鎌田浩毅のレビュー一覧

  • ラクして成果が上がる理系的仕事術

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    ラベル法=とりあえず区別する姿勢、知的生産と知的消費を湧ける
    枠組み法=あらかじめ完成形をイメージする。どこが不足していて何を埋めれば完成に近づくのかを、直感的に判断する。これからすべき仕事全体の枠組みを先に与えてしまう。できるところから書き始める。
    何本かの仕事を平行してやる。行き詰まったら別の仕事に取りかかることで、アタマが活性化する。分類できない「その他」の箱を作って働いている頭のストップを防ぐ。動きを止めない工夫。
    不完全法=完璧主義から逃れること。完璧主義とは自己満足の世界、いったん完璧主義に陥ると、それに気付かなくなってしまう来るべきアウトプットからはだんだん遠ざかって行く。不完全

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    2010年05月14日
  • 火山噴火 予知と減災を考える

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    本当に火山が好きで研究を続けているんだとひしひしと感じる。あまり世に知られていない火山に関するいろいろな現象を紹介しており、また噴火の際の減災対策なども書かれている。火山に興味がない人も自然科学系の読み物として楽しめる一冊。

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    2009年10月04日
  • ラクして成果が上がる理系的仕事術

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    個人的にやっていることもあるけれども、職場に取り入れたいことも数々ありました。
    研究者の仕事のかなりの部分は文章を書くことなので、後半はそれに重点が置いてある。

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    2009年10月04日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    ネタバレ

    なぜ勉強するのか、効率の良い勉強方法、受験が終わった後の勉強方法などについて、作者が是非実践してほしいと思う方法がかいてある本だった。

    この本を読みながら知らなかったことや、勉強になったことがあるため、下に記すことにする。
    1 勉強とは、一生役立つような知恵を身につけること。

    2 自分に合った勉強できる時間帯、勉強時間の長さ、目標までの時間の使い方(その日によって勉強する内容を決めるなど)、モチベーションを保つための工夫など、自分に合った勉強方法を見つけると良い。

    3 勉強は楽しくするか辛くするかで、結果が変わる。

    4 スランプになったら、得意教科から行う。

    5 合格に向けて大事なこ

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    2025年12月13日
  • 日本の地下で何が起きているのか

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    妙に読みやすいなと思ったら勉強法、読書術などの著作でも見かける鎌田さんが筆者だった。本作は本業の方。スケールが大きすぎて逆にイメージしづらい地震や火山の話がわかりやすくまとめられている。「南海トラフ巨大地震」って言われてもみんなどこが影響するかわからんやろ「西日本大震災」にしたら、って提案はたしかに。

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    2025年11月21日
  • 理学博士の本棚

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    理学博士の本棚といっても、その研究に関連する本とか研究に役立つような本という事ではない。理学博士に至るまでの人格形成や判断に影響した本を紹介してくれる内容なので、肩の力を抜いて読むことができる。

    紹介される本は立花隆とかミャエルエンデなど。『モモ』なんて小さい頃に自分で読んだのか、読んで貰ったのかすら覚えてないし、もしかしたら読んだ事すらないのかも知れないくらい。

    だが、家にその本があって背表紙が視界に入るだけで中身を薄っすら思い出すのだから、それこそ本の凄さだと改めて思う。タイトルや物理的な〝本という存在“に凝縮された世界があり、一度触れただけでも確かに記憶に刻まれ、タイトルを読めば中身

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    2025年10月18日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    地震や噴火のメカニズムが分かりやすく、専門的に書かれておりとても知的好奇心を刺激しました。
    ただ、南海トラフ地震に関しては巷の単純平均モデル(高い確率)での説明しかなく、時間予測モデルが無視されていたのでそこが誠実では無いなと思い星3です

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    2025年10月01日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    読みやすいようでなかなか頭に入ってこなくて、戻ったりして時間かかった。
    南海トラフ地震は必ずくる、富士山も噴火するかもしれない。
    わかっているけど仕組みなどわかって勉強になった。

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    2025年09月03日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    著者の鎌田浩毅(ひろき)氏は1955年生まれの火山学の大家。2021年3月に京都大学を退官し、名誉教授になった。専門に関する著書をたくさん出されているが、本書のような勉強法に関する本も出版されている。
    本書を読んで、氏が大変な読書家であることがわかる。ご自身の読書経験を通しての指南が書かれているが、その部分はさほど得るものはなかった。つまり、「9割は知っている」と書かれている通りであったが、末尾の「補章」の指摘が勉強になった。
    ビジネス書や自己啓発本の根底には「こうすればああなる」という計画主義がある。技術面でそれを言えばビジネス書になり、精神面でそれを言えば自己啓発本になる。しかし、現代は想

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    2025年06月17日
  • まんがで名作 これから科学者になる君へ 寺田寅彦エッセイ集

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    小学生向けに漫画化されていますが…
    オリジナルの随筆の方が味わい深い気がします。
    理屈の説明が図解されているのは、理解しやすくて良いかもしれません。

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    2025年06月03日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    科学的かつ論理的に書かれており,地震に関して適切に恐れるために読むべき本.ストックからフローへ,人口やエネルギーの集中と分散など,視座を高めることができる.ただし,ある程度の教養人にとっては新しい情報が多いわけではない.

