、涙が止まりませんでした。
ぜひ読んでいただきたい作品です。 -
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すっごく素敵なお話でした。母と兄を失って虐げられ、全てを諦めたように生きてきた黒猫獣人のミカとこちらは虐げられた幼少期だったけれどその怒りを秘めて生きてきたライハルト。2人はお互いがいて初めて満ち足りた人生になりました。ライハルトの愛情が深すぎて、最後は泣けてきました。
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ネタバレ 購入済み
苦しくて泣くBL
今まで中華BLは仙教や道教モノしか読んだことがなく、現代を舞台にした作品には何となく近寄り難さがあった者です。思い切って読んでみたところ、まんまとどハマりし、最終的には原作を購入し、自分で翻訳して最後まで読んでしまいました。
最初はこの2人がBL?予想がつかないな、となりますが、読み進めていけばいくほど、この2人の組み合わせは素晴らしく、それと同時にとんでもない、と驚かされます。
現代モノということもあって、それほど難しい設定や説明等は出てこないため文章自体は比較的読みやすいとは思います。しかし、作中は基本的にずっと暗く、重たいので、「なんでそうなるんだよ、、、」と何度も頭を抱え、容赦のない展開に呻き声をあげることになります。ですが、そんなもどかしさがとんでもなく面白く、そういった展開が好きな方には特にオススメです。