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Posted by ブクログ
耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十四弾。
品川宿の高輪南町で次々と住人が姿を消す謎の現象が起き、根岸奉行の配下たちが調査にあたることに。
町では天狗の仕業という噂が広まりますが・・。
大坂から二年ぶりに高輪南町に帰ってきたおゆきが、知り合いが悉く居なくなっている状況に、
“・・ここは、あたしの知っている町じゃない・・”
と、困惑する様が書かれた導入部から始まり、高山稲荷では天狗のうちわのような赤い羽根を握った赤ん坊が置き去りにされていたり、海苔を商う〈佐野屋〉という商家が一晩で建物ごと消えていたり・・等々、“チーム根岸”の面々が探索している最中にも、次々と高輪南町の住人をめぐる怪事が続いていくという展開です。
恐らく、この地域の住人達を立ち退かせたい何等かの圧力が働いているのだろうな・・と思わせつつ、今回はいつになく“様子見”の姿勢が長かった根岸奉行ですが、終盤で楽翁様こと松平定信が耳にした“由々しき話”から、この度の“住人入れ替え(?)”の件の黒幕と陰謀を鋭い視点でちゃんと暴いてくれますので一安心。
毎度のことながら、流石の洞察力に楽翁様も「・・持つべきものは根岸だな」と、ご満悦の様子でしたね。
ということで、今回も根岸奉行の名推理とお馴染み“チーム根岸”メンバーの活躍を楽しませて頂きました。
そうそう、今回は超久しぶりに坂巻さんがちょっっっとだけ登場したのが嬉しかったですね~♪
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小説・文芸
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