風野真知雄のレビュー一覧

  • 眠れない凶四郎(三) 耳袋秘帖

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    夜眠れない主人公、土久呂凶四郎の捕物帳。主人公の漢字にまず苦笑。愛妻の名前阿久里にお洒落過ぎない?
    久々登場のしめ、さんにほっこり
    若い頃は自分もお市だったかもしれない
    でも今は根岸派です

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    2020年11月15日
  • 潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳

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    「隠密 味見方同心」の続きが、新シリーズとして再始動。本書はセカンドシリーズの第一弾です。

    前シリーズのラストで、思いを寄せる嫂のお静についに告白した魚之進でしたが、結局お静は実家に戻り、今は傷心の状態です。
    それでも日々江戸の食べ物関係の事件の解決に勤しむ魚之進に、将軍暗殺を防ぐため、城内勤務の密命が下り・・。
    前シリーズ同様、遊び心にあふれたユニークな料理が続々出てきて楽しませてくれます。
    おのぶという味のある新キャラも登場し、今後どういう絡み方をしてくるのか、楽しみですね。

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    2020年11月03日
  • 同心 亀無剣之介 やぶ医者殺し

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    時代物の倒叙ミステリーは珍しい。このシリーズは好きで読んでいたが長らく中断していた。久しぶりに新作が出たので嬉しい。

    くせっ毛と冴えない風貌のせいで侮られがちな同心・亀無剣之介。だが彼はひらめきとこれと見込んだ被疑者や手がかりから離れない姿勢から「ちぢれスッポン」と呼ばれる名探偵でもあった。

    第一話「裁けない同心」は、隠れキリシタンだった薬屋の息子が、キリシタンをやめたいと仲間に打ち明けるも受け入れられない。そのことで仲間を殺めてしまう。しかし何と被害者は犯人を庇うために自ら現場を離れ喧嘩の末に殺されたかのような工作すらして果ててしまう。
    当然犯人は犯行の痕跡を消し去ってしまう。隠れキリシ

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    2020年11月03日
  • 潜入 味見方同心(二) 陰膳だらけの宴

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    ネタバレ

    裸でスッポン鍋を食わせる店、大広間に陰膳ばかりの宴、将軍の毒見係が死んだ。

    次々と食べ物絡みの事件が続く。

    兄と違い残念な面相、だが推理力は抜群!
    おのぶという絵が大好きな女性とも友人に。
    無駄な罪人は作らない、できればハッピーエンドを望む魚之進。

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    2020年08月30日
  • 猫鳴小路のおそろし屋 2 酒呑童子の盃

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    第二弾
    本能寺の信長の遺体が消えた謎、石川五右衛門の本当の正体とは、浅野内匠頭が吉良に斬りつけた本当の理由、酒呑童子の正体と武士の台頭?

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    2020年08月16日
  • 猫鳴小路のおそろし屋

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    シリーズ第一弾
    武田信玄の影武者に関する逸話、水戸黄門漫遊記と本性を描いた話、葛飾北斎の幽霊画、現在の二百三高地の無駄な攻防に関して、いずれも解釈は?

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    2020年08月16日
  • 猫鳴小路のおそろし屋 3 江戸城奇譚

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    第三弾完結巻
    新解釈の真田六文銭旗、弁慶と義経の逆転が事実?、安倍晴明の式神の謂れ、最後は江戸城の秘密?
    清明に関してはつい先日佐用町の晴明。道満の石塔を訪ねたばかり不思議

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    2020年08月04日
  • わるじい秘剣帖 : 1 じいじだよ

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    重たく熱血みたいなものがなくて、単純におもしろくて、すいすい読めました。怪しげな長屋の住人の素性が気になります。しかし、男って本当にどうしようもない…

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    2020年07月26日
  • 耳袋秘帖 妖談ひときり傘

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    ふと手にした文庫本がシリーズの第6弾。その割に登場人物もくどくどした説明ではなく、仕草や行いでその性格を描かれており、すっと入り込めた。
    メインの謎解きだけでなく日常不可思議なこともさらりと解き明かしてくれるのも面白い。
    機会があればシリーズ1から読んでみたい。

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    2020年07月22日
  • 極道大名3 虎之助最後の日

