風野真知雄のレビュー一覧

  • 死霊大名 くノ一秘録1

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    戦国時代とゾンビを一緒にするって設定が売りっぽいけれど、どちらかというと主人公のくノ一に萌えるのが正しい楽しみじゃなかろうか?(^^;
    思ったよりゾンビがそれらしく出てこないのがなぁ。
    それより、ところどころ風太郎忍法帖の香りが漂う、主人公の使う技の方が楽しかったですね。
    どこら辺の歴史イベントまでフォローするかわかりませんが、楽しみなシリーズです。
    かなりラノベ感がありますけど、作者のファンはどんな感じに受け取るのかな。

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    2018年09月29日
  • 同心 亀無剣之介_きつね火

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    江戸で評判の寿司屋。
    そこに偶然長く仇として追う侍が、やってきた。
    長年の追う旅追われる旅。
    二人は人生に疲れていた。
    どうせなら会いたくはなかった。

    逃げることに疲れていた寿司屋の店主は、
    毒を使って、喧嘩騒ぎを装い殺すことにした。

    誘導荒れそうな証拠を見直し、見過ごさないように丹念に追い詰めてゆく、亀無。第4弾

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    2018年09月27日
  • 同心 亀無剣之介_わかれの花

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    ネタバレ

    旗本と御家人の子息が果たし合い?で死亡。
    3人が死んだ同じ日に、薬売りが死亡。

    別々かと思われた事件の裏を捜査するうちに、、、。

    妻に先立たれ幼い娘を一人で育てながらの同心稼業。

    ホームドラマのようでもあったり、
    悲哀溢れる人情物語のようでもあったり。第3弾

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    2018年09月27日
  • 同心 亀無剣之介_消えた女

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    ネタバレ

    人々から信頼される僧侶。
    おへちゃだが、心根の優しい未亡人が好きになるが
    嫌われて、事故のような殺人を起こす。

    だが、人望のある有名な僧侶のため、事件を隠そうと、、、。

    また、強いが八百長もさせる大きな藩お抱えの大関。
    無理難題を言っては周りに迷惑を。
    新進気鋭の小さな藩お抱えの力士。
    次の場所には大関間違い無し!と評判。

    大関が矢を射られて死亡する事件が。

    事件の裏にも目を向けるため、解決しても
    心が晴れない優しい同心亀無剣之介が大活躍。第2弾

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    2018年09月27日
  • 同心 亀無剣之介_恨み猫

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    ひどいくせ毛で髷もまとまらないような見栄えの悪い、どちらかというと、物言いも控えめで推しが弱そうな風態。

    外見には似合わないしつこいくらいの、詳しい捜査と丹念に聞き歩き裏の裏まで見通すような調べが信条。

    事件の裏の不幸にも共感しちゃうあったかハートの持ち主。
    影で『ちぢれすっぽん』の異名も。

    直属の上司の与力は、役者も逃げ出すいい男!
    葉茶無茶な推理をしては、亀無を惑わすが、実は幼馴染。

    与力の妹志保との関係も微妙。

    ハートフルな捕物帖のシリーズ。第一弾。

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    2018年09月27日
  • 耳袋秘帖 蔵前姑獲鳥殺人事件

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    幽霊をたくさん描いた画家、鳥山石燕を最近、根岸の末孫篤五郎は気に入ってよく見ている。
    妖が好きな根岸はそれを止めない。
    どう言った人物だったか、気になってきた。

    石燕を調べるうちに、最近なんども目撃されている姑獲鳥の事件が重なる。

    姑獲鳥は長い髪を垂らした女が裸の赤子を抱いて出てくる。
    その妖は見るものに、情愛、悲哀を感じさせ、ただ怖い幽霊とは違って見えるのだった。

    力を持つ札差の殺人事件が、この姑獲鳥の事件に重なる。

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    2018年09月25日
  • 耳袋秘帖 妖談さかさ仏

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    仏像専門の大泥棒、仏像庄右衛門が脱獄。これは、根岸肥前を騙しその名を卑しめる謀の始まりだった。

    江戸の寺のいくつかにさかさ仏を拝むグループが出現。

    売れっ子芸者が行方不明に。

    昔売れっ子だった芸者の逆さに吊るした美しい遺体が木に吊るされた。

    全てがさかさ仏、さんじゅあんの教えを求める動きへつながる。その陰に大きな力があるのを根岸は見逃さなかった。

    幕閣でもあるその勢力との根岸の戦いが始まる。

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    2018年09月23日
  • 耳袋秘帖 妖談うつろ舟

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    海辺に流れ着いた異国風の娘。美女付きの安房に直営地を持つ旗本の元へ。
    道端に倒れる酔っ払いの男から3文を奪った男をとらえてみると、自分の名前を「じゅあん」と言う。
    白蛇が舟を追って川を渡り、ついて来たと言う。
    不思議な事件を追うと、事件の裏にまたしても耶蘇教のさんじゅあんの影が。

    芸者の行方不明事件から小力がきになる椀田。
    本気で嫁にとやっと言えた。

    言葉で人を操るさんじゅあん、元々のところは小悪党なだけかもしれないが、誰しも持つ不安や不満をもっともらしい言葉と教えで、幸福感を与えるやり方は、大きなうねりとなった。市民ばかりでなく、そこの金儲けを見つけた、幕閣にまで力が及んでいた。

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    2018年09月22日
  • 耳袋秘帖 紀尾井坂版元殺人事件

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    第二十三弾
    根岸奉行を陥れた謀略、北町の与力の謀略に乗っかた北町奉行
    例によって色々な変事を絡めながら解決へ
    喜多川歌麿の「風月花」を題材にした三部作の他に最後の「芝居町の雨」があったとは???

