鎌田浩毅のレビュー一覧

  • もし富士山が噴火したら

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    火山灰って 灰じゃなくて
    ガラスのような鉱石なんですね
    肺が弱い私には ちょっと恐怖の物体です
    マスクは必須!!
    水にぬれると粘土状になるので
    色んな所がつまったり しそうですね

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    2018年09月25日
  • 火山噴火 予知と減災を考える

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    ネタバレ

    著者はテレビによく出てくる人なんですね。
    その番組を見ていないから知らなかったです。

    火山の噴火は短いけれども
    それから生まれる恩恵は実に長い…
    きちんと兆候を予知し、
    非難につなげれば被害は避けられませんが
    人命に関する被害は抑えられるのです。

    火山の噴火の形も様々です。
    島に由来するのが2つもあることに驚き。
    そのうち1つは火山の英語の語源にもなっているのです。
    これぞ火山、といった感じですね。

    風評被害のところは
    必ず覚えておいてほしいことです。
    噴火の災害だけではなくて
    あらゆる災害にも言えることだと思いますよ。

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    2018年09月23日
  • 地球とは何か

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    地球科学を専門にしてきたが、全体像を1冊で学べる本は学生時代にであえなかった。地球を熱を吐き出すシステムとして、横方向のプレートテクトニクス、縦方向のプレームテクトニクス、さらに、プルームの沈みこみによるコアへの影響と磁場の発生と逆転を語ってくれているのは、ためになった。

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    2018年08月29日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    専門書やビジネス書を読むのが苦手な人(社会人、学生のどちらもOK)への読書術の指南書。タイトルは「理科系の〜」とあるけど、理系の書物を読むこのではなく、“効率よく読み進める理科系的考え方”を意味するものであるので、文系の人にもお勧めです。
    (このタイトルだと、パッと見で文系の人が手に取る確率が下がってるんじゃないかな?と余計な心配をしてしまいました。)

    内容紹介にあるように「最後までよまなくていい」「難しいのは著者が悪い」など、安心できる考え方が沢山ありました。

    本書を読んで、「いつか自分にも理解できる日が来るかもしれない」と思って読み進めること出来ないのに何年も手放せなかった本を古書店に

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    2018年07月05日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    理科系の読書術というタイトルですが、理系じゃない私でも楽しんで読めたのでぜひ読んでほしいと思います。
    読書というものについて、ただのスキルではないアプローチがされています。

    本との向き合い方
    本の読み方
    本の選び方
    本の使い方

    などなど、理系=理論的で合理的な観点から、
    なぜそうするのか、も含めて書いてあるので、
    今後の読書にも生きると思います。

    あくまで、速読や多読のスキルだけを学びたい方にはおすすめしない本です。
    個人的には、これからの読書に対する考え方に役立つ本だと思うので、大学生や社会人になりたての方に出会ってほしい本だなと思います。

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    2018年05月23日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    ネタバレ

    2018/4/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2019/8/20〜8/22

    京大の火山学者、鎌田先生の読書術。理科系ならでは、ということだが、それほど変わるだろうか。本書にもあったように、三つの情報が得られれば良い、とするなら、目的は達したかな。

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    2019年08月22日
  • 一生モノの受験活用術――仕事に効く知識とノウハウ

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    論旨が明快で、とっても読みやすいです。単なるハウツー本だと思って読むと、裏切られますよ。いい方向で。大学受験を経験した人、これから経験する人にお薦めします。あ、でも、内容はちょっと難しいので、あるレベルの基礎学力は必要かと。

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    2018年02月03日
  • 座右の古典 賢者の言葉に人生が変わる

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    京大で人気教授の読書本。おすすめの古典を紹介してくれている。色んな人の血肉となっている図書の話を聞くのはとても楽しい。
    しかし、こう見ると読んでいる本も少しあるけど、古典とよばれている本を本当に読んでいないなと思う。

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    2018年01月08日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    日本人として足元を固めるために読んでおくと良いと感じました。
    その中でもプルームの擾乱→地磁気強度の低下→寒冷化と様々なことが一連の流れであるという部分が面白かったです。

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    2017年12月17日
  • 座右の古典 賢者の言葉に人生が変わる

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    よくある古典本の上から目線感がなく、純粋に作品への思いや重要ポイントが整理されていて面白い。
    オーディオブックで購入。何度も聴き直したい。

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    2017年06月27日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    地磁力の逆転の話や、地球が球体であることの証明の話。ものすごく基本的なことをわかりやすく書いてくある。

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    2020年07月27日
  • 西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代

