風野真知雄のレビュー一覧

  • 魔食 味見方同心(三) 閻魔さまの怒り寿司

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    今回の魔食は、食べれば犯した罪が許されるという辛い辛い稲荷寿司、きったない掘建て小屋の美味しいうどん、蜘蛛の糸のような極細素麵、サボテンの蜜の4つ
    魚之進がレベルアップ。事件をさくさく解決

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    2025年08月28日
  • 極道大名

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    久留米藩主有馬虎之助、実は江戸一番縄張りを持つ丑蔵一家長男「水天宮の虎」
    その虎之助の新シリーズ。幼い将軍家継の元で幕府の実権を握る心積もりでいた所、家継の突然死。吉宗以外の将軍候補者押し活動に奔走

    新シリーズが出ていたことに今日まで気づかず読み始めたものの「いい湯じゃのう」の吉宗をつい思い出してしまい、オロオロ

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    2025年08月26日
  • 皆ごろしの城 謙信を狙う姫

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    上杉謙信の気まぐれにより皆殺しにあった武州葛西城から逃れた五郎太と城主の娘月乃が謙信への復讐を目指す。

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    2025年08月23日
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

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    読み物の魅力は、やっぱり、登場人物のキャラクターによるところが大きい。この作品も、幼なじみの腐れ縁3人組の個性が際立っていて、今後の展開が楽しみだ。

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    2025年08月10日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫

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    ミャーミャーと鳴くカラスと顔がひと回りするフクロウ姫が現れると噂の大名屋敷。意外な事件に絡んでくるのだけれど

    このシリーズはこれまでの登場人物たちがほぼ全員登場するシリーズ。嬉しい、でもそのせいか事件の方はさらりと終わってしまって、物足りないのが悲しい。やっと夫婦になった土久呂とよし乃の様子にはほっこり

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    2025年08月09日
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

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    怪獣ものの小説を読もうと探したところ見つけたもの
    アホなタイトルから想像するより遥かにまともな時代劇
    うまいこと現代的な知見を落とし込んでネタにしており、予想と違う方向で面白かった
    読み始めてから知ったけどシリーズものなのね

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    2025年08月01日
  • 魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か

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    味見方同心シリーズのサードシーズン・魔食 味見方同心(四)

    南町奉行所味見方同心・月浦魚之進が食べ物に関する事件や謎に挑む、連作四話が収録されております。

    さて本巻の“お品書き”は・・
    ・寿司を海苔でくるんでおにぎりのように真ん丸にした、おにぎりと寿司の中間のような食べ物「おにぎり寿司」
    ・水天宮前のうどん屋が作る“子どもの材料(タケノコ、カズノコ等々)”が入った、子どもが授かる?という噂の「子どもうどん」
    ・ゾウの肉(!)を煮込んだという「ゾウ煮」
    ・不気味な生き物の頭が椀に入っている「怪獣椀」
    ・・といった、訳ありメニューの数々が登場(「ゾウ煮」は結局食べられませんでしたが)。

    「お

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    2025年07月10日
  • 魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か

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    食に関わる事件を担当するする味見方同心魚之進の話

    今回の魔食は寿司を海苔で包んだ「おにぎり寿司」。「こ」がつく材料をたくさん使った「子どもうどん」。塩漬けされた象の「ゾウ煮」。口が裂けて牙みたいな歯がはえた「ワラスボ」

    魔食好きのお偉いさんたちもゾウ煮が食べたくて抜け荷を加担⁈

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    2025年07月05日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

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    南町奉行シリーズの4冊目です。ゆっくり読んでたので、忘れたところもあります。
    まずは倨傲、思い上がった大工が作った、火事の出やすい家屋の話、その後は、火事がらみの、福岡藩のちょっとしたお家騒動でした。
    雨傘屋はやはり鑑識の役になってます。
    最後に、宮尾とお糸が何か恋仲?になるのか、どうか。
    そのうち5冊目も読もうと思います。

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    2025年07月04日
  • 寿司銀捕物帖 イカスミの嘘

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    江戸時代末期、江戸で西の関脇に選ばれる程の人気寿司屋あるじ銀蔵が20年ぶりに岡っ引きに。寿司職人ならではの知識と思いつきで犯人を探し当てて行きます

    殺された万五郎。完全無欠の寿司作りを目指していたという。銀蔵はその考え方に疑問。人それぞれ好みがあるしその時々で食べたい物は変化もする。旬に合わせ最大限の努力をした寿司を提供するけれど、最後の評価はあくまでも客がするもの。完全無欠の寿司など有り得ない

    話に横浜が出てきて、銀蔵たちはアイスクリームを食べるのです。この頃でアイスクリームが食べれたなんて、びっくり

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    2025年06月25日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と餓舎髑髏

