鎌田浩毅のレビュー一覧

  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    もともと理系的な思考をする私にはすっと腹に落ちる部分が多くありました。
    新しい発見こそそうはないものの、これで正しかったんだなと思わせてくれました。

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    2019年02月06日
  • 日本の地下で何が起きているのか

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    (別の本の感想を載せてしまっていたので再掲し直しました)

    2018.2記。

    鎌田浩毅「日本の地下で何が起きているのか」

    南海トラフ地震は必ずくる。しかもかなり近いうちに。これはもう科学的知見としてはほぼ結論が出ているらしい。また、前から気になっていた「地震活動と火山活動は連動しているのか」について、著者の答えは明快にYes。今日本国内はもとより、環太平洋とくにアジア側で噴火と地震が頻発している。「活動期」に入っている。

    確率はより低いが起きたらかなりまずいのが富士山の噴火(「噴火スタンバイ状態」(P.92))。山体崩壊で東海道の交通は寸断され、火山灰で首都圏のハイテク設備は壊れ、羽田と

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    2019年01月01日
  • 地球の歴史 上 水惑星の誕生

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    ビッグバンから始まって、物質、エネルギーの動向を、物理学と化学の視点を使い分けながら語っていく。宇宙規模のマクロの文脈において地球の誕生、変遷が無理なく位置づけられる。だから話の通りがスムーズ。
    上巻は先カンブリア期までで生物誕生の話はほぼないが、もう満腹感がある。
    中巻以降ではダイナミックな変動が減っていくことは明らかなんだし、上巻ほどの爽快感は望み薄だと思う。
    まあ、続きも読むけど。

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    2018年12月30日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    "目的を持った読書とすれば、おのずと戦略(読み方)も考え論じられる。
    濫読は消費の読書とのこと。
    所詮人生は暇つぶしとの人生哲学があれば、それも大歓迎。
    まじめな人はそうはいかず、何か生かせる流れを作りたいと考える。
    そんな人が読めば、参考になることが見つけられる本。"

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    2018年11月25日
  • 一生モノの英語勉強法 「理系的」学習システムのすすめ

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    "英語を学習する本は世にあふれている。そして、そんな本を何冊も読んできた。
    最近英語に触れる機会も増えてきたこともあり、自らの学習意欲を高めるためにと購入した本。
    文法の学習と英文を読むところからはじめてみようと考えている。
    いつからやるの?今でしょう!(最近のはやり言葉をちょっと使ってみたくて・・)"

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    2018年10月28日
  • 京大・鎌田流 知的生産な生き方 ロールモデルを求めて

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    "京都大学の鎌田教授流の知的生産的な生き方紹介した本。
    私が、この本で一番印象に残ったのが、「理系の棚上げ方」とう下り。解決に至らない事柄を捉えず棚上げしておく。いずれそれが解決する手がかりが後で見つかるかもしれないので、そのときは棚上げしておくという考え方。アインシュタイン博士の事例を挙げて説明をしている。
    私の場合、棚上げしておく事柄だらけになりそうな気もするが、前に進むためには、このような考え方を知っているのと知らないのとでは、スピードが変わってしまう。仕事の現場で役に立つ考え方だ。"

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    2018年10月19日
  • 一生モノの勉強法 京大理系人気教授の戦略とノウハウ

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    大人のための勉強法について書かれた本です。

    飲み会に二時間以上いない。
    睡眠時間を削らない。
    一夜漬け然り。
    など、参考になりました。

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    2018年10月14日
  • 地球の歴史 下 人類の台頭

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    生物学や地学などの分類は、深く探究するためには必要なことだが、あくまで便宜的なもので、相互に関連しあっているのだということがよく理解できた。地球の歴史を解き明かすのに、ビッグバンから始まって、生物の誕生や栄枯盛衰が興味深く語られている。
    皮肉なことにこれまで読んだどの生物の本より本書の生物についての記載が面白かった。

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    2018年10月13日
  • 地球の歴史 上 水惑星の誕生

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    サイエンスの本で途中で挫折せず、これほど夢中になって読むことができたのは生まれて初めてではないだろうか。アウトリーチ活動の第一人者でもあるブリッジマン鎌田さんの力作です。

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    2018年10月13日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    地学の知識はずいぶんと昔のままだった。アップトゥデイトしてもらった。日本の状況を考えると、後20年の内に南海トラフ大地震を含む西日本大震災が起こるし、朝鮮半島では白頭山の噴火も考えられる。それに富士山の噴火も?東日本大震災で、日本列島は新しい時代に入ってしまたんだな。

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    2018年10月19日
  • ラクして成果が上がる理系的仕事術