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    2018年09月21日
  • 極道大名2 窮虎、将軍を噛む

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    極道大名2

    将軍・吉宗から目の敵にされている虎之助。町奉行・大岡越前も将軍側について、追い詰めてきます。
    でも、何だかんだで結局虎之助が優位になってしまうのが面白いですね。

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    2018年09月20日
  • 耳袋秘帖 妖談ひときり傘

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    雨降る江戸の橋の上、八つの綺麗な番傘が広がるまるで円を描くようにひとかたまりになって。
    一瞬後、ぱっと散るように別れると、そこには刺殺死体が。

    続けて起こった雨の日の殺人。
    目撃した人は綺麗だった、、、という。

    そこには、キリスト教(耶蘇宗)とよぶ、信者と神父が関わっていたのだった。

    資金を得るため、大きな寺から三千両を奪った、耶蘇宗、江戸開祖のグループだったが、途中で解散する。
    二十年もたってから、金を無心。
    すると、さんじゅあんと言うリーダーがそれぞれの殺人を信者に命令したのだった。

    どうしても信者に知られてはならない悪事だった。

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    2018年09月20日
  • 耳袋秘帖 妖談へらへら月

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    神隠しが次々に起こった。
    25日に人が行方不明になる事件も。

    「へらへら月に向かって歩く」と言う不思議な言葉を残したものも。

    さかさ仏を信じる集団が増えていた。

    それは、キリスト教だった。

    神隠し、行方不明、その陰にあらいそと呼ばれる楽園を目指しいなくなる信者。と、その陰で陰謀を企む集団。

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    2018年09月20日
  • 耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件

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    大悪党、暁星右衛門が大阪から江戸にくるという。すでにきてるかもしれない。雲霧仁左衛門はこの暁星右衛門の話を模した者だと言われている。

    さて、家斉公の鷹狩りが企画される、父家治公が気に入った目黒の秋刀魚で有名な爺い茶屋にも寄ると言う。
    ホラ吹きの性格のこの爺いと合わせたくないがために息子は一計をたてるが。

    目黒不動で久しぶりに富くじを秘密裏に企画。
    ところが、偽の富くじを作り儲けようとする悪党に目明しが殺される。

    暁星右衛門と目されてた大阪の商人、淀屋と松平定信が最近付き合っている。どうも別荘を作っているらしい。
    定信が恋してる佐和も絡んでいるようだ。。。

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    2018年09月19日
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

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    今回は松平定信の実家、田安徳川家に事件が起こる。
    一つ一つは他愛のない事件なのだが、竜安寺の竜玄に帰依してる当主斉匡が、怯えているのだった。
    梅次と辰五郎の姑しめが潜入捜査を。

    今回は当時の化石事情も出てきて、当時の知識人や一般人のものの見方がわかるし、根岸備前守の『耳袋』の原本が今は世界に離散し、妖を書いた部分はフランスに存在するらしい。早く日本で研究して欲しいところだ。

    当時引きが多かった耳袋は、写本が出回っていたのが幸いだが。

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    2018年09月19日
  • 耳袋秘帖 小石川貧乏神殺人事件

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    第二十二弾
    小石川で質屋一家心中、この背後に隠された事件に
    例によって色々な事件を間に挟み、一件の人間違いの殺人事件
    収集癖の旗本が

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    2018年09月15日
  • 耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件

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    昌平坂学問所近くの湯島は江戸の頃から蔭間が住んでいたらしい。学問所近くということで、蔭間の排斥を唱える幕閣も。その矢先、根岸の元同僚の末っ子が行方不明で遺体で発見された。どうも怪しい遊びに関わっていたらしい。

    当時の金魚や鯉などの投資などの事情もわかるり、若者の気風や時代の風紀も計り知れる物語。

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    2018年09月14日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    日も暮れる佃島、この日最後の渡し船が出ようとする時、事故が。死人が4人、だが事故ではなく仕掛けられた殺人だった。
    謎を解こうと根岸が動く。そこには家康が呼び寄せた佃島最初の34軒の子孫と、船手組との軋轢が。
    佃島34人集はただの漁師ではなかったのだった。
    海防の一翼も担い、海の忍者といっても良い働き。
    そこに秘密があった。。。

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    2018年09月13日
  • 耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件

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    第十九弾
    目黒不動での殺人事件、終いには優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵迄もが今回も力丸に届いた恋文の意味は
    大阪へ出かけた連中も手掛かりは全く無い!
    事件の解決は?

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    2018年09月11日
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

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    殺人事件シリーズ十七弾
    田安徳川家の下屋敷での怪事件解明へしめと梅次が
    田安家に留まらず本家徳川家の乗っ取りを企む陰謀が
    乘り易い思い込みの強さ利用?
    昔は知恵者は坊主か?

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    2018年09月05日
  • 耳袋秘帖 妖談うつろ舟

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    妖談シリーズ七弾
    人を引き付ける才能を持った坊主、影ではその才能で人を操る?
    別口の件でも控えながら、厄介な相手闇の者の水利探索も、更には、根岸奉行を付け狙う策謀も
    結局、背後にいる人物も炙り出せずに?

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    2018年09月05日