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    南町奉行シリーズ、第3弾、読みました。
    これまでと登場人物は、変わらず、今回はしめさんはあまり出ず、椀田、宮尾、雨傘屋とともに根岸奉行が中心です。
    筋は全て最後に一つに帰結しました。
    最後は、遠山の金さんみたいな、大団円でした。三つの悪事、悪党が出て来て、少し分からなくなりましたが。
    また、次巻に期待ですね。
    特に雨傘屋は、鑑定を主にするようにでもなるのかなあ。

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    2025年06月11日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と殺され村

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十一弾。

    江戸の町に「両国の見世物小屋で人が殺された」という噂が出回ります。
    ですが、町奉行所に“人が殺された”という実際の届けは入っておらず、真偽を確認する為に見世物小屋で賑わう両国広小路界隈の調査に乗り出す“チーム根岸”の面々ですが・・。

    若い女性が殺されるという演目の〈殺され村〉、その〈殺され村〉で死んだ女が重箱から化けて出るという〈重箱から幽霊〉、謎の怪鳥が大風を起こす〈怪鳥、江戸襲来〉、胴体から離れたクビが踊る?〈生首踊り〉といった、様々な趣向を凝らした・・てか、今なら炎上しそうな見せ物の仕掛けの謎を解明しつつ、それらの裏で起きた犯罪の真相を追及

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    2025年06月04日
  • 妻は、くノ一

    G

    ネタバレ 購入済み

    うーん、思ってたのと…。

    違った…。
    時代物好きで特に夫婦物語が好きだし面白そうだったから読んでみたけれど。

    主役2人の名前からして織姫と彦星みたいな感じだから、離れ離れの夫婦なのかそれとも永遠に再会出来ない哀しい物語なのか…とも思ったり。

    1話完結と思っていたらどうやら続くみたいですね?。
    この作品、夫婦だからと言ってイチャつくものでもないし、まぁイチャつかなくてももっと読んでいて幸せを感じられるような内容ならば大好きになれたんだろうけど、ラブストーリーとして読むと後悔かな。
    絵は綺麗だから好きなんだけど。
    とにかくハッピーエンド希望。

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    2025年05月31日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と深泥沼

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    南町奉行シリーズ2冊目です。
    しめと雨傘屋組と狂四郎と源次組が、活躍します。
    今回はまず、各章の題名が凝ってました。なんかながい。
    謎解きは、最後の方でパパッと終わりました。
    ちょっとなんかサッパリしすぎのようでした。
    次は、もう少し、悪い奴らが出たり、おどろおどろしいのであったりしたら良いのにと思いました。

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    2025年05月23日
  • 象が来たぞぉ(一) くノ一忍湯帖

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    「いい湯じゃのう」の新シリーズ。あっけらかんと終わったなあと思っていたら、続きのシリーズ登場です
    小説ではなかなかお目にかかれないキャラの吉宗。脇を固める連中も癖強キャラばかり。その上松尾芭蕉の裏の顔の話が登場(びっくりでした)象まで絡んで奇天烈なテーマな話、最高です(笑)

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    2025年05月22日
  • 皆ごろしの城 謙信を狙う姫

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    武蔵国騎西城を舞台にした時代小説。

    上杉謙信の気まぐれ(?)によって撫で斬りになった
    城の姫の復讐劇。

    雰囲気としてエンタメ寄りの読み味で、
    起こっている出来事に対して文体はポップ。

    もう少しグッと沈ませてほしかった感もあるけれど、
    それは風野さんに期待するところではないだろうな。

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    2025年05月18日
  • 皆ごろしの城 謙信を狙う姫

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    前にも書いたことがあるけれど、小説というのはフィクションだから、基本的な史実に反しなければ、何を書いても構わない、とは言うものの、上杉謙信が、こんな暗殺のされ方をして良いのか?!まあ、小説だから、良いか?この作品では、謙信は、現代で言うところの、発達障がい、みたいに描かれている。バカみたいに戦が強かったのは、そのせいか?

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    2025年04月29日
  • 寿司銀捕物帖 マグロの戯れ

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    いろんな分野の蘊蓄をちりばめた気楽な捕物帖、という感じで読んでいたんだけれど、最後で何か深刻な雰囲気になってきた。今後の展開が楽しみでもあり、心配でもある。

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    2025年03月21日
  • 耳袋秘帖 妖談へらへら月

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    妖談シリーズ第5弾、あまり根岸は出てきません。椀田の恋は成就しません。さんじゅあんとは何者なのか。
    生駒左近という殺し屋もあまり活躍できませんでした。
    ちょっと中途半端な巻でした。

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    2025年02月06日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と逢魔ヶ刻

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    妖が好んで地上に出没する逢魔ヶ刻。皆の目の前で起こった怪奇な殺人事件。誰もが魑魅魍魎が起こしたのだと疑わない事件を冷静かつ奇抜な発想のお奉行が読み解いて行きます。自分はおかしな人間だと思い、押入れ暮らしをやめられない女人。おばさん代表キャラの十手持ち「しめ」の女心。そしてひたすら自分の為、姑息で賢い策略家の犯人。人はそれぞれ、です

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    2025年01月18日