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    2006年5月31日初版

    なにげに取った本だったが意外に面白かった。

    今までの仕事術の中でも直ぐ使えるもの、かつ、著者自身が使い続けているものをピックアップし、「理系」という視点から解説を試みているもの。

    後半には理系があまり関係ないものも見受けられるが、全体としてよくまとまっていると思う。
    文体の歯切れも良い。

    この著者の他の作品も気になってきた。

    理系的とは逆に要点を最後に書くと
    「アウトプット優先主義」

    あまり筆が進まないブロガーには参考になる一冊かも知れない。

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    2018年10月09日
  • もし富士山が噴火したら

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    火山灰って 灰じゃなくて
    ガラスのような鉱石なんですね
    肺が弱い私には ちょっと恐怖の物体です
    マスクは必須!!
    水にぬれると粘土状になるので
    色んな所がつまったり しそうですね

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    2018年09月25日
  • 火山噴火 予知と減災を考える

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    ネタバレ

    著者はテレビによく出てくる人なんですね。
    その番組を見ていないから知らなかったです。

    火山の噴火は短いけれども
    それから生まれる恩恵は実に長い…
    きちんと兆候を予知し、
    非難につなげれば被害は避けられませんが
    人命に関する被害は抑えられるのです。

    火山の噴火の形も様々です。
    島に由来するのが2つもあることに驚き。
    そのうち1つは火山の英語の語源にもなっているのです。
    これぞ火山、といった感じですね。

    風評被害のところは
    必ず覚えておいてほしいことです。
    噴火の災害だけではなくて
    あらゆる災害にも言えることだと思いますよ。

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    2018年09月23日
  • 地球とは何か

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    地球科学を専門にしてきたが、全体像を1冊で学べる本は学生時代にであえなかった。地球を熱を吐き出すシステムとして、横方向のプレートテクトニクス、縦方向のプレームテクトニクス、さらに、プルームの沈みこみによるコアへの影響と磁場の発生と逆転を語ってくれているのは、ためになった。

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    2018年08月29日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    専門書やビジネス書を読むのが苦手な人(社会人、学生のどちらもOK)への読書術の指南書。タイトルは「理科系の〜」とあるけど、理系の書物を読むこのではなく、“効率よく読み進める理科系的考え方”を意味するものであるので、文系の人にもお勧めです。
    (このタイトルだと、パッと見で文系の人が手に取る確率が下がってるんじゃないかな?と余計な心配をしてしまいました。)

    内容紹介にあるように「最後までよまなくていい」「難しいのは著者が悪い」など、安心できる考え方が沢山ありました。

    本書を読んで、「いつか自分にも理解できる日が来るかもしれない」と思って読み進めること出来ないのに何年も手放せなかった本を古書店に

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    2018年07月05日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    理科系の読書術というタイトルですが、理系じゃない私でも楽しんで読めたのでぜひ読んでほしいと思います。
    読書というものについて、ただのスキルではないアプローチがされています。

    本との向き合い方
    本の読み方
    本の選び方
    本の使い方

    などなど、理系=理論的で合理的な観点から、
    なぜそうするのか、も含めて書いてあるので、
    今後の読書にも生きると思います。

    あくまで、速読や多読のスキルだけを学びたい方にはおすすめしない本です。
    個人的には、これからの読書に対する考え方に役立つ本だと思うので、大学生や社会人になりたての方に出会ってほしい本だなと思います。

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    2018年05月23日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    ネタバレ

    2018/4/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2019/8/20〜8/22

    京大の火山学者、鎌田先生の読書術。理科系ならでは、ということだが、それほど変わるだろうか。本書にもあったように、三つの情報が得られれば良い、とするなら、目的は達したかな。

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    2019年08月22日
  • 一生モノの受験活用術――仕事に効く知識とノウハウ

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    論旨が明快で、とっても読みやすいです。単なるハウツー本だと思って読むと、裏切られますよ。いい方向で。大学受験を経験した人、これから経験する人にお薦めします。あ、でも、内容はちょっと難しいので、あるレベルの基礎学力は必要かと。

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    2018年02月03日
  • 座右の古典 賢者の言葉に人生が変わる

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    京大で人気教授の読書本。おすすめの古典を紹介してくれている。色んな人の血肉となっている図書の話を聞くのはとても楽しい。
    しかし、こう見ると読んでいる本も少しあるけど、古典とよばれている本を本当に読んでいないなと思う。

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    2018年01月08日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    日本人として足元を固めるために読んでおくと良いと感じました。
    その中でもプルームの擾乱→地磁気強度の低下→寒冷化と様々なことが一連の流れであるという部分が面白かったです。

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    2017年12月17日