yocoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです。
時間旅行-タイムスリップもの。
現代に生きる大学院生が19世紀のヨーロッパにタイムスリップして、そこで謎めいた美貌の小説家と恋に落ちるというお話。
推理ものでもあり、時代物っぽくもある、、、と興味深く読んでいましたが、最後に謎の小説家ヴィクターが「時空捜査官」-23世紀の未来人で時代を違法に超えてタイムスリップする犯罪者を取り締まる人だと判明、というかオチがついて、ではSFっぽくもあるかと納得。
これはあくまでも個人の感想にはすぎないのですが、私としては、そのSF要素は必要なく、あくまでも純粋な時空を超えた恋物語りで終わって欲しかったな~と思ったりもします。
遠野先生の作 -
購入済み
ファンタジー!!!
創作であっても、現実世界の痛みのないファンタジーって大人は読めないものです。そして、100%完全無欠の幸せもいくらファンタジーでもねぇ、と白けるのが大人のたちの悪さ。この作品は、いわば痛みの残るハッピーエンド。猫人の可愛らしさに萌えながら楽しく読み進み、最後はじわりと涙が。繰り返し読みたくなる良い作品です。
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購入済み
良かった!
久し振りに良質なBL恋愛小説を読みました😃
二人が出会い親しくなり恋に落ち、共に人生を歩んでいく決意をするまでが丁寧に描かれていて、まるで一本の映画を観ているようでした。
趣味を楽しみながら、自分達の仕事に真摯に向き合い生きている、大人な二人の恋愛です。
お互いの立場を認め合い、さりげなく支えあえる関係って素敵だなぁ
水原先生お得意のドンパチはもちろん、とりたてて大きな事件は起きませんが、しっとりじっくり恋愛を楽しめました。
水原先生の「恋愛に真面目に取り組むキャンペーン」がまだまだ続きますように~ -
Posted by ブクログ
ネタバレ※ネタバレあり
前半は攻めの強引さについていけなかったしエロ描写が異様に力はいってて違和感あったんですが、後半からはもうひきこまれちゃって涙流しながら読んでました。てっきり記憶喪失ものかと思ったけど良い意味で裏切られた。攻めが昔の脳のダメージ?のせいで受けを好きになり、手術でその感情がなくなってしまうというある意味地雷要素。だけどそこの二人の微妙な関係が切なくてやるせなくて…前半の流れが後半でよく活かされてたと思う。これは報われないパターンかとヒヤヒヤしたぶん、また攻めが受けに気持ちを寄せていってくれたことに安堵しかなかった…。一穂さんってテンプレな話が少ないような…ちょっと自分的にアタ -
購入済み
丹波が格好よかった!
謎の男・丹波さんがよかった!小栗は比較的裕福な家の一人っ子で、おっとり育ったんでしょう。実家住まいでサラリーマンとして平凡な日々を送っていたところ、いきなりトラブルが我が身に降りかかってきて、さあ大変!
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ネタバレ 購入済み
美しいイラストと美しい物語
毎回このシリーズが楽しみです。今回の舞台はロシアのサンクトペテルブルク。別の雪豹の一族も世界にいるらしいと作中にあったので、そういう事なのでしょうね。
あの美しい街を想像しながら読み進めるのは、美しいyoco先生のイラストも相まって最高でした。華藤先生は取材で彼の地に行かれたそうで、なるほど通りでという感じです。ただ、ちょっとパターン化してきたか…?孤独で一途なちょいヘタレ攻めと純粋で不憫で健気な受け。あと呪い。それでも不思議な物語にのめりこむには充分だし、というか私がこのパターン好物なのかも?もふもふ大好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
家出し知人から暴行を受けて逃げ出したところを、骨董商である花賀屋に拾われた十有。傷ついた心と体を慈しむように愛でられて……。
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葵居先生の作品は「とろけるまで縛って」がどストライクだったのでこちらの作品も期待していたのですが、実は私、敬語攻めがあまり好きではないのです。(単純に趣味ではなく、萌えられないので)
こちらの作品が敬語攻めを取り扱うと知ったのは本を購入してからで、正直、萌えられるかどうか不安な部分もあったのですが、いざ蓋を開けてみたら自分でも信じられないくらい萌えてしまって、本当に吃驚しました。
今までのケースだと敬語攻めってだけで読書意欲が半減してしまい、読 -
Posted by ブクログ
愛情をつなぎながら懸命に日々を生きる皆がいとおしくなります。坂道のソラから春へ、まで。
副社長のスパダリぶりを夢のようにうっとり感じながら日々を着実に積み重ねていく一吹。お姉さんが元気になったことも新しい家族の絆が出来つつあることも素直に良かったねえと思います。
甘い甘い日々をすごすアキと美里。
美里の前のアキは嫌味なくらいのイケメンのスーパー彼氏様っぷりで翻弄される美里がひたすらかわいい。二人のデートの様子とともに積み重ねてきた日々の断片が綴られる様子は妬けるほど。
不器用なりに十希を大切にしようとする旭の想いのひたむきさと想いの強さ、アキと旭の両方が「いつか置き去りにしてしまうかもしれない -
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坂道のソラから三年後のスピンオフ、リアルでの出会い→アバターでの交流、だったシイバとソラからは一転、ネットでの出会いと勘違いから生まれる優しい恋模様。
ううん、ちょっと懐かしいノリではあります。
前回はほぼ一対一のコミュニケーションだったアニマルパークでの交流や遊び方がふんだんに描かれ、こんなにほのぼの優しい人たちと出会える世界なら実際に遊んでみたくなります。
大人になり、挫折を経験してあとは朽ちて行くだけと諦めの中にいた大人と、マイノリティへの侮蔑や息苦しさに耐えながらまっすぐなひたむきさを忘れない純粋で優しい少年は朝丘ワールドの鉄板でありますが、それゆえの安心感があるのも確かなのです。 -
Posted by ブクログ
スピンオフに備えて再読。うーん、やっぱり好きだなぁ。
通勤通学のバスの中から始まるドラマ。
いつも乗り合わせるおしゃれな会社員賢司と高校生の一吹。痴漢の被害に遭う場面に立ち会われるという不本意な出会いながら、ひょんなことから年齢も立場も違う二人がごく自然にコミュニケーションを図っていく。
賢司には後に明かされる重い過去、それゆえに一吹を意識してみていたという事実が明かされるのですが、二人とも早く大人にならざるを得なかった二人だったんだなというのがしみじみと。他者との間に境界を引きながらそんな自分のあり方に真剣に悩み、賢治との対話を通して踏み出す勇気を持とうとする一吹は思慮深くて真面目で優しく