鎌田浩毅のレビュー一覧

  • やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する

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    やり直すも何も高校で地学をやっていない。
    が、日本人なら知るべき情報がたくさんあるし、むしろ新聞やテレビなどで聞き齧った情報も多いが、改めて頭の中が整理された。
    最後の宇宙のことだけは良くわからなかったのと、まだ研究分野のせいか説明もポワーっとしてる感じだった。

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    2022年01月21日
  • 富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」

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    地球物理学者である著者による、ブルーバックスならではの学術的な著作です。火山噴火と災害につながる現象について、基本的な専門情報が紹介されています。またそれらを元に公表されているハザード情報の詳細な解説されて、その危険について記述されており、今更ながら再認識させられる一冊でした。地球、富士山が「活動」していることを忘れてはいけないと改めて思いました。

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    2022年01月15日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    勉強には、学んだ内容が活きる(コンテンツ)のと、効率よく勉強していくノウハウを身につけるという2つの効能がある。

    勉強するということについてサクッと学べる本

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    2022年01月01日
  • 地震はなぜ起きる?

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    地震の仕組みは動画で見た方がわかりやすいとは思うが、この本で十分よくわかった。
    ジュニアスタートブックスは(中学生には読みやすいのだろうが)読んでもちょっと物足りないと思うことが多いのだが、これは内容が詰まっていて読み応えがあった。最初に出た本だからだろうか。
    内容は必要なことばかりで、どこか削ることはできなさそうなくらい充実していた。京大の教授が地震の仕組みや日本の地震災害の歴史などを、科学的に分析していく。そして南海トラフは2030年代にはほぼ確実に、首都直下型地震も30年以内に70%の確率で起きると、理路整然と説明されたので、読んだ後寝た私はうなされてしまった。日本、活断層だらけじゃん。

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    2021年11月23日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    いつでも勉強することは必要だ。そして、誰しも自分なりの勉強法を身に着けるべきだ。そのヒントがここにある。

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    2021年10月18日
  • 地震はなぜ起きる?

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    日本は、海溝・陸の計4つのプレートの境界にあり、頻度と規模の面で地震大国である。
    過去の巨大地震の感覚から南海トラフは2030年代とされており、これは地震の世界では数少ない予想の一つである。

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    2021年10月16日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    理科系の人のための、というよりは、理系的な読み方を要求される本から情報をいかに抽出するか (と、それをどうアウトプットするか) について解説されている。
    詩や小説ではなく、教科書、専門書、ビジネス書、指南書のようなものが対象。
    自分はフィクションよりもこういったものをよく読むので、大変参考になった。

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    2021年10月04日
  • 一生モノの英語勉強法 「理系的」学習システムのすすめ

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    トピックセンテンスは、英語ではお約束のようなもの。最初にいいたいことを述べる。
    スキマ法=1日5分でも発音の練習する。自分の発音は録音して聞く。

    伊藤和夫「英文法教室」文法は筋トレのようなもの。知的なことを学ぶ喜び。
    大学受験用の文法参考書と文法問題集。受験用教材は最適な教材。「フォレスト」など。
    文型、完了形、接続詞、句と節、協調、倒置、否定、仮定法以外はやらない。
    一日10分数日から一〇日程度で終了するように取り組む。本に書き込む。捨て問題集を使って総復習する。
    動名詞と不定詞の使い分けは最初に暗記する。
    受験用英文法が終わったら、「ハートで感じる英文法」「英文法をこわす」など。

    「英

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    2021年09月18日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    使えそうな方法を集めたと筆者が言うとおり、一通りの大変役に立つ読書法が記されている。
    本好きにも補章として興味深い内容があり、私にとってこれからに活かせそうだ。

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    2021年09月01日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    まさに、「その分野の第一線の専門家が、一般の人たちに向けて専門分野について最新の知見まで含めて包括的に分かりやすく、そして興味を引くようにコンパクトに説明してくれる、という「新書」という書籍形態の特長を体現している良書と思います。

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    2021年08月16日
  • 読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法

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    効率よく読書をしたいわけではない。
    手当たり次第に読むには広く深すぎる世界。
    読書ジプシーとなった今、街灯のような、道案内のようなものが欲しい。

    できることなら解読できる「地図」を手に入れたい。

    野口晴哉の「体癖」が出てきた。軽く運命を感じて読み進めた。
    著者の言う「セレンディピティ」といい「本に呼ばれる現象」といい、一見オカルトチックにも思えるようなことにも共感できる。

