鎌田浩毅のレビュー一覧

  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    最近よく聴くポッドキャストで紹介されていた本。こんどお会いすることになっている学者センセイの頭の中の深いところを探るのに役立つかと思って読んだ。

    やはり興味深く読んだのは、このところどっぷり浸かっている鳥類関係のはなし。川上先生は軽妙な語り口で、キャッチーな論文を紹介してくれた。恐竜学者の小林先生の項では、鳥類の祖先が恐竜だったことが学会の主流になったのは
    1998年の論文発表からだった、と知った。1985年生まれの私は、子どもの頃から始祖鳥の存在は知っていたが、それが鳥と恐竜とを繋ぐ存在だという認識は薄く、あくまで鳥の祖先だ、という理解だったのだが、それが当時はふつうの解釈だったようだと再

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    2026年03月06日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    世の中で、博士と呼ばれてる人たちが心揺さぶられた論文を紹介してくれる。文章的には、その博士の個性が出てきますが、心引かれました。
    理系の博士ばかりなのが、ちょっと残念。論文の意味するところは、わかったような、わかっていないような(笑)
    それでも、博士たちの思いが人それぞで、面白かった。

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    2026年03月05日
  • みんなの高校地学 おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識

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    足元の岩石から頭上の宇宙までを一つの物語として結ぶ。火山や地震、プレート運動にとどまらず、海洋と大気の循環、さらには太陽活動や惑星の運行までを平明に解き明かす。日本列島の天候も災害も、地球と宇宙の連動の中にあると気づかされる。だが知識は暗記で終わらない。仕組みを理解することが、未来を予測し備える力となる。地学とは、変動する地球と宇宙のただ中に生きる私たちの学問なのである。

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    2026年02月25日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    AIに聞いたところ、オタクとは、アニメ、漫画、ゲーム、アイドルなど特定の趣味分野に強烈なこだわりを持ち、時間や金銭を極端に費やして深い知識や情熱を持つ人を指すらしい。趣味、ではないが特定の分野に強烈なこだわりを持つ面では研究者もオタク気質なのだろう。オタク達が自分の推しを語る際の勢いは凄まじい。5W1Hを駆使して推しの尊さを押し出してくる。多分、相手に伝えたいのではない、語りながら自分の中で推しの尊さを整理している。この本に登場する研究者達もそんなオタク達だ。自分の愛する分野での推し論文をピックし、尊さを語っている。研究分野も、文章から覗く著者の性格も、どれも多様だけど、愛する論文のために筆を

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    2026年02月22日
  • 日本史を地学から読みなおす

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    日本では、必ず巨大地震が起こることや海で起これば津波が来ること、周期のある南海トラフ巨大地震は間もなく起こることなどが書かれている。
    著者は、これは避けることができないうえ、災害の起こる日付は予知できないため、防災で少しでも被害を減らすように呼びかけている。良書ではあるが、新書全般にも言えることだが図説と文章とが上手く配置されていないことが惜しい。

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    2026年01月18日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    活きた勉強、死んだ勉強。
    活きた時間、死んだ時間。
    時間というのは自分で決められる。主導権は自分!そのために勉強ぐ必要!

    大事なこと
    勉強しなければならない は捨てる。勉強すべきでないことはハッキリさせる。好きな分野を伸ばす。

    大学受験について。

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    2026年01月13日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    宇宙の成り立ちから地球の資源、エネルギー、災害といった地球科学の基礎知識が詰まっている一冊でスケールは大きいながらも、自分の生活を少し見直すいい機会になる本だった。

    月の潮汐力のおかげで地球は24時間の自転をし、安定的に暮らすことができたり、特に災害関係の章は非常に面白かった!

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    2026年01月05日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    ネタバレ

    なぜ勉強するのか、効率の良い勉強方法、受験が終わった後の勉強方法などについて、作者が是非実践してほしいと思う方法がかいてある本だった。

    この本を読みながら知らなかったことや、勉強になったことがあるため、下に記すことにする。
    1 勉強とは、一生役立つような知恵を身につけること。

    2 自分に合った勉強できる時間帯、勉強時間の長さ、目標までの時間の使い方(その日によって勉強する内容を決めるなど)、モチベーションを保つための工夫など、自分に合った勉強方法を見つけると良い。

    3 勉強は楽しくするか辛くするかで、結果が変わる。

    4 スランプになったら、得意教科から行う。

    5 合格に向けて大事なこ

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    2026年01月14日
  • 日本の地下で何が起きているのか

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    妙に読みやすいなと思ったら勉強法、読書術などの著作でも見かける鎌田さんが筆者だった。本作は本業の方。スケールが大きすぎて逆にイメージしづらい地震や火山の話がわかりやすくまとめられている。「南海トラフ巨大地震」って言われてもみんなどこが影響するかわからんやろ「西日本大震災」にしたら、って提案はたしかに。

