鎌田浩毅のレビュー一覧
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4月から授業が始まって教科書を読むことが多くなって、なかなか他の本を読んでいませんが、今月末に地震学入門の授業が金沢であるので、そのための予習の意味も含めての一冊。
前半は大地震発生のメカニズム、後半は減災のための実践的な内容の本でした。首都圏での地震における帰宅困難者向けの帰宅支援マップを使い、東京丸の内から千葉県松戸市まで実際に歩いてチェックする内容はなるほどって思う視点がたくさんありました(私は会社と自宅が徒歩1分だけど(^^;)。日本は、プレート構造を思えば必ず地震は起きるという運命にある立地。将来の損害を考えずに便利だからと首都集中が続く姿を、戦争の時代に投影して現在は「負ける戦争か -
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ネタバレ日常の中の物理をコンセプトに、何の気なしに周りで起こっている現象や利用している機器なんかがどういった原理なのかを解説している。
が、理系音痴の私はやっぱり腹落ちするまでの理解には到達できないなー。日々利益を享受しているノイズキャンセリングの「単振動」や「位相がずれる」といった用語や現象がどうも理解できない。そんな時は最終章にも述べられている「棚上げ法」でどんどんその他書籍を読んでみたりで量をこなしていくことで、光明を得るときがくると信じてる。
個人的な学びは、遠視・近視と老眼・白内障は原因が異なる・前者は眼球の変形で、後者は水晶体の濁りなんだって。乱視な私は眼がゆがんでいるのかと少し怖くな -
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2022.09.30
いわゆる「南海トラフ地震」や富士山の噴火など、これまでの地震の歴史を交えながら必ずくると言われている大震災に向けてどう行動するべきかを理解することができた。
防災のためにあれをやろう!と強く意識するのではなく、日常の中に溶けこませていくことが大事。
例えばいつも持ち歩くカバンの中に飲料水や軍手を入れておくことも大事。
最も読んでいて素晴らしいと思ったのは東日本大震災で生まれた大量の瓦礫を使って防波堤を作る仕組み。
次に津波が来たときにその勢いを抑えることはもちろん、本来ゴミになってしまうものを再利用する考え方も素晴らしい。
世の中には防災に関する知識が溢れている。
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理系教育のスペシャリスト2人によって書かれた本。生活の延長線上にある物理の理論を使った事象やモノが解説される。
内容は非常に分かりやすく、読み物として単純に面白かった。役立つ知識も多かった。
ただしこの本の醍醐味は知識を得ることではなくて物理の世界に「慣れる」ことがと思う。
自分は数学と物理が嫌いすぎて文系の大学に進んだが、何の因果かばりばりの理系フィールドであるメーカーで今は仕事をしている。まさか図面を読むような仕事に就くとは思わなかったが、何年か仕事しているとそれが楽しいと思うようになった。
それでも物理や数学にはアレルギーが未だにあるので、これを克服するためにこうした本を読むように -
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読書の苦手な人にとって、とても知的なイメージのある中公新書を手に取ることはハードルが高いと思う。ところがこの本は、読書が苦手な人向けに、丁寧に構成されている。筆者が教鞭を取る京大の学生だけが対象ではなく(決して優秀な人が対象ではなく)、本を手に取らない世の中の人達全般に向けられた「読書法ガイド」である。
まず、目次がとても分かりやすい。気になる箇所から「つまみ食い」できるように、各章がキャッチーな言葉で並んでいる。
そして、この本は各章の「冒頭」に要約が記されている。まるで新聞の見出しのようだ。章末に要約があるだけでも丁寧だが、冒頭にある本はなかなか無い。つまり、目次を読んで、気になった章の -
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地震の仕組みは動画で見た方がわかりやすいとは思うが、この本で十分よくわかった。
ジュニアスタートブックスは(中学生には読みやすいのだろうが)読んでもちょっと物足りないと思うことが多いのだが、これは内容が詰まっていて読み応えがあった。最初に出た本だからだろうか。
内容は必要なことばかりで、どこか削ることはできなさそうなくらい充実していた。京大の教授が地震の仕組みや日本の地震災害の歴史などを、科学的に分析していく。そして南海トラフは2030年代にはほぼ確実に、首都直下型地震も30年以内に70%の確率で起きると、理路整然と説明されたので、読んだ後寝た私はうなされてしまった。日本、活断層だらけじゃん。 -
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トピックセンテンスは、英語ではお約束のようなもの。最初にいいたいことを述べる。
スキマ法=1日5分でも発音の練習する。自分の発音は録音して聞く。
伊藤和夫「英文法教室」文法は筋トレのようなもの。知的なことを学ぶ喜び。
大学受験用の文法参考書と文法問題集。受験用教材は最適な教材。「フォレスト」など。
文型、完了形、接続詞、句と節、協調、倒置、否定、仮定法以外はやらない。
一日10分数日から一〇日程度で終了するように取り組む。本に書き込む。捨て問題集を使って総復習する。
動名詞と不定詞の使い分けは最初に暗記する。
受験用英文法が終わったら、「ハートで感じる英文法」「英文法をこわす」など。
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