【感想・ネタバレ】同心 亀無剣之介_恨み猫のレビュー

あらすじ

ちぢれすっぽんと呼ばれ、同僚の武士どころか市井の町民、はては悪党にすら侮られている、北町奉行所の名物同心・亀無剣之介。 だが、しょぼくれた顔と冴えない言動の裏には、難事件を解き明かす鋭い頭脳と、鳳夢想流免許皆伝の剣術を隠し持っていた。殺しの下手人に対してさえ、したてに出る剣之介であったが、おどおどと、しかししつこく質問を繰り返すうちに、下手人は亀無の中に潜む高い知性と、悪を見逃さぬ執念に気づき、そして恐怖する……。 猛暑の江戸で、お千代は、幼なじみを殺してしまう。殺しの嫌疑から逃れたかに思えたお千代の前に、風采のあがらぬ同心・亀無剣之介が現れた。同心と下手人の息づまる攻防が、ここにはじまる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひどいくせ毛で髷もまとまらないような見栄えの悪い、どちらかというと、物言いも控えめで推しが弱そうな風態。

外見には似合わないしつこいくらいの、詳しい捜査と丹念に聞き歩き裏の裏まで見通すような調べが信条。

事件の裏の不幸にも共感しちゃうあったかハートの持ち主。
影で『ちぢれすっぽん』の異名も。

直属の上司の与力は、役者も逃げ出すいい男!
葉茶無茶な推理をしては、亀無を惑わすが、実は幼馴染。

与力の妹志保との関係も微妙。

ハートフルな捕物帖のシリーズ。第一弾。

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2018年09月27日

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