風野真知雄のレビュー一覧

  • 耳袋秘帖 南町奉行と百物語

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十三弾。

    楽翁様こと松平定信の私邸で「百物語」の会が催され、根岸奉行も半ば強引に誘われて出世することに。
    ところが、その会で百話目を語る予定だった廻船問屋〈海原屋〉の主人が顔だけ髑髏という変死体で見つかります。
    さらに後日、「百物語」の参加者で殺人の事情を知っている様子だった版元〈文秋堂〉の主人も胸に「×」印を刻まれた死体で発見されて・・。

    思えば、根岸肥前守が書いた『耳袋』って、まんま「百物語」みたいなものですよね~・・ということで(?)、今回は「百物語」の会に絡んだ殺人の真相追求を軸に、途中で挟まれる小ネタ的な怪事(「背中の声」、「浅瀬の海坊主」、「ド

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    2025年11月29日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と百物語

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    根岸肥前守と百物語というのは
    怪談・茶目っ気・趣向と
    相性のいい要素たっぷり。

    これまで触れられてこなかった
    宮尾の意外な弱点がバレる。

    なんとなくこれからの展開にも関係しそうな、
    単純に人間味が見れて魅力が深まっただけのような、
    根岸肥前守の手下たちの一面がいろいろ見られた巻でした。

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    2025年11月01日
  • 東海道五十三次殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿 新装版

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    ネタバレ

     古き良き、王道の香り漂うトラベル・ミステリーにワクワクしながら読んだ。
     安藤広重の「東海道五拾三次」にいろいろなバージョンがあるとは知らなかった。
     見立て殺人のネタにするにはお誂え向きの題材で、奇怪な状況が興味を駆り立てる。
     東京から各地を往復する主人公の総移動距離を考えると、かなり大変だなと思った。
     殺害のトリックに若干の無理があるが、謎解きに関しては概ね楽しめた。
     月村と刑事の恋人の恋愛模様など、サイドの肉付けもかなり王道で、良かった。

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    2025年10月31日
  • 賭場の狼 新・大江戸定年組

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    3.5 気に入ってた定年組シリーズもとうとう完結。もうすぐ定年を迎える自分の身と照らし合わせながら楽しく読めました。続編ないかな。

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    2025年10月25日
  • 魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か

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    おにぎり寿司、子どもうどん、ゾウ煮、怪獣椀の4話。
    3話から織田、豊臣、徳川の一字を取って苗字にした織豊川超蔵という金で旗本になった元廻船問屋が登場。4話にも出てきたのでこれから時々登場して暗躍しそうだ。

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    2025年10月09日
  • どうした、家康

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    色々なエピソードを基に作られた家康の話。13人の作家さんの家康なのに違和感なく同じ家康。それが家康
    明智光秀の謀反を事前に知っていた!?ありえるかも

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    2025年09月18日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十二弾。

    ・・てか、表紙怖いって!
    ということで(?)、今回は何故か鳥の姿を見かけなくなった江戸の町で起こる“鳥がらみ”(ムササビとか鳥じゃないのもありますけど)の数々の事件から、とある大名家の背後で図られた“計画”の謎に至るまで、根岸奉行とその配下たちが事件解決に挑みます。

    前巻でめでたくよし乃さんと所帯を持った凶四郎さんは、夜に“ちゃんと眠く”なったりと精神が安定したようで何よりですね。
    ただ、これで昼勤になるわけではなく、今後も江戸の治安の為に夜回りを続ける模様でございます。

    そんな凶四郎&源次コンビと、しめさん&雨傘屋コンビ、そしてちょっと出番少

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    2025年09月08日
  • 五分後にホロリと江戸人情

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    神田講談町にある保呂里(ほろり)長屋。
    そこに住まう店子たちの日常を描いたアンソロジー。
    特に何か大きな事件が起きたりするわけではないけど、それぞれが懸命に生きている様子が楽しい一冊。
    古傘治しを生業としている男の元にきた恋模様、
    財布を拾ったことから困った事になる湯屋好きな男の結末、捨て子を拾った事でヤクザ稼業から足を洗った男。
    様々な出来事が暖かな筆致で描かれている。
    短編だし、優しい人情噺ばかりなので気持ちよく読める。

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    2025年09月03日
  • 魔食 味見方同心(三) 閻魔さまの怒り寿司

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    今回の魔食は、食べれば犯した罪が許されるという辛い辛い稲荷寿司、きったない掘建て小屋の美味しいうどん、蜘蛛の糸のような極細素麵、サボテンの蜜の4つ
    魚之進がレベルアップ。事件をさくさく解決

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    2025年08月28日
  • 極道大名

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    久留米藩主有馬虎之助、実は江戸一番縄張りを持つ丑蔵一家長男「水天宮の虎」
    その虎之助の新シリーズ。幼い将軍家継の元で幕府の実権を握る心積もりでいた所、家継の突然死。吉宗以外の将軍候補者押し活動に奔走

    新シリーズが出ていたことに今日まで気づかず読み始めたものの「いい湯じゃのう」の吉宗をつい思い出してしまい、オロオロ

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    2025年08月26日
  • 皆ごろしの城 謙信を狙う姫

