鎌田浩毅のレビュー一覧

  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    [概要、目次]
    ・地球は丸かった(人類が地球を計測した歴史について)
    ・地球の歴史を編む(地層、化石について)
    ・過去は未来を語るか(斎一説と激変説)
    ・そして革命は起こった(大陸移動説について)
    ・マグマのサイエンス(マグマについて)
    ・もう一つの革命(マントルの対流と生物の繁栄)
    ・大量絶滅絶滅のメカニズム
    ・日本列島の地学(日本の地震について)
    ・巨大噴火(過去の巨大噴火、未来の巨大噴火)


    [感想]
    初心者でも分かりやすく、各章ごとに興味深いテーマを扱っていて飽きなかったです。
    序盤で扱われていた地学と宗教の関係にも関心があります。もっと深堀したい。
    地学はとてもスケールの大きな話で、浪漫を感じます。
    それを研究し解明した人類の智の営みについても。
    「日本列島の地学」「巨大噴火」の章は、おそらくこれから体験するだろう地震と噴火の話で、現実的ですね。
    いつ起きてもおかしくない巨大地震ですが、地学的スケールで言えば、100年200年の単位で予想がズレるのも普通なんでしょうね。
    「日本列島の地学」の章で、地震確率が高い地域の紹介がありますが、断層地震においても、能登は完全にノーマークでしたもん。

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    2024年05月14日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    鎌田浩毅(かまた・ひろき)
    1955年東京生まれ。筑波大学附属駒場中・高等学校卒業。東京大学理学部地学科卒業。通産省、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、現在京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・同名誉教授。専門は火山学、地球科学、科学教育。「京大人気No.1教授」の「科学の伝道師」。著書は『新版 一生モノの勉強法』『座右の古典』(ちくま文庫)、『やりなおし高校地学』(ちくま新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)など。

    そもそも大学受験で獲得できる能力は二種類に分けられる、と私は考えています。 「コンテンツ学力」と「ノウハウ学力」です。いったいどのような能力なのか、順番 に説明しましょう。 コンテンツ(内容)学力とは、英単語や歴史年代や物理法則など、覚えた知識がそ のまま使える学力のことです。私自身、受験勉強で身につけた英語力は、のちに地球科学者になってから大いに重宅しました。論文の読み書きはすべて英語で行うからで す。もし受験科日に英語がなかったら、私の英語力はボロボロのままだったに違いありません。 これに対し、ノウハウ(方法)学力とは、新しい知識を獲得する能力のことです。 試験日までにこなす勉強のスケジュールを組むなど、限られた時間で成果を上げる訓練を積むことで、物事を進める段取りが上手になります。

    話を大学受験の意義に戻しましよう。第二の意義は、受験勉強から自分の世界が広がる点です。私たちが勉強するのは、人類の「知的遺産」を継承するためなのです。 スマートフォンも飛行機も、現在の生活で当たり前になっている機器はみな科学技術の成果であり、さらには哲学や思想も芸術も、私たちはみな人類の遺産の上で暮らしています。そうした内容をきちんと勉強すると、自分の中に知らない能力をいくつも発見できます。

    「教養」という言葉を、聞いたことがありますか?教養とは、いわば世界の多様性 を理解する力のことです。コンテンツ学力から醸成されると言っていいでしょう。 人になって、さまざまなものを「おもしろがれる」好命心は、離広い知識から生まれます。だから、受験勉強で知識を詰め込むと好奇心が減退する、というのはまったくの見当違いなのです。 第三の意義は、大学受験を通じて、自分が何に向いているかを発見できる点です。 言わば「自分をプロデュース」する力が身につく。実際、複数の教科を勉強するうち に、思いもしなかったことに興味が湧いてきます。私の研究者仲間も、多くは高校時代に自分の適性を発見したと言っています。つまり、大学受験は「自分探し」にも役立つのです。

    大学受験で学ぶことは、受験が終わったからといって無視できるようなものではありません。むしろ、一生役立つような重要な能力を、受験という難事を通過することによって、私たちは身につけてきたのです。それは私自身が四十年にわたる地球科学の研究の中で感じてきたことでもあります。たとえば、英語は一生役立つ学力の筆頭でしょう。