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    名君だの名奉行だの言われる人達が何故にこんな話になるのか不思議だったけど、なるほどここからはじまったという設定なのね。

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    2020年05月21日
  • 完本 妻は、くノ一(五) 国境の南/濤の彼方

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    ネタバレ

    最後の最後に妻織江と出会えることができた彦馬の気持ちが文章から伝わってくる。

    江戸から長崎に向かうために手習いの子供たちとの別れのシーンもグッとくるものがあった。

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    2020年04月24日
  • 星影の女 妻は、くノ一 2

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    ダンナがいい人っぽくて泣ける。

    シリーズの話の展開パターンが分かっちゃったので、
    もういいかなとは思うが、2巻の続きが気になって
    次巻も買ってしまった。
    くそ、売り方が上手い。

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    2020年03月25日
  • 妻は、くノ一

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    奥様は魔女的な話だと思ったら、全然違ったので(当たり前か)
    肩透かしを食ってしまった。

    続きが気になるが、ダンナ可愛そうになって2巻以降読むべきか悩む。

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    2020年03月17日
  • 眠れない凶四郎(三) 耳袋秘帖

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    耳袋秘帖シリーズ・ 眠れない凶四郎編(三)

    ついに、妻・阿久里さんの死と「鬼の会」の真相に迫る凶四郎。
    終盤の鬼藤さんへの温情ある態度はグッときました。いい奴ですよね。凶四郎って。
    今回で一段落ついた感じですが、今後“耳袋秘帖シリーズ”がどう続いていくのか、楽しみです。

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    2020年03月03日
  • 夢泥棒 女だてら 麻布わけあり酒場3

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    内容(「BOOK」データベースより)
    おこうを失くした悔しさと迫りくる老いのやるせなさから酒に溺れた星川だったが、小鈴に叱られてからは仲間を守るため、そして惚れた女の仇を討つために酒を断って鍛練に励む。元同心としての勘も取り戻し、源蔵が命を狙われる理由を探るうち、ついに仇との対決の時を迎え…。おこうの秘密と死の真相が明かされる大人気シリーズ第三弾。

    令和2年2月27日~29日

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    2020年02月29日
  • 耳袋秘帖 妖談うしろ猫

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    実際にある江戸時代の奇談集である耳袋の著者である根岸備前守を主役とした物語。人間の闇と妖しさの詰まった事件を解いていく短編集。
    端々のセリフで語られる人間観にほっとしたり、はっとしたり、愉しく心に染みる物語。

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    2019年11月17日
  • 縁結びこそ我が使命 占い同心 鬼堂民斎

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    時代劇を舞台に、市井の人々の日常を描きつつ、謎解き、チャンバラ、艶のある亀吉姉さんとの恋など、気楽に読めるエンタメもの。昔話の主人公の子孫達が登場人物とした、大きなプロットの展開と、その裏に、東北大震災の後、市井に生きる我々の日常や心情を紡ぎ出している作品。

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    2019年11月03日
  • 笑う奴ほどよく盗む 占い同心 鬼堂民斎

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    ミステリーあり、戦いあり、恋模様もありの娯楽時代小説。
    主人公が易者ということで、様々な人の悩みや人生に触れることもできる。ふとした一行が、自分の人生にも重なっていて、人生そういうこともあるよなぁと。

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    2019年11月03日
  • 極道大名3 虎之助最後の日

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    極道大名3

    シリーズ完結との事で、虎之助VS吉宗のバトルもこれで見納めのようです。
    良い意味で脱力して読める、楽しいシリーズでした。

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    2019年09月29日
  • 眠れない凶四郎(一) 耳袋秘帖

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    耳袋シリーズを前に読んでいたので、
    根岸奉行の下で働く部下の名前も覚えていて。。。

    この新シリーズの中にも登場します。

    奥さんが謎を多く残して惨殺された主人公は、夜になると眠れなくなり、次第に体も疲弊し、それを伝え聞いた奉行が
    「夜歩き同心」として採用し、夜の探索部隊に入る。

    と、まぁこんなあらすじ。
    風野真知雄さんの耳袋シリーズをお読みの方は、ぜひ!

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    2019年09月18日