あらすじ
茶店の主人が首を吊った。南町奉行・根岸肥前守は事件のカギが目黒にありと察知、家臣である宮尾玄四郎を派遣する。不動尊の参詣客でにぎわう町で遭遇する怪事件。優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵と、松平定信が普請を命じた屋敷の謎。そして大悪党・暁星衛右門の正体とは――。舞台は大坂にも広がり、ますます展開が加速! 根岸肥前守の名推理と恋模様が絡み合う人気シリーズ第19弾!
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Posted by ブクログ
<耳袋秘帖>シリーズ第19弾。
茶店の主人が首を吊った。根岸は事件の鍵は目黒に有りと察知し、家臣の宮尾を派遣する。
松平定信の恋、力丸への恋文、名推理と恋模様が絡み合う。
どうやら2冊ほど読み逃したみたい。
新たな敵が出てきてた。淀屋とか、知らなかったわ。
今回は定信の恋が絡んでくる。
定信も面白いキャラだよなぁ。真っ直ぐで素直で、どこか騙されやすくて危なっかしい。
なのに鋭かったりして、ギャップ萌え。
今回、またしても好きなキャラが出てきて死んでしまった。
「ああ~」と、読んでがっくりきた。
孫のために、死んでしまった。哀しい。
新しい敵との対決はどうなるのか。
楽しみ。
☆4つ。
Posted by ブクログ
大悪党、暁星右衛門が大阪から江戸にくるという。すでにきてるかもしれない。雲霧仁左衛門はこの暁星右衛門の話を模した者だと言われている。
さて、家斉公の鷹狩りが企画される、父家治公が気に入った目黒の秋刀魚で有名な爺い茶屋にも寄ると言う。
ホラ吹きの性格のこの爺いと合わせたくないがために息子は一計をたてるが。
目黒不動で久しぶりに富くじを秘密裏に企画。
ところが、偽の富くじを作り儲けようとする悪党に目明しが殺される。
暁星右衛門と目されてた大阪の商人、淀屋と松平定信が最近付き合っている。どうも別荘を作っているらしい。
定信が恋してる佐和も絡んでいるようだ。。。
Posted by ブクログ
第十九弾
目黒不動での殺人事件、終いには優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵迄もが今回も力丸に届いた恋文の意味は
大阪へ出かけた連中も手掛かりは全く無い!
事件の解決は?