感情タグBEST3
Posted by ブクログ
知的生産
・とにかく書き始める
・仕事はとにかく一目でわかるように
−クリアフォルダでの分類
・自分を観察するもう一人の自分 -メタ認知と離見の見
・バッファー時間で無意識と語り合う
−時間を置いてレビューすることで、成果物の品質を向上させる
・オリジナリティとクリエイティビティ
−クリエイティビティ:既存の情報を並べて、新たな視点から”整理"する
・書籍著作
−9つの章、それぞれに3節に分類 (トータル27節)
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2006年5月31日初版
なにげに取った本だったが意外に面白かった。
今までの仕事術の中でも直ぐ使えるもの、かつ、著者自身が使い続けているものをピックアップし、「理系」という視点から解説を試みているもの。
後半には理系があまり関係ないものも見受けられるが、全体としてよくまとまっていると思う。
文体の歯切れも良い。
この著者の他の作品も気になってきた。
理系的とは逆に要点を最後に書くと
「アウトプット優先主義」
あまり筆が進まないブロガーには参考になる一冊かも知れない。
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鎌田先生自身が「役に立たないことを読者に読ませてはいけない、というのが私の変わらざるポリシーなのだ」と書いている通りの本だった。この本で、鎌田先生の本、5冊目だけれど、別の著作も引き続き読むつもり。それだけ、1冊1冊が丁寧に作られ、どれも示唆に富んでいる。すでに多くのアドバイアスを自分で試しているが、明らかに時間の使い方や生き方が変わってきた。ぴったり来る人にとっては、人生が変わるほどの出会いになると思う。
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卒論を書くときの準備である。書く前に読んでおくとためになることが多いであろう。書きやすいところから書け、コピー&ペースト法などいろいろと試してみたいが、なにせ新書なので具体的な方法がなく、イラストが無駄になっているのが残念である。
2度目に英語の勉強のために読んだが、内容をすっかり忘れていた。
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「知的生産の早道は不完全に」「知的消費でなく知的生産を」「オリジナルな仕事をしなければならないというのは強迫観念。」色々心に響くフレーズでした。面白かったです
Posted by ブクログ
とてもウマの合う仕事術の本。渡部昇一など知的生産のプロの言葉を引用しながら、自分の方法論も紹介している。アウトプットをとにかくつくってみるとか、カット&ペーストでまねながらクリエイティブを作って、オリジナリティへと昇華させるとか、非常に参考になった。
Posted by ブクログ
ラベル法=とりあえず区別する姿勢、知的生産と知的消費を湧ける
枠組み法=あらかじめ完成形をイメージする。どこが不足していて何を埋めれば完成に近づくのかを、直感的に判断する。これからすべき仕事全体の枠組みを先に与えてしまう。できるところから書き始める。
何本かの仕事を平行してやる。行き詰まったら別の仕事に取りかかることで、アタマが活性化する。分類できない「その他」の箱を作って働いている頭のストップを防ぐ。動きを止めない工夫。
不完全法=完璧主義から逃れること。完璧主義とは自己満足の世界、いったん完璧主義に陥ると、それに気付かなくなってしまう来るべきアウトプットからはだんだん遠ざかって行く。不完全であることを許容し、切り捨てられた内容は思い切って断念する。不完全主義こそが、効率良くラクな知的生産を行うための方程式。
時間管理をきちんと行うためには、「システムに任せる」こと
システム作りで重要なのは、「要素に分解すること」と「実験してみる」ということ。細かく要素を分解し、いろいろ試行錯誤しながら実験してみることでシステムを作ることができる。要素分解+実験。
