風野真知雄のレビュー一覧

  • 耳袋秘帖 南町奉行と首切り床屋

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第六弾。

    深川、続いて神田の床屋で身元不明の首無し遺体が発見されます。
    どちらも床屋のあるじは行方が知れず、その首切り事件を皮切りに“首がらみ”の事件が立て続けに起こって・・・。

    今回は“首騒動”ということで、床屋での首切り事件を核に、ろくろっ首や、首無し亀、さらに女の首と狸の胴体が発見されるといった怪事件を、根岸奉行とその配下“根岸六人衆”(椀田、宮尾、凶四郎、源次、しめ、雨傘屋)が解決すべく奔走します。
    首切り事件の糸口がなかなかつかめない中、“首無し亀”の事件で知り合った、元土佐藩士の浪人・佐野さんの証言から、かつて上方を荒らした盗人一味へと一気に繋が

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    2023年07月30日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

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    〈耳袋秘帖 南町奉行〉シリーズ第四作。

    江戸で火事が多発していることで根岸奉行は老中・水野忠成に叱責されるという冒頭シーン。このことは全編に渡って描かれ、その理由は最後に明かされるのだが、その合間に今回も様々な小ネタが挟まれる。

    廻船問屋〈徳州屋〉が開いた「おとな花火の宴」(名前からして怪しい)で起きた怪異。
    『赤猫』と呼ばれる大工が建てた家が焼ける事件に宿屋で起きた殺人事件。
    火事もなく誰もいないのに勝手に鳴る『お化け半鐘』事件に再び起きた殺人事件。
    燃えながら走る『火の玉小僧』事件と謎の『火消し婆』。

    小ネタはその度に一応の解決はされるのだが、その繋がりについては今一つ分からないもの

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    2023年07月22日
  • 昭和探偵2

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    昭和探偵の名は熱木地塩(潮)。他にも面白い名が出てくる?と普段は全く気に留めない登場人物の名前に注目しながら読み進んでいると、田中角栄、八千草薫という名前が突然登場すると、自分になかで、話がいきなり現実の話に取って代わってることに気づきました(笑)

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    2023年07月15日
  • 昭和探偵1

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    めっちゃ昭和な話だらけの私立探偵事件簿。探偵の名前が熱木地潮。これだけで大爆笑。アグネス・ラム、コマ劇場にツバキハウス、ぼっとん便所に紙は新聞紙、消費社会に背を向けて放浪を選ぶ若者ヒッピー。遠い昔の話と思うのに、大谷翔平君の名前が話にでできてびっくり。遠い昔でもないのですね~

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    2023年07月04日
  • 「女が、さむらい」シリーズ【全4冊合本版】

    ネタバレ 購入済み

    そうか…

    風野真知雄さんの作品は沢山読んでいます。
    今回の作品はSFもので驚きました。
    作者の中で、宇宙とはこういう可能性があるというストーリーを持っておられるのだろうなと、他の作品を読んでも感じていました。
    だけど、SFと時代小説は掛け算にはならず、割り算した様に感じました。
    ですが、登場人物のキャラクターも好きだし、最後の巻になるまではストーリーなども楽しく読んでいたので星を3つにしたいと思います。

    #癒やされる #胸キュン #笑える

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    2023年05月27日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と犬神の家

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第五弾。

    中渋谷村にある、“犬神の家”と呼ばれる旗本屋敷に迷い込んで出てきた犬が、飼い主を噛んで逃亡。
    “犬わずらい(狂犬病)”を警戒した根岸奉行の命で、昼間は“しめさん&雨傘屋”、夜間は“凶四郎&源次”が見廻りを強化する中、付近の神社で首に噛まれた跡のある死体が見つかって・・・。

    今回は、渋谷村近辺で起こる、犬がらみの珍事を解決しつつ、背景にある“真神さま”と呼ばれる犬神信仰を絡めた不穏な動きを追求していく展開です。
    この“真神(犬神)さま”に、楽翁様こと元老中・松平定信も魅了されてしまうというところが、信仰独特のマインドコントロール的な危うさが伝わってき

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    2023年03月26日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

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    火事が相次ぎ、火消し婆が活躍する火事騒ぎまでおこり、その謎を解き解決していく話。力丸が久々?にチラッと登場。しめの「20年後は私が火消し婆か十手婆」発言に根岸だけだなく私も(笑)

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    2023年03月22日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と犬神の家

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    人語を理解し善人を助け悪人を罰する真神様(狼)に信心する真神信仰を使って江戸を焼き尽くそうという企みを阻止する話

    楽翁様がとにかく可笑しい。このシリーズに登場する松平定信はどちらかというとお茶目なお年寄りで、全然嫌な奴ではないです

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    2023年02月08日
  • 眠れない凶四郎(五) 耳袋秘帖

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    江戸の夜回りをする南町奉行所の同心 土久呂凶四郎。
    幽霊騒ぎとそれに隠された悪事を暴く。