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    2025年05月26日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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     命を守る備えは日々の小さな一歩から。非常用袋に水、食料、薬を揃える。家具の固定、家族との連絡方法の確認。地図を見て避難所への道を覚える。隣人と挨拶し、助け合える関係を築く。
     災害は予測不能だが備えは意識で変えられる。今日の準備が明日の命を守る鍵となる。
     動き出すのは今思い立ったこの瞬間だ。

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    2024年11月23日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    とりあえず先に進む「棚上げ法」と、完璧に読まない「不完全法」となど、誰でもすぐにできるテクニックを紹介しつつ、手抜き読書術を勧めている。世にあふれる読書術には、身に付けるまで修練が必要な読書術も多いが、本書ではそういうものは身に付かないと主張している。


    同じ著者による「読まずにすませる読書術」(2019年発行)を先に読んでいたが、その一年前に書かれた本書「理科系の読書術」も読んでみた。

    1人の人間がほぼ同じ時期に同じ読書術というテーマで書いているので重複している箇所も少なくない。いや、ほとんど同じ内容と言っても過言ではない。

    同じ内容でも、「理科系の読書術」は、基本をより細かく説明して

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    2024年11月11日
  • 読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法

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    本書は、「読むべき本は読んで、読まなくていい本は読まない読書術」を提案している本である。また、読むべき本でも全部読む必要はない。自分にとって必要な部分だけ読むこと、つまり「いかに読まないか」が大事だという。

    この考え方は多くの人が賛同できるところであろう。他の読書術の本でもよく見かける考え方で、ある程度本を読んできている人であれば、半ば常識といえる考え方ではないだろうか。ただ、わかっていても実践するのは難しい。本を読む習慣がない人であればすぐに実践できることかもしれないが、多読派の人は、本を読むことに重要性を感じており、また、本を読むこと自体が好きだからだ。

    私もそうだが、そのような人たち

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    2024年11月06日
  • 読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法

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    特にビジネス本、◯◯術、ライフハック本などについては、8割は知っていることなので読み飛ばして、2割の新規のところを読めばよい。
    この本自体も読み飛ばされるところ多い自己矛盾。
    体癖との関係は興味あるが牽強付会かも。

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    2024年11月03日
  • M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道

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    鎌田浩毅さんの著書を続けてもう一冊。3つのM9巨大地震が起こる可能性を説いた最新刊。先に読んだ「首都直下 南海トラフ地震に備えよ」と内容が結構被っていたが、情報量はこちらの方が多い。今年発生した能登半島、千葉県沖、台湾の地震についての分析もある。南海トラフ地震は「約10年後に(3.11の)10倍の災害規模で発生」とキッパリ仰る。とりあえず心の準備から。

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    2024年09月05日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    先月「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたばかりのタイミング、かつ関東大震災から101年の9.1を迎えたのを機に。小難しい学術的解説は一切なし。地震だけではなく火山や異常気象にまで言及し〝災害大国で生き抜く方法〟に重きを置いた内容で、「長尺の目」の大切さを教えられる。情報量は物足りないが、噛んで含めるような説明はとても分かり易く、意識改革という点で色々参考になった。

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    2024年09月03日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    中・高校生を対象として書かれた本だが、中学受験する子が多いうちの学校の子にも役立つ内容。特に「活きた勉強」にする大切さや、学校での勉強が重要な理由は子どもたちに知っておいてほしい。勉強計画を立てることや休むことの必要性なども、家庭学習のヒントとして役立つ。

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    2024年07月02日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    南海トラフ地震、火山噴火等、日本を取り巻く自然災害リスクについてわかり易く書かれています。大地震も悪い事ばかりではない、長尺の目で見るというのは新たな見方でした

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    2024年06月04日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    本への苦手意識がある人に向けた本。苦手意識はないけどなんとなく読んでみた。何を理科系というのかはともかく、内容的には納得出来るものと出来ないものが混ざっていた。

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    2024年05月12日