身も心も 妻は、くノ一 3
  • 完結

身も心も 妻は、くノ一 3

506円 (税込)

2pt

元平戸藩主、松浦静山に気に入られ、たびたび下屋敷に呼び出されるようになった雙星彦馬。妻の織江を探しに江戸へ出てきたのだが、天体観測を付き合わされたり、巷で起きる事件の調査を頼まれたり。そのため彦馬の織江探しは、静山が綴る「甲子夜話」のようには着々と進まない。だが彦馬は知るよしもなかった。お庭番の密命を帯びた織江が、飯炊き女になりすまし静山の下屋敷に潜入していたことを。大好評のシリーズ第3弾。

...続きを読む

妻は、くノ一 のシリーズ作品

全10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 妻は、くノ一
    完結
    550円 (税込)
    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった! そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。〈文庫書き下ろし〉
  • 星影の女 妻は、くノ一 2
    完結
    506円 (税込)
    「わしがこの国を開いてやる」江戸藩邸で「甲子夜話」の執筆にいそしむ元平戸藩主、松浦静山はこともなく言い放った。友人の千右衛門に連れられ下屋敷に呼び出された雙星彦馬は仰天。こんな発言は露見すると即座に打ち首だった。天文航海に通じた彦馬に期するものでもあるのか。神田妻恋坂の裏長屋に居を定め、寺子屋の合間を縫って織江を探す彦馬。だが、花のお江戸は今日もまた驚きの連続なのだった…。人気シリーズ第2弾。
  • 身も心も 妻は、くノ一 3
    完結
    506円 (税込)
    元平戸藩主、松浦静山に気に入られ、たびたび下屋敷に呼び出されるようになった雙星彦馬。妻の織江を探しに江戸へ出てきたのだが、天体観測を付き合わされたり、巷で起きる事件の調査を頼まれたり。そのため彦馬の織江探しは、静山が綴る「甲子夜話」のようには着々と進まない。だが彦馬は知るよしもなかった。お庭番の密命を帯びた織江が、飯炊き女になりすまし静山の下屋敷に潜入していたことを。大好評のシリーズ第3弾。
  • 風の囁き 妻は、くノ一 4
    完結
    506円 (税込)
    松浦静山の下屋敷に飯炊き女として潜入した織江は、ついに静山の密貿易と野心の証拠をつかんだ。だが、これを提出すれば静山ばかりか、夫の彦馬にも破滅が訪れてしまう。くノ一としての義理と、妻としての人情。その板ばさみに悩む織江を、お庭番の頭領・川村真一郎がじわじわと追いつめていく。窮地に陥った織江に、くノ一の先輩でもある母が忠告した言葉。それは驚くべきものだった。人気作家の絶好調シリーズ第4弾!
  • 月光値千両 妻は、くノ一 5
    完結
    550円 (税込)
    ついに織江の正体を知った雙星彦馬。しかし彦馬は、それでも妻を信じて再び逢える日を待つ。一方、静山の屋敷から失踪した織江は、悩みながらもお庭番から離れることを決意した。母・雅江はその手助けに、最後の力を振り絞る。2人を抹殺するため、お庭番の頭領・川村真一郎率いる忍びたちが迫り来る。危機一髪のところで助けに入ったのは意外な人物だった。織江の驚くべき過去が明らかに! 急展開の大人気シリーズ第5弾!
  • 宵闇迫れば 妻は、くノ一 6
    完結
    506円 (税込)
    織江が実の娘であることを知った松浦静山。だが静山は、織江にそれを知らせぬまま、ひそかに守りつづけることを決意する。一方、織江は江戸の市中に潜み、母の死、そして一生追われ続けるという過酷な運命に打ちのめされ、酒に溺れる日々を送っていた。時には死すら、頭をよぎる──。そんな織江を捕らえるため、新たな刺客が放たれた。「夜に溶ける」と噂される不気味な忍びの正体は? 大人気シリーズ、緊迫の第6弾!
  • 美姫の夢 妻は、くノ一 7
    完結
    506円 (税込)
    夫の彦馬に逢いたい。その想いを抑えられず、お庭番を抜けて逃亡中の織江は、変装して彦馬の家にほど近い妻恋坂を歩いていた。ある日、怪しげな男が落とした奇妙な形のものを拾う。それが新たな追っ手の罠だとは、知るよしもなかった。さらに織江は、彦馬が美しい女性と歩いているところを目撃、次第に心を乱されてゆく。そのころ彦馬は、占いによりある運命を予言されるのだが──。大きな予感に満ちた、シリーズ第7弾!
  • 胸の振子 妻は、くノ一 8
    完結
    506円 (税込)
    神田明神近く、大通りの外れにいつのまにかできたごく庶民的な飲み屋〈浜路〉。ほっこりとした女将を目当てに、鳥居耀藏や同心の原田は常連となり、彦馬も連れられて度々足を運んでいた。追っ手の影を恐れ、彦馬の周囲に注意を払っていた織江は、彦馬が訪れるその店の正体を知る。そこには、思いもよらぬ苛酷な運命が待ち受けていたのだった。ついに静山の幽霊船貿易も始動し、江戸はにわかにざわめく。大人気シリーズ第8弾!
  • 国境の南 妻は、くノ一 9
    完結
    506円 (税込)
    度重なる刺客との戦いに、織江は疲れを感じていた。彦馬を好きでなくなれば、一人で逃げ切れるかもしれない。切ない想いに動かされ、織江は自らに心術をかける。「あれは一時の気の迷い。恋なんてすべていつわりなんだ。幻なのさ…」。そんなある日、織江は妻恋坂下で呼び止められる。相手はなんと、幼馴染みのくノ一、お蝶。彼女は果たして刺客なのか? 一方彦馬は、静山の指示でついに江戸を離れることに──。激動の第9弾!
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10
    完結
    550円 (税込)
    星が降るような夜空の下、織江と初めて出逢ったのは、もう2年近くも前のことだった。長崎へと進む船の上で、彦馬は出逢いの時のこと、そして離れ離れの月日のことを想っていた。諸外国を巡るよう静山から任ぜられた彦馬は、一緒に日本を脱出するため、織江を待ち続ける。だが、織江を狙う黒い影もまた、長崎の地へ向かっていた。さまざまな想いが行き交う彼の地で、最後の戦いが始まる──。「妻は、くノ一」、ついに完結!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