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    2025年11月21日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    地震や噴火のメカニズムが分かりやすく、専門的に書かれておりとても知的好奇心を刺激しました。
    ただ、南海トラフ地震に関しては巷の単純平均モデル(高い確率)での説明しかなく、時間予測モデルが無視されていたのでそこが誠実では無いなと思い星3です

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    2025年10月01日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    読みやすいようでなかなか頭に入ってこなくて、戻ったりして時間かかった。
    南海トラフ地震は必ずくる、富士山も噴火するかもしれない。
    わかっているけど仕組みなどわかって勉強になった。

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    2025年09月03日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    著者の鎌田浩毅(ひろき)氏は1955年生まれの火山学の大家。2021年3月に京都大学を退官し、名誉教授になった。専門に関する著書をたくさん出されているが、本書のような勉強法に関する本も出版されている。
    本書を読んで、氏が大変な読書家であることがわかる。ご自身の読書経験を通しての指南が書かれているが、その部分はさほど得るものはなかった。つまり、「9割は知っている」と書かれている通りであったが、末尾の「補章」の指摘が勉強になった。
    ビジネス書や自己啓発本の根底には「こうすればああなる」という計画主義がある。技術面でそれを言えばビジネス書になり、精神面でそれを言えば自己啓発本になる。しかし、現代は想

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    2025年06月17日
  • まんがで名作 これから科学者になる君へ 寺田寅彦エッセイ集

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    小学生向けに漫画化されていますが…
    オリジナルの随筆の方が味わい深い気がします。
    理屈の説明が図解されているのは、理解しやすくて良いかもしれません。

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    2025年06月03日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    科学的かつ論理的に書かれており,地震に関して適切に恐れるために読むべき本.ストックからフローへ,人口やエネルギーの集中と分散など,視座を高めることができる.ただし,ある程度の教養人にとっては新しい情報が多いわけではない.

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    2025年05月26日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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     命を守る備えは日々の小さな一歩から。非常用袋に水、食料、薬を揃える。家具の固定、家族との連絡方法の確認。地図を見て避難所への道を覚える。隣人と挨拶し、助け合える関係を築く。
     災害は予測不能だが備えは意識で変えられる。今日の準備が明日の命を守る鍵となる。
     動き出すのは今思い立ったこの瞬間だ。

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    2024年11月23日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    とりあえず先に進む「棚上げ法」と、完璧に読まない「不完全法」となど、誰でもすぐにできるテクニックを紹介しつつ、手抜き読書術を勧めている。世にあふれる読書術には、身に付けるまで修練が必要な読書術も多いが、本書ではそういうものは身に付かないと主張している。


    同じ著者による「読まずにすませる読書術」(2019年発行)を先に読んでいたが、その一年前に書かれた本書「理科系の読書術」も読んでみた。

    1人の人間がほぼ同じ時期に同じ読書術というテーマで書いているので重複している箇所も少なくない。いや、ほとんど同じ内容と言っても過言ではない。

    同じ内容でも、「理科系の読書術」は、基本をより細かく説明して

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    2024年11月11日
  • 読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法

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    本書は、「読むべき本は読んで、読まなくていい本は読まない読書術」を提案している本である。また、読むべき本でも全部読む必要はない。自分にとって必要な部分だけ読むこと、つまり「いかに読まないか」が大事だという。

    この考え方は多くの人が賛同できるところであろう。他の読書術の本でもよく見かける考え方で、ある程度本を読んできている人であれば、半ば常識といえる考え方ではないだろうか。ただ、わかっていても実践するのは難しい。本を読む習慣がない人であればすぐに実践できることかもしれないが、多読派の人は、本を読むことに重要性を感じており、また、本を読むこと自体が好きだからだ。

    私もそうだが、そのような人たち

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    2024年11月06日
  • 読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法

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    特にビジネス本、◯◯術、ライフハック本などについては、8割は知っていることなので読み飛ばして、2割の新規のところを読めばよい。
    この本自体も読み飛ばされるところ多い自己矛盾。
    体癖との関係は興味あるが牽強付会かも。

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    2024年11月03日
  • M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道

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    鎌田浩毅さんの著書を続けてもう一冊。3つのM9巨大地震が起こる可能性を説いた最新刊。先に読んだ「首都直下 南海トラフ地震に備えよ」と内容が結構被っていたが、情報量はこちらの方が多い。今年発生した能登半島、千葉県沖、台湾の地震についての分析もある。南海トラフ地震は「約10年後に(3.11の)10倍の災害規模で発生」とキッパリ仰る。とりあえず心の準備から。

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    2024年09月05日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    先月「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたばかりのタイミング、かつ関東大震災から101年の9.1を迎えたのを機に。小難しい学術的解説は一切なし。地震だけではなく火山や異常気象にまで言及し〝災害大国で生き抜く方法〟に重きを置いた内容で、「長尺の目」の大切さを教えられる。情報量は物足りないが、噛んで含めるような説明はとても分かり易く、意識改革という点で色々参考になった。

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    2024年09月03日