【感想・ネタバレ】五分後にホロリと江戸人情のレビュー

あらすじ

江戸の長屋を舞台に、当代を代表する作家たちが描いた、笑って泣ける人情絵巻。
新しいショートショートの世界をご堪能くださいませ。

江戸時代――。それは日本の歴史のなかでも稀有なほどに、
人と人が肩を寄せ合い、互いに助け合った時代。
そこには日本人の原風景ともいえる情緒が溢れていた。
長屋に集う住人たちの日常あれこれを、7人の名手が描く掌編競作。

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宝箱

7人の作家の小品集で、江戸人情小話が、いっぱい。どれも、ちょっぴり切なく、ホロリとさせられる。次々と色々な話が、ポンポン出てくる宝箱のようだった。

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2023年04月21日

Posted by ブクログ

神田講談町にある保呂里(ほろり)長屋。
そこに住まう店子たちの日常を描いたアンソロジー。
特に何か大きな事件が起きたりするわけではないけど、それぞれが懸命に生きている様子が楽しい一冊。
古傘治しを生業としている男の元にきた恋模様、
財布を拾ったことから困った事になる湯屋好きな男の結末、捨て子を拾った事でヤクザ稼業から足を洗った男。
様々な出来事が暖かな筆致で描かれている。
短編だし、優しい人情噺ばかりなので気持ちよく読める。

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2025年09月03日

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