    自分の求めている情報が論理的、体系的にまとめられ、そして読者を尊重した本に出合えてよかった。
    著者の専門の分野の著書も読んでみたいと思う。

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    2021年07月13日
  • 西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代

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    前半は地震、火山のメカニズムと3.11以降の研究成果から想定されるリスクの説明が、丁寧にされています。
    またその周期性から2035年±5年の範囲で、南海トラフ巨大地震が発生すると予測される中、日本人が取るべき行動と考え方を主張されておられ、私自身は腑に落ちるところばかりでした。
    またその中で過去にすがるのは愚かであり、その反対に、この世で生を受けて流れつつある瞬間を十全に生きることが最も大切とされ、今更ながら納得するところでした。

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    2021年07月03日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    読書術は何冊も読んできた。だから、この本もありきたりな内容かと思っていた…後半はそうでなかった。読書は危険性もはらんでいる事を教えてくれた珍しい本であると思った。本は読みすぎない、思考できるを目指す。

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    2021年06月03日
  • 理学博士の本棚

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    筆者の研究への情熱が、どのような言葉で培われたか。何が筆者を駆動させたか。筆者の実体験と紐付いた「中古典」の紹介で、未読のものの内容も分かり面白かった。ヘッセ「車輪の下」は、現在4歳の息子には大学生になる前までには読んでみてもらいたい。自分が22歳で手に取った時点で読む時期を逸した、と感じたぐらいだったので。

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    2021年05月28日
  • もし富士山が噴火したら

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    ブルーバックスの「富士山噴火と南海トラフ」を読み始めて、その著者の鎌田先生に監修の漫画があることを知り、先にそちらを読んでみたもの。
    イメージとして理解するには漫画が手っ取り早いと思っており、本書で富士山が噴火したらどのようなことが生じるかということのイメージを持つことができた。
    仕事としても噴火による降灰が設備に積もったらどうするか、ということを考える必要もあるのだが、ただ水で洗えばよいというわけにもいかなさそうであることがわかった。また、灰の成分はガラスを主としており、吸うわけにはいかないし、目に入れるのもまずいということがわかった。
    噴火の兆候は1か月くらい前にわかるということだが、その

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    2021年05月06日
  • 富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ

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    地震がまた増えて来ています。おそらく近々大きな地震は来るのでしょう。
    ただ世間的に対策を根本的に考えられているとはあまり思えないです。
    もっと広く多数の人が正しく理解して備えることが必要だと思うのですが…

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    2021年03月21日
  • 一生モノの勉強法 京大理系人気教授の戦略とノウハウ

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    京大教授の鎌田先生によれば、大人の勉強は成功を目的にするもの。それには、戦略的に、知識の身につけ方、教養を磨く勉強、周囲の人に上手く伝えるためのコミュニケーションなど、質の良いインプットを手にし、質の高いアウトプットを出すことで、周囲から評価される。その評価が自身の大きな満足感と生きがいになる。そのための鎌田先生が試行錯誤されて編み出した実践勉強法です。試してみたいものは、ノートは表面のみしようする、人と会う場を学びの機会に転換するなどなど。読書をする前に是非、読んでおきたい1冊‼️

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    2021年03月19日
  • 富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ

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    首都圏にも深刻な被害を及ぼすと言われる富士山噴火。これまでに分かっているメカニズムや災害の予測などを著者ならではの分かりやすい文章で綴られています。
    いつか必ず起きる富士山噴火。
    今の日本でビジネスする人全員の必読書かもしれません。

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    2020年11月29日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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    ネタバレ

    「理科系の」とタイトルには書いてあるが、著者が言いたいのは、アウトプットを前提とするときの読書術。
    論文を書く前に、資料を効率的に読むための、いやそれよりも、読むという習慣をつけるための読書術なのだ。

    最初から最後まで通して読まなければならないということはない。
    沢山の本を読む必要はない。
    難しい、合わないと思ったら、さっさと読むのをやめる。
    情報を3つ得たら、その本はもう読まなくてよい。
    ガイドブックなどで内容を先につかんでもOK。

    ただし、いつでも本を読めるように、読みさしの本を常に手元に置く。(複数配置はなお良し)
    毎日、最低15分は本を読む時間を作り、読書を習慣にする。

    要するに

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    2020年11月01日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    以前、釜さん生の講演会に行き、その帰りに本屋で買いました。大変わかりやすく、地学の重要性を再認識しました。高校時代に勉強した地学と比べ、新たな発見が随分出てきているので勉強になりました。

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    2020年10月24日