あらすじ
「もの凄いモテ年になる」──。おかまの繁蔵の占いどおり、静湖姫の周りには次々と素敵な男性が現れていた。そんなある日、赤穂浪士を最後に預かった大名家で奇妙な文献が見つかったとの報せが。そこには討ち入りについての驚愕の新事実が記されていた! さらにその記述にまつわる殺人事件も発生。新事実と事件の調査に右往左往する静湖姫の前に、また素敵な男性が現れて──。人気沸騰の「姫は、三十一」シリーズ第2弾。
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Posted by ブクログ
江戸時代という中にあるからこその、軽快なラブコメっぽさ(爽やか)のある推理小説。今の私の求めていたエンタメがこのシリーズです。現在、後味の悪いものは読みたくない気分なのです。
これに出会えてよかった。妻はくノ一シリーズは存じませんでしたが、このシリーズだけでとても楽しく読めます。
Posted by ブクログ
だったら恋の先を目指すしかないわね。
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じゃあ手掛かりなる言葉をいくつか教えてあげるね
まず、意志の力
慈悲
そして、運命。
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だって、恋は愚かなんでしょ?
そうよ。でも、そこから始まるものもあるのよね。
何が始まるのだろう
恋は愚かと言うけれど、、、、
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各巻をつなぐ、骨太のストーリー。
各巻にある謎解き。まさか、忠臣蔵を題材に、ここまで発想を飛ばせられるとは^_^
そして何気ない登場人物の会話から溢れる、作者の人生観や哲学。
大好きな世界が本の中にある。
妻はくノ一で味わえた世界がまたここに!
Posted by ブクログ
妻は、くノ一シリーズの外伝の2冊目。
赤穂浪士の謎を解くって感じで、なかなか面白かったです。
軽く読めるし、面白いキャラクターがたくさん出てくるので、どんどんシリーズ化して欲しいな。
Posted by ブクログ
巻頭についている登場人物一覧を見ると
静湖姫がどのくらいモテているかが判るのがなんか面白い。
今回の謎解きは忠臣蔵絡み。まさかこういう方向で持ってくるとは。
そしてまさか歴史上有名なあの人まで静湖姫に惚れてしまうとは(幽霊だけど)。
忠臣蔵に疎い静湖姫の為の文献あさりが、
結果的に読者向けの解説にもなっているのが巧い。
そこに新説を絡めてくるのでさらに興味が湧いてくるという。
忠臣蔵に関わる史実をもっといろいろ探ってみたくなった。
静湖姫に惚れちゃう男がまた増えた。しかも幽霊まで。
これからどれだけモテるのかが楽しみである(笑)。
1冊めを読んだ限りでは
くノ一シリーズのお気楽パートだけ引き継いだように感じていたのだが
北方奉行が絡んできたことで、雲行きが怪しくなってきた。
今後、静湖姫の身に危険が及ぶことはないのか、
見かけによらず剣豪の岡田がどう絡んでくるのか、
違った方向で面白くなってきた。
Posted by ブクログ
忠臣蔵の謎がメインの今回のお話。
物語の中でさえ120年も昔のはなし…いやはや、面白かった。あとはネタバレになるので。
ちなみにこの忠臣蔵の謎、実話?
大河ドラマの元禄繚乱から忠臣蔵にハマり、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵も観に行きました。言われてみれば、語られていない謎、あったのですね。
Posted by ブクログ
行き遅れ姫様シリーズの第二段。
読みやすく、それなりにおもしろくもあるけれど、あくまでもそれなりに。
忠臣蔵がテーマだったので、そこもいまいち興味薄くて。
だからこそ、へぇーって思うこともいろいろとあったんですが。
しかしどこまでがホントなんだろう。
角川のポイント欲しさに二巻まで購入したものの、当分三巻はいいかなー。
でも笑わせようとしているであろうポイントで見事に笑ってしまうところもあって。
今回は「きのこ」でした。