風野真知雄のレビュー一覧
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味見方同心シリーズのサードシーズン・魔食 味見方同心(四)
南町奉行所味見方同心・月浦魚之進が食べ物に関する事件や謎に挑む、連作四話が収録されております。
さて本巻の“お品書き”は・・
・寿司を海苔でくるんでおにぎりのように真ん丸にした、おにぎりと寿司の中間のような食べ物「おにぎり寿司」
・水天宮前のうどん屋が作る“子どもの材料(タケノコ、カズノコ等々)”が入った、子どもが授かる?という噂の「子どもうどん」
・ゾウの肉(!)を煮込んだという「ゾウ煮」
・不気味な生き物の頭が椀に入っている「怪獣椀」
・・といった、訳ありメニューの数々が登場(「ゾウ煮」は結局食べられませんでしたが)。
「お -
Posted by ブクログ
耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十一弾。
江戸の町に「両国の見世物小屋で人が殺された」という噂が出回ります。
ですが、町奉行所に“人が殺された”という実際の届けは入っておらず、真偽を確認する為に見世物小屋で賑わう両国広小路界隈の調査に乗り出す“チーム根岸”の面々ですが・・。
若い女性が殺されるという演目の〈殺され村〉、その〈殺され村〉で死んだ女が重箱から化けて出るという〈重箱から幽霊〉、謎の怪鳥が大風を起こす〈怪鳥、江戸襲来〉、胴体から離れたクビが踊る?〈生首踊り〉といった、様々な趣向を凝らした・・てか、今なら炎上しそうな見せ物の仕掛けの謎を解明しつつ、それらの裏で起きた犯罪の真相を追及 -
ネタバレ 購入済み
うーん、思ってたのと…。
違った…。
時代物好きで特に夫婦物語が好きだし面白そうだったから読んでみたけれど。
主役2人の名前からして織姫と彦星みたいな感じだから、離れ離れの夫婦なのかそれとも永遠に再会出来ない哀しい物語なのか…とも思ったり。
1話完結と思っていたらどうやら続くみたいですね?。
この作品、夫婦だからと言ってイチャつくものでもないし、まぁイチャつかなくてももっと読んでいて幸せを感じられるような内容ならば大好きになれたんだろうけど、ラブストーリーとして読むと後悔かな。
絵は綺麗だから好きなんだけど。
とにかくハッピーエンド希望。