身も心も 妻は、くノ一 3 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年05月28日

    相変わらず軽妙なタッチで、テンポが良い。
    松浦静山の「国を開く」という大きな野望の動く中で、まるで短編集のような謎解きが、この小説が重くなり過ぎない役割を果たしているように感じる。
    織江がこれからどうなっていくのか、そこがもっとも気になるところである。
    これからの展開は、ますます楽しみだ。

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月22日

    相変わらずさくっと読めていいですね!彦馬と織江の距離感というのがなんとも言えずいいですし、織江の今後の動向が気になる結末でした。それにしても松浦静山という全てにおいてスケールのでかい人物設定も魅力的で物語を引き立てています!

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月12日

    このシリーズは、就寝前の眠り薬程度のつもりで読み始めたが、期待を裏切る面白さで(笑)、ついつい次の巻に手が伸びてしまう。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月05日

    2冊目で面白くなってきた
    なんだか、イメージが似てるなと思ったら
    耳袋・・・あ!作者おんなじだもんね~
    主人公の軽い割りに鋭いのがお気に入り!

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月01日

    「捜しもの。見つからず。待ち人。すでに来ている。」というおみくじにぴったりの主人公の状況。お雑煮とお節の段は不覚にも泣きました。べたな描写がまっすぐ胸を打ってきます。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月21日

    ISBN 978-4-04-393103-3
    入手条件・定価 476円
    全国書誌番号 21559427
    NS-MARC番号 094570200
    個人著者標目 風野, 真知雄 (1951-)∥カゼノ,マチオ
    →: 朝倉, 秀雄 (19...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    前巻の最後、乙女な読者としては読むに耐えないピンチが織江さんの身に降り掛かるところで終わったから、
    この巻の最初で、危機一髪難を逃れる展開に、ほっとした。

    うむ、この作者とは仲良くやっていけそうだ☆

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月25日

    前巻の最後は、静山のもとに潜入することに成功した織江が、辰吉という男に襲われるという引きで締めくくりとなっていました。本巻の冒頭で、彼女の危機を察知した犬に助けられるという結末がつけられます。

    一方本巻のラストは、織江が静山の計画を知ってしまい、くのいちとしての使命と彦馬への想いの相克に直面させら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    二巻を飛ばして三巻を読む。あまり順番は関係ないような感じだ。彦馬の話と織江の話が付かずはなさずにつながって行く。近くに寄りながら離れる。これからの巻もこんな調子なのだろう。静山の屋敷に潜入した織江が見つけたものは?これからの巻でそれが話題となるのだな。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月07日

    身も心も 妻はくノ一の3冊目!

    なかなか主人公は妻であるくノ一に会えない。

    妻を探すために江戸に来たのに藩主に気に入られ難解な事件や珍事を解決(笑)

    いつになったら妻に会えるのかな?この主人公・・・

    ほのぼの読めますよぉ〜!

    0

身も心も 妻は、くノ一 3 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

妻は、くノ一 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

風野真知雄 のこれもおすすめ

妻は、くノ一 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す