    さらに、大学受験で身につけた内容は、仕事に直接関わるものでなくても陰日向に役立っています。つまり、大学受験のコンテンツが人生の教養の基盤にもなっているのです。たとえば、世界史や日本史や地理の知識が、世界の情勢を理解し、この先どう動くのかを読み解く際に重要な基礎知識となります。また、国語で学習する古文や漢文 は、日本と東洋の考え方の基本を知る重要な手段です。

    私たちが勉強するのは、大きく言うと、人類の知的遺産と財産を身につけるためで す。前にもお話ししましたが、スマートフォンにしても電車にしても、みな科学技術 の成果であり、中国や西洋の哲学、思想にしても、私たちは人類の勉強の成果の上に 生きています。 そのような人類の蓄積してきた遺産、成果についてきちんと勉強すると、自分の中にあるまだ知らない能力を、いくつも発見できるのです。言いかえれば、自分の中に秘められた力が湧き出るのです。

    実は私は高校のとき、文科系の科目が好きでした。しかし、人名や年号を覚えるのが苦手で、世界史や日本史よりも、ある公式が分かれば何とか解けるという物理や化学が得意でした。そこで、好きな文科系よりも、得意な理科系を選んだのです。

    出会いの大切さの話をしましたので、本との出合いについてもお話ししましょぅ。 本の中には、実際には会えないおもしろい人のお話が詰まっています。また、自分の足では行くことのできないすばらしい場所、生きることのなかった過去の時代、おどろくべき出来事などについても、知ることができます。

    また、一冊の本を律義に最後まで読もうとすれば、当然のことながら読む本の数は限られます。他に読むべき本、読んだほうが自分のためになる本があったとしても、 それらを読むための大事な読書時間が奪われることになります。さらには、きっちり読まないと気が済まないことで、読書に疲れ果ててしまうことにもなるでしょう。そもそも本は何のために読むのでしょうか。純粋に楽しみのために読むといった読書はあるものの、基本的には、そのときの自分に必要なこと、人生にとって大切なことを吸収する、すなわち学びを得ることが目的です。ひとことで言うと、自分の人生を豊かにするためにあるのが読書なのです。

    本を読むこと自体が目的化すると、その人は「本を読んでいる」のではなく、「本に読まれている」状態になってしまいます。先ほど、本は人生を豊かにするために読むものと述べましたが、それには数行でも自分の心の琴線に触れた文章を見つけて味 わったり、著者の言葉から思索して自分なりの見方を確立したりといった作業が重要 になります。

    実際、紙の辞書を引くと、隣におもしろいことが書いてあって、それを読み込むことで知識を豊かにすることができます。しかし、インターネットではこのような偶然のおもしろさがありません。必要な部分をピンポイントでコピーしたら終わりです。 学校によっては、英語の勉強で紙の辞書を使うように薦めているところがありますが、とても大事なことです。そういう意味では、実はネットが若者たちの知的活動の範囲とメニューを狭めていると思います。


    実は、私が中高生に伝えたいことは、デジタルに強くなることではなく、インター ネットがもたらす世界をさらに変革する「アナログ思考」なのです。「デジタルから アナログへ」「バーチャルからリアルへ」というのが私の合言葉です。 つまり、ネットの世界はバーチャルですが、それに対して、リアルに体を動かすことが大事で、学校に行く、サッカーで活を流す、友遠や先生と直接話をする、隙間時 間に紙の本を開いて読む、などという「リアルの世界」を意識してほしいのです。 言い方を換えると、効率化一延域ではいけないのです。現代社会は黙っていても効率が良くなっていきますから、逆の方向を狙います。パーチャルな体験は、いつでもどこででもできますが、高校時代にしかできない「リアルな体験」をぜひしてほしい のです。

    いくら勉強優先といっても、週に一日くらい遊ぶ日を作らないとやる気が失せていくでしょう。たとえば、私は受験生時代も週に一回は映画を見に行きました。すなわ ち、モチベーションを維持するために、最初からお楽しみの日を組み込んでおくと良いでしょう。

