あらすじ
【限定配布されたショートストーリーが付いた電子限定版♪】あの人は、優しさを叱りながらくれる、遠い男――。大学生の結生は過去の失恋を乗り越えるため、SNSで出会いを探していた。知りあったのは、恋愛抜きのセフレを求めている会社員の氷山。キス魔で、つれないくせに優しくて影のある彼に、結生は反発しながらも好きになることを止められず……。恋をして愛することを知り、生きることを学ぶ。やがてふたりが辿り着く愛の幸福とは……。 yoco先生の美麗なイラスト入り♪
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やっぱりいいな。
このシリーズの中で一番好き
最初はまさかのやりチンセフレ?って思いましたよ
でも進んでいくうちに
実は最初からユキを気に入ってたミドリさん
とりあえずひどい元カレを忘れるために誘ったユキさん
ミドリさんのお父さんに対する気持ちも全部受けとめ「家族」に
なっていくところが感動だった
自分がもし同じような立場だったら、どうしただろうかと思いましたね
お仏壇のご飯が大盛りには笑いましたけど、痩せてしまったお父さんに
たくさん食べてほしいからって思うユキさんの優しさがすごく好き
Posted by ブクログ
お仲間の中で一番人気なゲーム制作会社の社長クマこと緑はスパダリ溺愛
天真爛漫的でありながら無惨に散った初恋を引きずるナイーブさもあるユキこと結生
想いが溢れすぎた二人の両片思いにキュン
シリーズもの
朝丘戻先生の小説は泣きすぎて辛いから、久しぶりに読み返しました。またしばらく封印すると思います。でも、またいつか、読み返すんだろうな。
名作!!!!
初めて読む作家さんでしたが、もう。最高でした。
最初は、主人公(受)の優しい性格が可愛いなあ、幸せになってほしいなあ、と思いながら読んでたんですが、物語が進むにつれ、心はもっと深い場所へと導かれます。
とくに物語終盤は、何気ない会話にも心を揺さぶられ、涙がとまりません。
読了後ページを閉じてから、yocoさんの表紙をもう一度見てください。
この作品に出会えて良かったです。
全力でおすすめします。
あと、book liveさんで買ってなくてごめんなさい。
なんだよそれ~ 良すぎ(泣)
もうね...
これさらに終盤よくて、ず~っと泣かされっぱなし
最初は2人のケンカップルていうか、じゃれあってるだけみたいな雰囲気がつづいて
「バカっぷる」になるまでのイチャイチャが軽快で。
好きな子いじめる小学生みたいな大人と、むじゃきか!って大人の入り口みたいな子とのやりあいがほほえましくて
でもやっと2人で幸せに生きていける。って所で、深ぁい「家族」ってテーマに入っていく
優しい人たちの集まる、優しい空間で、しあわせだなぁ~って涙がてくる。
悲しい別れまでの時間も、優しい時間流れていて涙がじんわりでてきて。
朝丘戻先生の深々と雪の様に降り積る言葉達がこのお話の空気感を素敵に綴っていました。
読み終わった後、自然とゆっくりと吐き出すため息がでちゃいました
Posted by ブクログ
出会いが最悪だった二人。原因は結生の嘘のせいだったけれど、この結生の嘘に至るまでの心理が刺さる。同性愛という壁を乗り越えて恋人を得るのは、まだカミングアウトをしていない結生には難しく、その辺の葛藤がなんとも切ない。そんなとき最悪の出会いだった氷山との再会。仕事とアニパーで重ねられていく二人の会話は楽しくドキドキする反面、結生の寂しさが見え隠れしていて物哀しさも味わうというアンビバレンス。好きだな…。後半の、氷山の父親との関わりを通して語られる死生観は、これからの二人の人生を繋いでいくよすが。素敵なお話でした。
Posted by ブクログ
こっぴどく振られたトラウマから割り切りのセフレを探すことにした乙女思考の結生と、そんな結生の誘いに乗ったゲーム会社の若き社長緑の恋のお話。
最初からお互いどストライクに好みだったうえに緑はユキの才能に惚れ込んでいて…。
就職先と理想の恋人が同時に見つかってユキはラッキーだなあという感じ。笑
乙女思考で恋に舞い上がる結生の視点で進むのでぶっちゃけノリは相当軽い。シリーズ三作でもいちばんノリはライトかな。
緑が最初から結生にぞっこんで夢のように可愛がってくれるさまは見てて気恥ずかしいほど。そしてこのふたり、セフレとしてお付き合いしてるのでまぁ〜〜らぶらぶでえっちな関係なので好きな人にはたまらない。
ゲイであることを周囲に打ち明けられず、初めての恋人になってくれた店長には弄ばれ…傷ついて心を閉ざした結生とは対照的に、堂々とゲイをカムアウトする忍は疎ましい存在なのだろうな。
この子の食えなさ加減は朝丘さんキャラでもいなかった感じでなかなか新鮮。
順風満帆とは言えないお付き合いのようで気の毒でもありますが、結生とはいい友達になれてよかったねーという感じ。
年上の優しくてえっちなすぱだり彼氏、に加えて家族との関係性のあり方を見つめなおすのがこのシリーズのテーマかな。
ぶじに結ばれたそのあとは、緑の父親を看取ることに。
命の灯火がかき消えていくのを見送ることで、ふたりは共に生きていくことへの思いを固めていく。
恋愛の成就でエンド、ではなくて共に生きていくための手がかりを手にしていくところまでが描かれての結末に心もほんわか。
ちょっとわたしには甘すぎたかなぁ感がありつつも、多幸感に溢れていて、じんわりあたたかくかわいいお話でした。
思ったのと違ってました…
序盤のサンプルを読んで、攻めとのとても切ない話しを期待したんですが、本編は全く違ってました。
攻めは優しいし、受けは精神的に強くて、Hシーンもなかなか最後まで行かないし、ゲームのキャラデザインにも興味なかったので…。
ただ、Amazonなどのレビューの評価は高かったので、好みの問題なのかもしれません。