星影の女 妻は、くノ一 2

風野真知雄

「わしがこの国を開いてやる」江戸藩邸で「甲子夜話」の執筆にいそしむ元平戸藩主、松浦静山はこともなく言い放った。友人の千右衛門に連れられ下屋敷に呼び出された雙星彦馬は仰天。こんな発言は露見すると即座に打ち首だった。天文航海に通じた彦馬に期するものでもあるのか。神田妻恋坂の裏長屋に居を定め、寺子屋の合間を縫って織江を探す彦馬。だが、花のお江戸は今日もまた驚きの連続なのだった…。人気シリーズ第２弾。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• シリーズ: 妻は、くノ一シリーズ
• ページ数: 235ページ
• 電子版発売日: 2012年08月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

今回は、彦馬と織江の絡みが少なくて少し寂しかったかなぁ。それぞれのお話は楽しく拝読。最後の最後は、少し哀しかったけど、それは未来の幸せを盛り上げるための障害と想いたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

本当に楽しく読める本で、初巻に続きこちらも一気に読み終えてしまった。
この先の物語りの行方が非常に楽しみだ。
敵味方とも言える、彦馬と織江の行く末は本当に気になるところだ。

[ブクログ · ★★★★☆]

今回もちょっとした事件を彦馬が解決していく短編集で、くの一織江とのエピソードが事件解決につながるというところが良かったですね。彦馬の上司的な存在である松浦静山という存在も俄然クローズアップされてきました。今後、織江と松浦静山との対峙やそれにどう彦馬が絡んでくるのかが気になります。それにしても気楽に読み進められる作品です！

[ブクログ · ★★★★☆]

いつまでも・・・
何気ない一言だけど，
とても重い一言だと思う。
何気ない日常が
この上なく尊いものであるのと同じだと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

人にはいろんな頑張り方があると子どもたちに対する彦馬、いい先生っぷり。織江が彼を好きになった理由がだんだんわかってきた気がする。
そんな織江はピンチの連続でハラハラ。
猫を語る彼女の言葉がくノ一の覚悟の言葉のようでもあり、しんと心に沁みる。

[ブクログ · ★★★★☆]

若さま同心シリーズに比べると、ちょっぴり大人のエロが入っているシリーズ。
くノ一だった「妻」を追い求め、江戸にやってきた彦馬くんが、いろんな町の謎解きをしていくストーリー。
そのうち徳川竜之介くんとのコラボがありそうな感じだなぁ(笑)

[ブクログ · ★★★★☆]

くノ一の妻とのお話というより、雙星彦馬が謎解きをするお話なのですね。まあ、妻とは離れ離れだし、妻を思う気持ちだけでそう何巻も出せないか。この作者の他のシリーズと似た感じだけど、面白いです。

[ブクログ · ★★★★☆]

全国書誌番号 21546895
NS-MARC番号 094081800
個人著者標目 風野, 真知雄 (1951-)∥カゼノ,マチオ
→: 朝倉, 秀雄 (1951-)∥アサクラ,ヒデオ
NDLC KH258
NDC(9) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000010021734

[ブクログ · ★★★☆☆]

内容（ブックデータベースより）

「わしがこの国を開いてやる」江戸藩邸で「甲子夜話」の執筆にいそしむ元平戸藩主、松浦静山はこともなく言い放った。友人の千右衛門に連れられ下屋敷に呼び出された雙星彦馬は仰天。こんな発言は露見すると即座に打ち首だった。天文航海に通じた彦馬に期するものでもあるのか。神田妻恋坂の裏長屋に居を定め、寺子屋の合間を縫って織江を探す彦馬。だが、花のお江戸は今日もまた驚きの連続なのだった…。人気シリーズ第2弾。

令和6年12月17日～20日

[ブクログ · ★★★☆☆]

ダンナがいい人っぽくて泣ける。

シリーズの話の展開パターンが分かっちゃったので、
もういいかなとは思うが、2巻の続きが気になって
次巻も買ってしまった。
くそ、売り方が上手い。