    くり返しになりますが、オフを組み込むことは勉強法としてとても大事なのです。 オフとは勉強以外に何かをすることで、遊んだり趣味を楽しんだりすることを言いま す。次に、こうしたオフには三つの要素があるので説明しましょう。 オフの一つ日は、勉強以外の何かに熱中すること。スポーツや音楽に集中してもい いし、映画やコンピュータゲームに熱中するのもよい。 二つ日は、ボーっとして過ごす時間をもつこと。どこか外へ出かけて、すがすがしく気持ちのいい環境の中でボーっとする。反対に、部屋の中でゴロッと横になるのもよいです。ゆったりとお風呂につかるのも二つ日のオフになります。 そして三つ目は、自分の人生を振り返る時間をもつことです。広い公園や見晴らしのよい河原へ行って、ひとり静かに時間を過ごすのもいい。普段、一耐懸命勉強しり、恋愛したり、スポーツしたりしていそがしく過ごしている自分を、ちょっと高いところから別の自分が見るという感じです。明時代に能楽を創始した世郦弥(一三 六三〜一四四三)が「離見の見」ということを書き残しているのですが、こうした瞑想の状態です。

    私の知人は「深く眠ることがいちばん大切」と言います。どれだけいそがしくても夜十二時前にはベッドに入るそうです。同じ睡眠時間を取るのでも、眠りの深さによって体力の回復が大きく違うのです。これが「自分の体の声に従った睡眠法」ということです。

    実は、楽をするというのは、科学技術の基本にある考え方です。もともと科学者は楽をしたがる人種なのです。しかもシステムで世界を理解するという考え方も持っています。よって私たちは「楽ができるシステムはないものか」と、いつも模索しているのです。

    もう一つは読書です。一人の時間の過ごし方として、今はネットやスマホがありますので、高校生は黙っていてもそちらに吸い上げられてしまいますが、私が真っ先に提案するのは読書です。 本を読むことで世界は確実に広がります。もちろん、内容は電子書籍としてスマホ でも手に入りますが、一番安くて効率がよく、いつでも読めるのは紙の本なのです。

    ここで、読書の仕方として具体的なアドバイスをしておきましょう。単に読むだけでなく、感想を書き込んだり、線を引いたり、本を自分だけの「ノート」にしてほしいのです。そうすると、二十歳、三十歳、さらに四十歳や五十歳になって読み返したとき、「自分はあの時こんなことを思っていたのか」と思い起こすことができます。

    さて、本の読み方としては、「隙間法」をおすすめします。バス・電車の通学の時問や休み時間など、空き時間にカバンから取り出して、三ページでも四ページでもいいからぱっと読む。高校生が部活までの待ち時間などに岩波文庫を読んでいたらかっこいいです。きっと異性からも注日されます。どの本を読んだらかっこいいか、は若者にとっては大事なポイントでしょう。この点を意識して本を選ぶのも、楽しい時間になると思います。

    読書は「我慢大会」ではありません。世の中には、根気くらべのために書かれたとしか思えないような、分かりにくい本があるものです。そんな本はさっさとり出してよい。 決して、自分の頭が悪いから分からない、とは思わないでください。世の中には、 おもしろくて読みやすくてタメになる本が、必ずあります。だから書店に行って、 分の目で見て、いろいろ当たって探してください。学校内の図書室にも良い本があるかもしれません。

    すなわち、「乱読」には大きな意味があります。思わぬところに、自分とフィットする書き手がいたりするからです。小説でもエッセイでも科学書でも何でも良いので、こうした「発見」をたくさん体験してほしいと思います。

    たとえば、恋人を選ぶ時を考えてみてください。自分が好きなことはとてもくわしいけれど、他のことは何も知らないし興味もない、というような人は、相手に好かれないでしょうね。子見があまりにも狭いと、付き合いたいと相手は思ってくれません。これと反対に、たくさんのことに興味を持っていて、色々おもしろいことを知っている人は、魅力的に見えるものです。だから良い人問関係を築くには、教養が大切なのです。

    それくらい教養というのは、人生と社会の役に立つのです。もしチャーチルがギボンを読んでいなければ、イギリス、ひいては連合国側の第二次世界大戦の勝利はなかったかもしれません。教養は大きな力を持ちうるということを、ぜひ覚えていてください。

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    2023年11月01日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    地球科学の事象を理解するためには、「過去は未来を解く鍵」ということと「長尺の目」を持つことが大切だとわかりました。
    過去に起きた現象を調べるとたくさんの有益な情報が得られ、現在の状態を正しく理解できて、未来を予測することが可能になります。
    長尺の目というのは、地球科学の分析対象の事象は百年、千年、万年、百年万年単位で起きる事象もあるので、日常生活の時間の感覚とは違う視点が求められるということです。
    この本の中でいちばん心に残ったのは、2030年代には南海トラフ地震が必ず起きると断言されていることです。
    今から、備えをしていないといけないと思いました。