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    3.11をきっかけに日本列島は大変動期に入ったと著者は言う。しかも、南海トラフ大震災は20年以内に起こし、火山の噴火もありうるという。一方で、火山と地震がもたらす恵みもある。そのような国に住んでいることを自覚して、備えなければ。

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    2017年04月23日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    頭にスッと入って来づらいところもあったが、地震の多発する日本に住む人間としては、呼んで損のない教養書である。

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    2017年04月18日
  • 地球の歴史 下 人類の台頭

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    中生代、新生代と時代は進み、様々な偶然により地球の環境や生物の進化は進んでいく。こうして地球の歴史を見ていくと、我々がこうして高度な文明を築くに至ったのも、一種の偶然であり、また、この先もこのまま続くとは限らないということが身に沁みて分かってくる。
    上・中・下と3巻に渡って記された地球の歴史も、本書で完結し、上巻冒頭に掲げられたテーマ、すなわち「我々はどこから来たか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」という問いかけに対する答えが本書を通して語られていたことに気付く。
    宇宙論、地球物理学、生物学、気象学など様々な学問分野を縦横に盛り込んだ本書だが、個人的には、やはりプレートテクトニクスを中心と

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    2017年04月17日
  • 地球の歴史 下 人類の台頭

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    地球の歴史もいよいよ最終巻、人類の登場だ。その前に恐竜の時代があり、なぜ絶滅したのか、隕石説の正しさを納得した。そして、日本列島の誕生の物語まである。長い歴史の果てに私たちがいる、そのことを実感した。

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    2017年03月28日
  • 一生モノの英語勉強法 「理系的」学習システムのすすめ

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    文法学習の優先順位
    ・文型(IV型・V型)
    ・完了形
    ・接続詞
    ・句と説

    上級編
    ・強調/倒置
    ・否定
    ・仮定法
    ・無生物主語

    精読のススメ
    夏目漱石「諸君は一字一字を忽せにせす、読易き本を熟読」せよと説いている。

    一般的な英語コミュニケーションの9割をカバーするには3000語。(日本語の場合、約1万語)(ただしこれは逆に英語の難しさを表していないか?getやmakeのような簡単な言葉に前置詞をつけることで全然違う意味をあらわしたりする独特の言語のように感じる)

    単語カード
    動詞は単語だけを書かない。どのような前置詞を伴うかなど。apologizeだったら、apologize to (

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    2017年03月16日
  • 地球の歴史 下 人類の台頭

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    物理,化学、生物、気象、地震、地層、その他なんでも総合して、宇宙→地球→生命圏の統合歴史を叙述するという、とんでもない本。よくこれだけのことが書けるものだ。

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    2018年10月14日
  • 火山噴火 予知と減災を考える

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    火山噴火について、きちんと説明してくれる本を探していたところ、情熱大陸にも出演された火山学者鎌田氏の2007年の著作が再販されていたので読んでみました。
    アウトリーチ(研究成果を一般社会に伝えること)の重要性を主張されている鎌田氏の本だけに、読みやすく、またそれでいて内容もしっかりしています。そこはさすが岩波新書。
    火山噴火の概要、予知の現状、減災の方法など2007年当時での火山学の最先端を知ることができます。
    なぜ噴火の前兆現象として火山性微動が重要なのか、噴火のタイプ別による災害の種類の違いなど、火山噴火のニュースを読み解く際に役立つ情報や、地震予知よりも噴火予知のほうが実用段階に達してい

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    2016年05月21日
  • 西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代

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    火山や大陸の時間の長さと人間の時間の長さは同じではないと痛切。富士山が実は火山としてはまだ若いこと、戦後の日本は珍しく穏やかであっただけで、これからはまた地震や火山も活動していくであろうこと、火山や地震の恵みについて、経済、エネルギー問題、生活スタイルに時間のことなど、かなり詰め込まれている本でした。
    そして、読みやすいのも嬉しい。

    「足るを知る」。

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    2016年01月18日
  • 西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代

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    「情熱大陸」にも先日取り上げられた火山学を専門とする著者が今後日本を襲う可能性のある地震、火山による災害のリスクに関して述べた本。潔いと思わせるのは「何年何月何日にどこで地震が発生する、火山が噴火するというような予知は不可能である」と現在の地球科学の限界を認めた上で、それでもなお予測されるリスクに対して警鐘を鳴らしている点です。「南海トラフで発生する海溝型地震は3回に1回は超弩級の地震となっていて、次に発生する地震がその順番になっている」、「9世紀に地震活動が活発化した時代があり、現代が非常によく似た状況となっていて、9世紀に発生した地震のうち、現代でいまだ発生していないのは首都直下型地震と南

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    2015年12月20日