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    上杉謙信の気まぐれにより皆殺しにあった武州葛西城から逃れた五郎太と城主の娘月乃が謙信への復讐を目指す。

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    2025年08月23日
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

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    読み物の魅力は、やっぱり、登場人物のキャラクターによるところが大きい。この作品も、幼なじみの腐れ縁3人組の個性が際立っていて、今後の展開が楽しみだ。

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    2025年08月10日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫

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    ミャーミャーと鳴くカラスと顔がひと回りするフクロウ姫が現れると噂の大名屋敷。意外な事件に絡んでくるのだけれど

    このシリーズはこれまでの登場人物たちがほぼ全員登場するシリーズ。嬉しい、でもそのせいか事件の方はさらりと終わってしまって、物足りないのが悲しい。やっと夫婦になった土久呂とよし乃の様子にはほっこり

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    2025年08月09日
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

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    怪獣ものの小説を読もうと探したところ見つけたもの
    アホなタイトルから想像するより遥かにまともな時代劇
    うまいこと現代的な知見を落とし込んでネタにしており、予想と違う方向で面白かった
    読み始めてから知ったけどシリーズものなのね

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    2025年08月01日
  • 魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か

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    味見方同心シリーズのサードシーズン・魔食 味見方同心(四)

    南町奉行所味見方同心・月浦魚之進が食べ物に関する事件や謎に挑む、連作四話が収録されております。

    さて本巻の“お品書き”は・・
    ・寿司を海苔でくるんでおにぎりのように真ん丸にした、おにぎりと寿司の中間のような食べ物「おにぎり寿司」
    ・水天宮前のうどん屋が作る“子どもの材料(タケノコ、カズノコ等々)”が入った、子どもが授かる?という噂の「子どもうどん」
    ・ゾウの肉(!)を煮込んだという「ゾウ煮」
    ・不気味な生き物の頭が椀に入っている「怪獣椀」
    ・・といった、訳ありメニューの数々が登場(「ゾウ煮」は結局食べられませんでしたが)。

    「お

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    2025年07月10日
  • 魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か

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    食に関わる事件を担当するする味見方同心魚之進の話

    今回の魔食は寿司を海苔で包んだ「おにぎり寿司」。「こ」がつく材料をたくさん使った「子どもうどん」。塩漬けされた象の「ゾウ煮」。口が裂けて牙みたいな歯がはえた「ワラスボ」

    魔食好きのお偉いさんたちもゾウ煮が食べたくて抜け荷を加担⁈

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    2025年07月05日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

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    南町奉行シリーズの4冊目です。ゆっくり読んでたので、忘れたところもあります。
    まずは倨傲、思い上がった大工が作った、火事の出やすい家屋の話、その後は、火事がらみの、福岡藩のちょっとしたお家騒動でした。
    雨傘屋はやはり鑑識の役になってます。
    最後に、宮尾とお糸が何か恋仲?になるのか、どうか。
    そのうち5冊目も読もうと思います。

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    2025年07月04日
  • 寿司銀捕物帖 イカスミの嘘

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    江戸時代末期、江戸で西の関脇に選ばれる程の人気寿司屋あるじ銀蔵が20年ぶりに岡っ引きに。寿司職人ならではの知識と思いつきで犯人を探し当てて行きます

    殺された万五郎。完全無欠の寿司作りを目指していたという。銀蔵はその考え方に疑問。人それぞれ好みがあるしその時々で食べたい物は変化もする。旬に合わせ最大限の努力をした寿司を提供するけれど、最後の評価はあくまでも客がするもの。完全無欠の寿司など有り得ない

    話に横浜が出てきて、銀蔵たちはアイスクリームを食べるのです。この頃でアイスクリームが食べれたなんて、びっくり

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    2025年06月25日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と餓舎髑髏

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    南町奉行シリーズ、第3弾、読みました。
    これまでと登場人物は、変わらず、今回はしめさんはあまり出ず、椀田、宮尾、雨傘屋とともに根岸奉行が中心です。
    筋は全て最後に一つに帰結しました。
    最後は、遠山の金さんみたいな、大団円でした。三つの悪事、悪党が出て来て、少し分からなくなりましたが。
    また、次巻に期待ですね。
    特に雨傘屋は、鑑定を主にするようにでもなるのかなあ。

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    2025年06月11日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と殺され村

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十一弾。

    江戸の町に「両国の見世物小屋で人が殺された」という噂が出回ります。
    ですが、町奉行所に“人が殺された”という実際の届けは入っておらず、真偽を確認する為に見世物小屋で賑わう両国広小路界隈の調査に乗り出す“チーム根岸”の面々ですが・・。

    若い女性が殺されるという演目の〈殺され村〉、その〈殺され村〉で死んだ女が重箱から化けて出るという〈重箱から幽霊〉、謎の怪鳥が大風を起こす〈怪鳥、江戸襲来〉、胴体から離れたクビが踊る?〈生首踊り〉といった、様々な趣向を凝らした・・てか、今なら炎上しそうな見せ物の仕掛けの謎を解明しつつ、それらの裏で起きた犯罪の真相を追及

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    2025年06月04日