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    2023年10月11日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    地球、環境、気象、資源、エネルギー、地震、津波、噴火について具体的な事例をベースに丁寧が解説が展開されている好著だ.温暖化現象の捉え方で、長い時間を踏まえた考察が重要だとの指摘は素晴らしいと感じた.レアメタルに関する考察も面白く、埋蔵量の算出のカラクリが理解できた.地震については南海トラフ巨大地震が2035±5年で発生するとの指摘は重要だと思う.盛り沢山の内容であり、身近に置いて随時目を通すべきだ.

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    2023年07月07日
  • もし富士山が噴火したら

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    〖本から〗
    注意すべきは火山灰!
    火山灰は細かいガラス片である

    ライフラインがダウンする前に確保しておくべきもの
    No.1 水
    No.2 食料
    No.3懐中電灯とラジオ

    火砕流の速度、100km、温度にして600度

    火山の寿命はだいたい100万年
    富士山は、人間ならばまだ10歳

    富士山の噴火場所
    「側火口」という、山腹のたくさんの火口が噴火候補

    富士山は今まで何年に1回噴火してた?
    少なくとも100年に1回くらい、噴火していた。でも、それが300年噴火していない・・・。

    300年噴火していない富士山の蓄積したマグマの量は・・・!?
    東京ドーム240杯分!!

    宝永地震の49日後に噴火

    溶岩の温度は1000度くらい

    噴火による被害総額は2兆5000億円

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    2023年03月07日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    雑誌プレジデントに掲載された記事を集めて本にしたものである。そのために児童生徒向けではなく一般サラリーマン向けである。しかし優しく書かれているので、地学を履修しなかった高校生も大学生もビジネスマンも同じ知識で学習できると思われる。わかりやすい地学の教科書と考えていい。

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    2023年01月12日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    地球長い歴史、偶然とは思えない不思議な現象を改めて感じることができた。この時代に生を受けたことは偶然でも必然でもあり、感謝の念が沸いた。

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    2023年01月05日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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     内容がわかりやすく、興味深い内容なので、読み物として最適かつ教養も得ることができる。内容は、地球の成り立ち、地層、火山、地震についてである。

     地層は、地球のこれまでの歴史を物語っており、その解析によって現在までの地球の変遷が解明されてきた。中でも、プレート・テクトニクスやプルーム・テクトニクスの発見によって、地震の仕組みや火山噴火の解明、大陸・地形のでき方などに大きく寄与してきたことが分かる。

     

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    2022年12月20日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    岩波新書には、社会科学分野のほうではニュートラルな立ち位置とは言いがたいものが時々あるが、科学分野(原子力関連を除く)は、そのまま大学1,2年のテキストとして使えそうな良い本が多そうだ。この鎌田せんせいの「地学」も、この分野の「教養」に値する絶妙な広さと深さで、880円という価格にまとめている。
    ただし、火山と災害という部分のフォーカスは、やや深い。

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    2022年12月09日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    私は子供の頃から地球や宇宙など地学に含まれる分野が好きだった。しかし日本の大学受験では地学が選択されることは少ない。私自身も理系だが高校時代には地学は全く触れることはなく、中学理科のレベル(しかも「ゆとり世代」である)までの知識しかなかった。
    子供の頃からあった興味に加え、地震・火山の知識は日本に住んでいる限り必要と考え、地学を勉強したいと思うようになった。そして書店で見つけたのが本書である。

    プレート・テクトニクスやプルーム・テクトニクスについて存在は知っていたが、本書を読んでより深く理解できた。

    日本やその周辺では大地震・大噴火が繰り返し発生してきた。地学はそれを解き明かし、研究者たちはこの先起きうる災害に警鐘を鳴らしている。知識をもって災害に備えたい。

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    2022年08月14日
  • 富士山噴火 その時あなたはどうする?