    耳袋秘帖シリーズに多いやるせない終わりかただった。

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    2023年01月22日
  • 耳袋秘帖 妖談しにん橋

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    妖談シリーズ3巻。
    満月の夜、四人橋を四人で渡る時、影が消える者がおり、影が消えた者はしぬ。

    本物の悪党が引き起こした大惨事とその執念にゾッとした。

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    2023年01月16日
  • 眠れない凶四郎(二) 耳袋秘帖

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    妻を惨殺された南町の同心 土久呂凶四郎は奉行の根岸に夜廻りを命じられた。
    年末年始も休みなく江戸の夜を回る凶四郎と源次。
    妻殺しの下手人を追うが結果は芳しくない。
    鬼の会という会合が耳に入る。

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    2023年01月02日
  • 眠れない凶四郎(一) 耳袋秘帖

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    南町奉行所の定町廻りの同心 土久呂凶四郎は妻が惨殺されたのを見て不眠症になってしまう。
    見かねた根岸が彼に夜廻りを命じた。

    凶四郎と源次コンビがいい具合にかみあっていた。相変わらず読みやすかった。

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    2022年12月31日
  • 東京駅の歴史殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿

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    東京駅で、次々と殺人事件が。

    もしや歴史に関係あり? という展開でしたが
    そんな事知っている人もすごいですが
    実行してる犯人もちょっと…。
    当然ですが、そんなもののために? という
    マニアックな理由でした。
    本人達にとっては、非常に重要な事なのですが
    興味ない人には、どうでもいい話です。

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    2022年12月08日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆

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    耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第四弾。

    江戸の町で火事が多発。公儀から叱責を受けた町方は総出で“火の用心”の強化に努めることに。
    そんな折、ある廻船問屋で開かれた花火の宴で、巨大な火花の妖かしが現れて・・・。

    今回は多発する火災の裏側で怒っている出来事・・宗源火、“赤猫”と呼ばれる大工、火の玉小僧、火消し婆等々・・といった謎から、某藩のマッチポンプ的なお家騒動に至るまで、“チーム根岸”の面々がバランスの良い活躍ぶりで根岸奉行をサポートして、真相に迫っていきます。
    最近、赤丸急上昇中の雨傘屋は、“からくり系”に強いので、根岸奉行も重宝している様子ですね。
    そんな雨傘屋の上役(?)の、しめさ

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    2022年12月06日
  • 耳袋秘帖 品川恋模様殺人事件

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    品川の恋祓い神社で女が焼け死んだ。
    どうやら事件は13年前に死んだ女郎に関係するようで…。
    坂巻と宮尾の色男コンビが調べに走る。
    品川の女郎と客の恋模様がドロドロしていた。

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    2022年12月03日
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

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    田安徳川家の四谷の下屋敷で奇妙な出来事が頻発していると根岸は松平定信から頼みを受ける。

    一連の出来事の裏に潜む悪事とは?

    坂巻と栗田ではなく、しめと梅次が活躍していた。中婆さんのしめの頭のキレ具合には脱帽。

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    2022年11月25日
  • 変身の牛 新・大江戸定年組

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    今回もトンチが効いた事件解決や、大きな老舗の嫡男が牛に変わったという信じられないような事件。竹蜻蛉に殺されたと言い残した隠居の勘違いなど、ユーモアとペーソスが混じる、隠居の年代でなければ出ないような味のある言葉がたくさん!

    3人組の活躍が面白い。本編最後には大地震の始まりが!
    どうなる?続編に興味が。

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    2022年11月12日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    佃島の渡し船に船が突っ込み渡し船は転覆、四人が亡くなった。
    内三人には刺し傷が…。

    軟弱な若手の頑張りが最後にみられたのが良かった。

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    2022年11月11日
  • 耳袋秘帖 南町奉行と大凶寺

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    耳袋秘帖シリーズ新章がいつの間にか出ていた。
    といっても過去のシリーズのメンバーもそのまま出てくれているので嬉しい。さらに新メンバーも出来て覚えるのが大変になってきたが話は軽快なので楽しめる。

    今回の謎は『大凶寺』という不吉な名前を付けられた寺。本当は『題経寺』という名前があるのだが、おみくじを引けば大凶ばかりが出る、墓石が倒される、幽霊が出る、檀家には不幸が起こる…などまさに『大凶』な寺になっている。和尚は京の本山に帰り、新しい和尚が派遣されたのだがその新しい和尚というのがどうも怪しい。

    他に小ネタとして、頼まれて幽霊の振りをする女(こちらは後に殺害されてしまうので小ネタではないのだが)

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    2022年10月15日
  • いい湯じゃのう(三) ご落胤の真相

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    1〜2巻はかなり軽い調子で進み、この3巻が完結。
    物語に重要な箇所ではないようなト書がこの作者のユーモアと、人間描写。

    今回も、大団円で終わりに向かう。
    いつ読んでも笑みが溢れる風野真知雄作品。

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    2022年10月02日