鎌田浩毅のレビュー一覧
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地学、天文、生物と理科第二分野の学者は日本語の上手い人が多いようで割とハズレがないようだが、中でも本書は平易な言葉のみで記述しようとしてあり、難解な用語も計算式も出てこない。それでいて好奇心を刺激する。プレートテクトニス、地層=地球表面での記録、オゾン層や地球磁場の役割、地質時代、宇宙論のトピックまでが簡潔にまとめられている。同様の入門本をいくら読んでも途轍もない忘却力で忘れ去ってしまっているからいつでも新鮮なのだが、この本は忘れたころにまた再読してみたくなるかもしれない。2009年刊だが、東北にプレート性の大地震の可能性を言及し、津波が来たら遠くへ逃げるな、高い所に逃げようと教えてもいる。
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Posted by ブクログ
理系の人はどんな風に文系な本を読んでいるのか、興味があったので読みました。文系の人による文章案内本とはかなり違ってますね。こんなにシステマッチックには分析出来ないです。雰囲気の部分で読んでいたり書いたりしている事を、こういう方程式により、この作家達(計35名)の名文は名文であるのだと、箇条書きしてあります。
例えば、文章で「知性」をアピールしたければ、夏目漱石の様に漢字・漢語で文章を黒くしろ、とか、塩野七生のひらがな文体の効用やら、林真理子の間のとり方、安部公房の文体を「硬質な文章に垣間見える官能」ですとか、そう言われてみればなるほど、という感じです。ここに紹介されている作家たちの本をまた読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ六つの項目内容に分けて各分野の強化を図る
一、発音
二、文法
三、読解
四、単語
五、リスニング
六、スピーキング
●発音
三割がたマスターしたらどんどん前に進む
自分の発音を録音する
一度選んだら、その本を信じてやり通す(完璧ではなく、多少荒っぽく途中を飛ばしてもかまいません)
●文法
参考書と問題集を活用する
参考書が決まったら、どの「単元」から学習するか、取捨選択する
すべての「単元」を学習する必要はない
実は、どの参考書を用いるかより、どこをやらないかを決めることがとても重要
最初に、英語を「読む力」をつけることを念頭において戦略を立てます。
以下八つの文法単元を優先して学習す