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    この本を読めて良かったと素直に思う。

    噴火とそれに派生して起こる被害について、災害のリスクとして確実に知っておいたほうが良い。

    さくっと読めるのも良い。

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    2022年03月30日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    若者へ分かりやすく、受験勉強の意義や勉強法について語りかけています。人間の集中力は1日に1時間というのは参考になりました。

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    2021年12月20日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    西日本で太平洋側に向いている地域にお住まいの方にもれなく、せめて第8、9章は読んでいて欲しい。絶対に読んでいて欲しい。2030年代が怖い。

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    2021年10月02日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    さすが理系の教授が書いた書籍だけあってきちんと論理だって読書について書かれていてとても非常に大変に参考になった。

    特に手抜きでいいんだよっていうのはとても共感できる。

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    2021年09月01日
  • 富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ

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    ネタバレ

    2019年発行の本書は、「自分で知識を得て、自分で守る」意識を持つように説明されている。富士山は現在、噴火スタンバイ状態になり、南海トラフ地震は2030年代に高い確率で発生すると予測し、警戒と準備を呼びかけている。

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    2022年05月28日
  • 富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ

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    小学生が感想を書かせていただきました。
    とてもわかりやすい本ですこの本の紹介文を学校で書いてみました。これはしっかりと火砕流や火山灰について詳しく書かれているのでとてもわかりやすい本になっているのでぜひ購入して読んでみて下さい。
    ブルーバックス様の本が私は好きです。私は鎌田さんの書いている本がとても分かりやすいと思います。最近は電子機器ばかりやっていて本を読まない小学生がたくさんいます。なので私はたくさん本を読んで知識をつけていきたいと思います。

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    2021年03月16日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    周りの理科系メンバーから学ぶことが多いため、思わず手に取った一冊。

    前半は理科系の視点で「いいとこ取り」の読書術が紹介されている。

    「棚上げ法」など、すぐ試してみよう!もあれば、正直、ちょっと共感できないのも多々ある。

    しかし、この本の一番の価値は補章にある
    "「今、ここで」を生きる読書術"のメッセージだ!

    大切なのは、結局は自分にあった読書スタイルを「カスタマイズ」すること。

    理科系の理屈じゃなく、哲学的なメッセージとなっているが、これがココロにささる!

    買ってよかった!

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    2021年03月06日
  • 理学博士の本棚

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    10代の頃、自己形成に大きな影響を与えた青春読書本。京大人気教授が紹介する全12冊のセレクトは独特。

    寺田寅彦「天才と国防」、野口晴哉「風の効用」、立花隆「青春漂流」、畑正憲「ムツゴロウと天然記念物の動物たち」、サリンジャー「キャッチャーインザライ」、ミヒャエル・エンデ「モモ」、アラン「幸福論」、伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」、手塚治虫「火の鳥」、トーマス・マン「トーニオ・クレーがー」、ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」、勝海舟「氷川清話」の12冊。それぞれ本文ピックアップ、あらすじ、解読、ポイント、次に読みたい本という構成。

    理系本が意外と少なかった。10代の頃、食い入るように読んだ本が中心。本書は個々の本の魅力をその後の人生への影響そして再読した印象なども記載。下手な読書論よりも余程役に立つ。さらに興味を持った読者向けに多くの本が紹介されているのが嬉しい。

    実は現在中2の子の父。本は嫌いではないようで、読むのは速いがゲームのが楽しいよう。なんとか読書沼に引き込みたいのだが、人に与えられた本は面白くない。本書に登場する本はきっと役に立つので、強制はせずさりげなくパパ棚に並べて置こうと思う。思えば自分は特にもっと小説を読むべきだったように思うので。

    もっと売れても良いような掘り出し物の一冊でした。

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    2020年08月01日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    ネタバレ

    補章が秀逸。
    ビジネス書や自己啓発書は、仕事や人生の成功は、物事を正しくマネジメントしたり、意識を変えることで手に入れられるという考え方。世界はもっと「不確定」なもので満ち溢れていて、未来は決して思うようにコントロールできない。起きることを自然体で受け止め、今持てるものを活かしていく。「今、ここで」のライフスタイルへの転換。

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    2020年04月05日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    ◯著者が同じだけあって、やりなおし高校地学と近い内容。地学という学問の起こりから丁寧に解説。まさに、過去を学べば未来が分かるというキーフレーズをそのままスタイルとしていて説得力がある。
    ◯地震や火山などによる災害は怖いものではあるが、その反面、地球という大きくて1つの生命の営みを感じられるものでもあり、国境や文明で分けられた人間のいかに小さいことかを教えてくれる。
    ◯自分の悩みすらも大したことではないのだと地球が教えてくれている気がする。

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    2020年01月13日