風野真知雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレとりあえず、ダイワ文庫時代の根岸の両腕、坂巻と栗田がちょろりと登場したことに拍手。なんとなく「それはまた別のお話」的な扱いではあったけど、健在とわかって何より。文春文庫での新シリーズになって以来、一部で上がっていた「坂巻、栗田はどーした?!」の声に押されたのか、何か出版社間の問題、もしくは編集者との何かがうまいこと片付いて無事に引き取ってこられたとか、そんなところ?
ちなみに帯には「あの坂巻と栗田が帰ってくる!耳袋秘帖王子狐火殺人事件 5月文春文庫でいよいよ刊行」の文字もあった。あ、今回のちょい出はこれに対する布石なのか(笑)
ーーーーー
個人的には椀田と宮尾もコンビも好きですけどね。
-
Posted by ブクログ
妖談うしろ猫・妖談かみそり尼・妖談しにん橋の3冊を読んだ
どうやら…「だいわ文庫」という所から、「文春文庫」へと移籍したらしい
今回も奇談集「耳袋」を書いた赤鬼奉行こと
南町奉行の根岸肥前が、自身が見聞きした不思議な話しを織り交ぜながら
江戸の町に起こった事件を解決していくお話しなのだが…
出版社が移転したからだろうか? なんぞ問題でもあったんじゃろうか?
主人公の赤鬼奉行を水戸黄門に置き換えると
その脇を固める「助さん」「角さん」の両名が、コロっと変わってしまっていた。
シリーズで行くと「妖談うしろ猫」で11作目となるのだが
10作目まで登場していた「坂巻弥三郎」と「栗田次郎左衛門