【感想・ネタバレ】耳袋秘帖 妖談しにん橋のレビュー

あらすじ

深川で、西国雄藩の藩士と石川島から戻ったばかりの無宿人が相次いで不審な死を遂げた。二人とも、満月前後の夜に「四人橋(よにんばし)」を四人で渡り、自分の影だけが消えたと言い残していた。そして、そのことがあった一両日中の死だった…。四人で渡ると死人が出る“死人橋”の噂は、江戸の町に一気に広まった。なぜ影が消えるのか? 裏にうごめく悪の正体を、赤鬼奉行・根岸肥前守(ねぎしひぜんのかみ)が解き明かす! 新「耳袋秘帖」シリーズ第三巻。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

根岸備前守の妖談シリーズ。今回は最後に、この本の最初からある事件が二つ解決される。そのうちの、悪党の方は、薄気味悪い。根が悪は、救いようがなく、不気味だ。まだまだシリーズは続く。しばらくしたら続きを読みたいです。

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2024年12月27日

Posted by ブクログ

耳袋秘帖シリーズ第三弾三十間堀に架かる「四人橋」この橋を4人並んで渡ると1人の影が突然消え、影が消えた人物は、数日のうちに死んでしまう。そんな噂が広がった。今回もなかなか面白かった。何でもお見通しの根岸肥前守さまも、気の長い本当の悪党の心は見透かせなかった。いや、雲次は本当の悪党なのか?悪に魅入られた原因が、小坊主の時に付けられた雲光という名前だったなんてなんだかなぁ・・・。雲光..うんこう..ウンコ..

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2017年10月16日

Posted by 読むコレ

にしん橋に空目w

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2013年08月12日

Posted by ブクログ

毎回、怪談(というか耳袋)を織り込みつつ、ちりばめた小さい伏線を全部最後に回収してくれるのが気持ちいいんですが、今回は確かに後味が悪いかも。ただその後味の悪さは悪人がほんとに悪かったってことで仕方がないかな…って。伏線については、読みながらこれはどう繋がるのかなと考えるのが楽しみです。
ひびき姉さんが乙女でかわいらしかった。宮尾と牡丹ちゃんのことをもう少し読みたかった気も。みやおみやお。

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2011年11月19日

Posted by ブクログ

第三弾(新シリーズ)
永代橋の崩壊にまつわる裏話がメインか?
根気よく、何年後の計画をねる男、さすが防ぎようはなかったか?

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2011年10月30日

Posted by ブクログ

風野さんの作品。妻はくのいちを最近は読んでいましたが、耳袋は新シリーズになってから、ずっと読んでいませんでした。
なんか、やるせない読後感。
うーん。
次はもうちょっとスカッとしたいなぁ。

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2011年04月12日

Posted by ブクログ

妖談シリーズ3巻。
満月の夜、四人橋を四人で渡る時、影が消える者がおり、影が消えた者はしぬ。

本物の悪党が引き起こした大惨事とその執念にゾッとした。

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2023年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

耳袋秘帖妖談編の第3弾。
当時の犯罪捜査は科学的じゃないから、よくわかんないもの=妖談ってことにもなったんだろうね。
今回は抜け荷に絡んだ妖談でした。

かつてのワル仲間が正義を裁く立場にもなれば、ワルのままだったり、表面は更生して実はワルに磨きがかかっちゃいましたって人もいるわけで…。
人生いろいろだなぁ…。

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2016年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四人橋の影が消える謎はわかりにくいが、抜け荷一味のお頭の正体に意外性があり、その抜け荷のからくりに気付いた者が殺害されていたという展開は面白かった。また、常磐津の師匠のヒモ雲次の企みも、遠大で興味深かった。

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2015年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

根岸肥前守が『後々まで切歯扼腕し、悔いることになった』のは
橋番の甚さんのことなのか、永代橋の末路に関することなのか。

町奉行周りの話だからか、何気に血生臭いというか、結構人が死ぬ。
御禁制の物の抜け荷だとか、バックギャモンだとか、
西洋から入ったらしきものがチラチラ出てくる辺りが
維新が近いんだなぁという気がする。
そして、雲次が永代橋に施した仕掛けの気の長さに
東野圭吾氏の『聖女の救済』に通じるものを見た。

椀田の姉のひびきさんが意外と乙女だったのが面白かった。
宮尾も悪食とはいいながらちゃんと選んでる風なのも面白い。
ひびき→宮尾→牡丹って図式、ハチクロか??(爆)

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2013年08月05日

Posted by ブクログ

奥さんの出番が少なくなりましたね。(^^;
あいかわらず、怪談とか不思議な話とかを題材にした捕物帖で、楽しいシリーズですね。
ちょっと、しにん橋のトリックについては、疑問も残りますが、捕物帖のトリックとしては、このくらいでも良いでしょう。
どちらかっていうと、他の話の方が面白かったかな。
まぁ、全体のオチにはちょっとぞっとしましたけれどね。

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2011年09月04日

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