この話の主人公、根岸肥前守は実在の人物で実際に「耳袋」という、世間話を書き綴った随筆集を出版している。「耳袋秘帖」の実在はわからないけれど。この本では「耳袋秘帖」の方に書かれるであろう珍妙な事件が発生し、根岸肥前守の知識と、2人の部下の腕力で無事解決??なかなか面白かった。タイトル「うしろ猫」なのにあんまり関係ないのかな?と思っていたら、人に顔を見せない猫「うしろう」も最後に大活躍。一瞬だけど、この活躍がなければこのシリーズ続かないから。後はホントに後ろ向いてるだけだけど。孫の篤五郎もなかなかいいキャラで、今後の活躍に期待。