朝、仕事に取りかかるのが億劫なときのために、心地よいスタートを切る「システム」を前もって作っておく。仕事のスケジュールを確認する。何時から何時までの何時間を、その仕事に使うことが出来るのか。そして、何をその時間にやり遂げたいのか。それを最初にきちんと把握する。当日のスケジュールは、仕事始めの朝に書き出すのではなく、前日の仕事の終わりにあらかじめ作っておく。片付けるのではなく、前日の仕事の状態のままにしておく。朝のウォーミングアップのシステムをつくること。前日にすべての仕事を完了せずに、次の日の最初につながるような仕事をすこし残しておく。
覚えておくのは、わずかな記号のみで自分の頭を常に軽くしておく。 Ex. E=MC2
棚上げ法=いま分からないこと、うまく行かないことは無理に進めようとはせずに、とりあえず先に進む方法。解けない問題はさっさとやめてしまう。解ける問題だけでも、仕事は無限にある。
時間の枠組みを初期設定する。これからの1時間はクリエイティブな時間についてだけ考えると決める。。次に、「この一時間は無意識に身を委ねる」と決める。そして一度決めたことは変更しない。ほんとうに無意識が教えてくれるだろうか」などとは思わない。時間をいつまでも散漫にダラダラと使わない。→場所の移動でメリハリ
当たり前のことを当たり前でないと考える習慣。見慣れたことを見慣れないもののように思う。そのようにラベルを張り替えてしまう。逆に見慣れないものは、よく見知っているもののように考える。とにかく正反対のラベルを貼って、それを前提に考え始める。
他人と比べないこと。自分の体をよく観察しながら知的生産を行うのであって、他人はまったく関係ない。第3者の仕事と自分の仕事を比較してもなんにもならない。いいかえれば、自分のペースを崩さないのが、もっとも効率の上がる基本行動。自分の感覚にできるだけ忠実になりながら、クリエイティブな行動パターンを磨いて行く。
無意識の働きに素直に従う経験を積む、いったん重要なアイデアが頭をかすめたら、一気に意識の世界に引きずり出して活字にする。うまく表現できない場合でも、とにかく断片でよいから言葉にしてみる。とにかく必死で言語化する。これが無意識と意識を使いこなして、クリエイティブなアウトプットを生み出す根底にある作業。
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個人的にやっていることもあるけれども、職場に取り入れたいことも数々ありました。
研究者の仕事のかなりの部分は文章を書くことなので、後半はそれに重点が置いてある。
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私も一応理系の端くれであるが、仕事術を極めるなら本著みたいなものの中に共感できる取り入れられる、または強化できる仕事術があるであろう。長所伸展の為に参考にしパクろうと思う。
【要約と感想】
物事や頭の中を整理し、人間関係を円滑にし、アウトプットする方法を身に着ければ仕事の生産性はバク上がする、といった内容である。
2005年くらいの図書の様なので、時代の移り変わり特にモバイルデバイスの発達があるのでそのまま、とはいかない。だがしかしその本質は変わらないのである。現代に置き換える本著にあるようなクリエィティブな作業をすれば本書の内容は十分な価値を見出せる。
理系的…とあるが今やどのタイプでも個人的には本著の内容は必要不可欠であり、優秀な人材であるには身についているものかもしれない。
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京大の名物教授による著書。タイトルに「理系的仕事術」とあるが、内容的には理系も文系もあまり関係なく(半ばこじつけのようにも見える)、また仕事術というよりは知的生産向けの内容である。
「ラベル法」「一望法」など16個の「◯◯法」が紹介されており、一見するとこれらがポイントのように思えるが、これにとらわれてしまうと本質を見失ってしまうので注意が必要。
むしろ情報収集からアウトプットまでの知的生産のフローと、それに付随する著者のテクニックをしっかりとおさえ、必要に応じて自分なりのアレンジを加えることに重点を置いたほうが良い。
