耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

740円 (税込)

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3.0

江戸で火事が多発する折から、廻船問屋・徳州屋が開いた「おとな花火の宴」で怪事が発生。
池の上の闇に二間(約三・六メートル)にも及ぶ真っ赤な顔面が現れ、
やがて顔は燃え上がり、火花を散らして破裂した!
京都の怪かし・宗源火かと思われたが、根岸らの調べでからくりが暴かれる。
一筋縄ではいかない火事騒動の?末は?

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耳袋秘帖・南町奉行シリーズ のシリーズ作品

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1~9件目 / 9件
  • 耳袋秘帖 南町奉行と大凶寺
    710円 (税込)
    墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、 おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。 その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、 お寺のことは管轄が違う。 とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、 一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。 装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進!
  • 耳袋秘帖 南町奉行と深泥沼
    710円 (税込)
    南町奉行・根岸肥前守に大身の旗本・山崎主税助が相談を持ち掛けてきた。 麻布の山崎家の屋敷にある「がま池」に、妙な生き物が棲んでいるという。 その後、麻布界隈で奇妙な事件が頻発。 どうやら謎を解く鍵は、山崎家の所領・備中川上郡成羽領の「深泥沼」という大きな沼にあるらしい。 好評の「南町奉行」シリーズ第2弾!
  • 耳袋秘帖 南町奉行と餓舎髑髏
    740円 (税込)
    浅草橋近くにある海産物問屋〈三陸屋〉が、朝になるのに戸が開かない。 もしや、押し込みが入って皆殺しにでもされたのではと騒ぎになり、 同心・土久呂凶四郎が戸を破って入ると店の中は血まみれ。 奥に手代が一人倒れていて、壁に「がしゃどくろ」と血文字で書かれている。 店にはまだ十名ほど人がいたはず。 奥にある巨大な蔵から、がしゃがしゃという奇妙な音がする。 鍵を破って戸を開くと、遺体の判別がつかないほどのむごたらしい有り様だった。 そして隣家の旗本までも血塗れで昏倒していた。 これは餓舎髑髏の仕業なのか? 「耳袋秘帖」好評の南町奉行シリーズ第3弾!
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆
    740円 (税込)
    江戸で火事が多発する折から、廻船問屋・徳州屋が開いた「おとな花火の宴」で怪事が発生。 池の上の闇に二間(約三・六メートル)にも及ぶ真っ赤な顔面が現れ、 やがて顔は燃え上がり、火花を散らして破裂した! 京都の怪かし・宗源火かと思われたが、根岸らの調べでからくりが暴かれる。 一筋縄ではいかない火事騒動の?末は?
  • 耳袋秘帖 南町奉行と犬神の家
    740円 (税込)
    渋谷村の広大な森を背負い、門には一対の犬の像。中から数十匹はいると思しき犬の遠吠えが……。「犬神の家」と噂されるその武家屋敷に迷い込んだ犬は、なぜかおかしくなるという。その近く、犬神を祭る神社「真神さま」がかつてあった場所で殺しが起き、村人が次々と行方不明に。犬神の家との因縁に根岸肥前守が迫る。
  • 耳袋秘帖 南町奉行と首切り床屋
    770円 (税込)
    首無し死体、ろくろっ首、首がらみの事件が江戸を襲う 始めは深川、次に神田の床屋で身元不明の首無し遺体が発見された。 どちらも床屋のあるじは行方が知れず、江戸の瓦版屋は大騒ぎ。 続いて霊岸島の海産物問屋でろくろっ首騒動が。 「しばらく首がらみの事件が続く」。南町奉行・根岸肥前守の勘は的中し、 女の首と狸の胴体が見つかって――。かつて「銕蔵(てつぞう)」と言う名で 無頼な暮らしをしていた根岸とどうやら因縁があるらしい。 江戸を襲う怪異「首騒動」の謎に、根岸と仲間たちが挑む。
  • 耳袋秘帖 南町奉行と幽霊心中
    770円 (税込)
    美男美女のあり得ない心中は幽霊の仕業か化け物か 大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。次々に起こる怪異の行方は?
  • 耳袋秘帖 南町奉行と死神幇間
    790円 (税込)
    たいこもち超弦亭ぽん助は本当に死神なのか? その幇間と遊んだ客はなぜか数日以内に非業の死を遂げる。紙問屋大松屋の若旦那が溺死。根岸肥前守たちが噂の幇間を追ってみると……。
  • 耳袋秘帖 南町奉行と酒呑童子
    続巻入荷
    790円 (税込)
    紺屋町で道の真ん中に落ちていた腕の持ち主は?  江戸名物の大風の夜、道に落ちていた毛むくじゃらの腕。しかし近くの番屋に預けられた途端、大音響と共に消える。一方、柳橋近くの一軒家で隠居が何者かにめった切りにされ殺された。かまいたちが現れた、との噂は本当か? また、隠居の残した「酒呑童子に殺される」の意味とは? 南町奉行・根岸肥前守と仲間たちが謎に迫る。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月07日

    今回も、根岸奉行の仲間たちの強いタッグが見どころ。
    耳袋という実際にあった不思議を編纂した物語に基づいて描かれる。

    奇妙な、だけどそこには生きている人々の思惑がカオスのようにトグロを巻く事件。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    〈耳袋秘帖 南町奉行〉シリーズ第四作。

    江戸で火事が多発していることで根岸奉行は老中・水野忠成に叱責されるという冒頭シーン。このことは全編に渡って描かれ、その理由は最後に明かされるのだが、その合間に今回も様々な小ネタが挟まれる。

    廻船問屋〈徳州屋〉が開いた「おとな花火の宴」(名前からして怪しい)...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    火事が相次ぎ、火消し婆が活躍する火事騒ぎまでおこり、その謎を解き解決していく話。力丸が久々?にチラッと登場。しめの「20年後は私が火消し婆か十手婆」発言に根岸だけだなく私も(笑)

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    Posted by ブクログ 2022年12月06日

    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第四弾。

    江戸の町で火事が多発。公儀から叱責を受けた町方は総出で“火の用心”の強化に努めることに。
    そんな折、ある廻船問屋で開かれた花火の宴で、巨大な火花の妖かしが現れて・・・。

    今回は多発する火災の裏側で怒っている出来事・・宗源火、“赤猫”と呼ばれる大工、火の玉...続きを読む

    0

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