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Posted by ブクログ
耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第二弾。
麻布界隈で起こる怪しげな出来事と、大身旗本の屋敷内にある“がま池”と呼ばれる沼の怪異の関係は?根岸奉行とその配下たちが真相に迫ります・・。
前巻でなし崩し的に、しめさんの手下にされてしまった“雨傘屋”が、本書でもなかなか頑張っております。
ただ、せっかく気になる噂を聞き込んできても、しめさんの独断で潰されがちなのがお気の毒です。
それに比べて、凶四郎と源次の息の合ったバディっぷりは安心して見ていられますね。
そして、我らが根岸奉行はどんな些細な事でもしっかり拾い上げてくれて、それがお奉行の思考の柔軟さに繋がっているのかな、と思います。
今回も旗本屋敷の謎と、その背後にあった揉め事を見事に突き止めていました。水田開発の落とし穴的考察も、“なるほど!”と頷けるものがありました。
さらに、当シリーズで何気に茶目っ気を見せてくれている元老中・松平定信が、意外な“沼好き”という事が判明し、件の旗本屋敷の“がま池”(ほぼ沼のような池)に異常な食いつきを見せて、アポなしで突撃訪問するのに巻き込まれる根岸奉行・・という図が笑えます。
因みに、本書でも以前のシリーズでご活躍した栗田さん、宮尾さん等の根岸ファミリーが、ちょっとだけ登場するのですが、個人的に坂巻さんも出して欲しいと願っております。
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小説・文芸
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