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ラクして成果を上げるためには、①仕事の完成形をイメージする。②足らない情報を優先的に集めて内容を練る。これは、枠組みが決まっているからこそできることだが、③できるところから書き始める(ある程度調べたら、ともかく書きはじめたほうがよい)―これが最大のコツである。一番簡単に書きだせる枠から埋めてしまうのだ。スケジュールの管理方法としては「何をいつまでに達成しようとしているのかを、具体的にはっきりさせ、その予定量を締切までの持ち時間で割り算するのだ。「私もやってみよう」と思った方は、書店へGo!(ポチッも可)
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成功を理系的に分析して、そのノウハウや技術を紹介しているビジネス書。
【備忘録】
・頭の中の整理
・ラベル法:「知的消費」と「知的生産」
・不完全法:いらないものはこだわらず捨てる
・枠組み法:できることからやる!(大枠をつかんだら、まず手を動かしてみる)
・タイムシェアリング:物事を並行して行う(集中が切れたら違う勉強をする。しかし、1つの物事を集中力のある間に途中で止めない)
・仕事環境の整理
・クリアファイリング:時間順にPUSH,POPする。重要度の高いクリアファイルを上に置く
・メール交換術:返事は内容が決まってなくても「届いた」とすぐ返事せよ
・前日に次の日の最初の仕事を考えておく
・情報収集
・ルーズリーフはバインダーに止めない
・パソコンを使う(メールの件sなく昨日でメモ代わりにする)
・整理
・整理に時間をかけすぎてはいけない!大切なのはそれをアウトプットさせること。
・発想
・まず紙に思いついた事を書く(絵コンテ、一枚の紙に書く)その後パソコンを使う。
・当たり前のとことを当たり前と思わない習慣
・無理にでも言語化してみる
・クリエイティブな会議のルール
・意見を出し切る
・他人の意見を否定しない
・目的をしっかり置く
・発想➡メッセージ
・コピペ(人を学ぶ(まねぶ))
・クリエイティブ➡オリジナル
・アウトプット
・三脚法:内容を正、反、中の3つに分ける
・またそれを9つに分け、さらに27の切に分ける。そして1つの節に1つの意味を持たせる。
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オリジナルとクリエイティブの違いについては勉強になった。アウトプットを意識することの重要性が繰り返されていた。
全体的に細かいテクニックに関する記述が多い。体系付けた考え方の提示がもう少し欲しかった。
発想をメッセージに変える技術
* オリジナルは何十年も同じテーマに集中して出せるもの。
* クリエイティブは過去の情報や知識を組み替えて新しい装いにしたもの。部分ごとに自分の新しいまとめを提示すれば十分。引用文献の多さに比例すると言える。オリジナルからエッセンスをまとめて理解しやすく叙述したものもクリエイティブ。
文章をわかりやすく仕上げる技術
* トピックセンテンス法:段落の先頭には内容を要約したセンテンスを置く。
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文理の枠にとらわれない領域が発展している昨今ですが(実際著著者の鎌田先生は火山の研究をしながら知的生産の研究もしている)、あえてその分類で考えるなら、私は理系のなかの文系人間だと思ってました。
でも本書を読んでみて、そんな私でも無意識的にやっていたことがあったりもしました。
無意識も大事だけど、それを改めてゆっくり、一度意識してみることも大切だと思います。
特別なことは書いていないと思うけど、そういったことをきちんと文章で、しかも裏づけがあってかつ分かりやすく示してもらえる本。うん、とにかく分かりやすい!
色々行き詰まることもあるけど、とりあえず置いておく、できることからやってみる、『不完全法』を改めて意識。
アウトプット優先主義で、とにかく出し惜しみはせずに常に最良のものを出していく。発想というものは、くみ出せばくみ出すほど量が増していく。
Posted by ブクログ
一気にばばばっと読みました。で、ファイルを利用した分類をさっそく試してみる。確かにきれいになった。
後は仕事術の基本、仕事をこなしていくだけです。
役に立つように自分の意識を持っていくという意味でも、鎌田先生の文章は面白いですね。
しかし、なんで火山学とか理系でフィールド系の先生はこんなにできる人が多いんだろう・・・。文系人間という表現は抵抗もあるが、とりあえず認めざるを得ない能力の差。