【感想・ネタバレ】慕情の剣 女だてら 麻布わけあり酒場5のレビュー

あらすじ

居酒屋〈小鈴〉に、酒樽とするめが相次いで置き去りにされた。謎々のような出来事の理由を探るうち、小鈴は亡母の思いがけない顔に辿り着く。一方、大坂の乱で爆死したはずの大塩平八郎は、幕府転覆の同志を募るため、葛飾北斎の居所を探り当てていた……。大好評シリーズ第五弾!

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Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
居酒屋「小鈴」に、頬かむりをした男が酒樽を置いていった数日後、男は再び大量のするめを置き去りにした。珍事に首を傾げる小鈴だが、常連客との会話から、男のある思惑に気付く。一方、幕府転覆を狙い江戸に潜伏中の大塩平八郎は、同じ志を持つ富士講の頭と連絡をとるため、葛飾北斎の居所を探り当てていた…。大好評シリーズ第五弾。

令和2年3月12日~13日

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2020年03月13日

Posted by ブクログ

〈小鈴〉の店の雰囲気が好きで本屋で見つけたらついつい買ってしまうこと5回目。こんなに長くなる話とは思わなかった。次で終わりかな?

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2012年02月21日

ネタバレ 購入済み

幕閣鳥居耀蔵の執拗な追跡

麻布一本坂の女将の名をそのまま付けた「小鈴」という小さな飲み屋。
毎晩飲みにやって来る町人たちが提供する様々な悩み事や事件。
それらを明快に解決する女将とその仲間たち、すなわち、小鈴と以前は瓦版屋で今は岡っ引きの源蔵そして引退した同心の星川、裏に義賊の面を持つ日之助の活躍。
その物語を挟んで同時に進行するのが、解明は派の文人や武士たちの「捲土重来」の筋書き。
大砲を撃って大阪の天満一帯を焦土として逃亡して、後に爆死したという大塩平八郎。
図らずも、彼は生き残り再び乱を起こす計画を抱いている。
彼を中心に、鎖国政策を続ける幕府に異を唱える開明派の人たちは幕閣の鳥居耀蔵の厳しい弾圧が加えられる物語であり、
そしてそこから逃れるため彼らの逃亡を小鈴が手助けしていく物語である。
非常に痛快な時代ドラマである。

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2017年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大塩平八郎さんが生きていて、葛飾北斎さんがからんできて、なんだかフランス革命もからんできて、愛と自由と平和が麻布の居酒屋で語られるようになってきた。

人と人とがだんだんつながってきていて、世界が広がっていく感じ。

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2015年10月23日

Posted by ブクログ

第五弾
形式はこれまで通り、庶民的な短編五話
しかし、本筋は延々と続いている。
主人公「小鈴」の父の書いた「巴里物語」、中身はフランス革命からナポレオンの登場までを描いたか、実際にパリで見てきたらしい戸田吟斎、鳥居耀三に幽閉されている。
どうも登場人物には事欠かないが、何か消化不良

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2012年03月09日

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