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Posted by ブクログ 2010年03月24日
「大江戸定年組」というシリーズ名にひかれて購入した。全員、息子に代を譲って隠居をした元同心と旗本と小間物屋の主の三人は、10代の頃に一緒に水練をし、今は〈海の牙〉という居酒屋で酒を組み交わし、語り合う仲である。
隠居暮らしでも、三人三様、それぞれの家族の間に波風が立つ。煩わしさから逃れつつも、自分た...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月08日
悪くは無い。
隠居した爺さん3人組みが隠居して必要なのは金でも権力でも食べ物でもなく美しい景色だと言って三人で別荘を探すというのは微笑ましい。
ただ隠居爺にそんな色々な事件が起こるだろうか?とか、ちょっと冴えすぎとか、まあ小説を面白くしなきゃいけないんだろうけど、別にそう事件が頻発しなくてもいい...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月15日
主人公はそれぞれ町方同心、旗本、小間物屋の家督を倅に譲り隠居したオジサン達。幼なじみの3人が、様々な事件に行き当たり首をつっこむ。
ラストには、相談事を引き受ける仕事を始めようと決めます。
というわけで以下、続刊。
身分が違っても仲のいい幼なじみの関係や、それぞれの家庭の事情などが味わい深いです...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月31日
大江戸定年組1巻、町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁佐衛門。それぞれ身分の違う3人だが、同じ町内の幼馴染で水練をきっかけに仲良くなり、時を得てある事件で再び逢うようになった。職を退き家督を倅に譲ったあと、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月30日
55歳になった藤村慎三郎は北町奉行所定町周り同心を倅に譲り引退した。慰労会が終わり、そこに待っていたのは幼馴染の二人。この3人に加え亡くなったもう一人の4人は大川の河口で水練が大好きなことが縁で、真っ黒になりながら遊んだ気心の知れた身分を超えた友情深い仲間たち。
3500石旗本の夏木権之助忠継、小物...続きを読む
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