鎌田浩毅のレビュー一覧

  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    30年たつといろいろ変わってるんだなあ。わかるようになったことが多いけど、わからないこともまだまだたくさんある。その中でリスクコミュニケーションをとっていく。大変だけどものすごく気を使って書いてるのがよくわかる。やっぱり茨城の北の方かなあ。

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    2025年10月13日
  • 災害列島の正体-地学で解き明かす日本列島の起源

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     この本の途中で著者は、大学センター試験を受ける学生のうち、理科で地学を選ぶのはわずか7%と嘆く。

     私個人的な経験でも、40年以上前の受験時に地学を選択したが一定数以上の生徒が受講しないと授業を行わない、と言われて往生した記憶がある。

     地質学、古生物学、宇宙論、天候、太陽活動まで、地学のカバーする範囲は広い。その地学を最新の知見をもって解説し、最新の地学を俯瞰できるのが素晴らしい。

     「できるのは防災ではなく減災」など、うなずける指摘多数。この分野の専門家である著者が、地学にもっと興味を持って欲しい、という動機をもって書き上げた良書。

     地学はこの1冊で。

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    2025年10月01日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    もとは塵だらけの宇宙。これが少しずつ集まって、集まるとき隕石となって、
    熱と水分を地球にもたらす。火の玉地球が出来上がる。
    太陽との距離が絶妙で、水星のようには干上がらず、火星のように冷え切らない、
    奇跡の星が生まれた。火の玉から雨によって地表が冷え、空気の層も生まれる。
    生物が生まれる。パンゲア大陸がプレートに乗って少しずつ動く。
    マグマが噴出し火山が噴火する。プレートがずれて地震が起こる。
    そう、この本の主役は地震と火山。

    京都大学名誉教授がわかりやすく地学を教えてくれる。
    教室と銘打つくらいなので、私も知っていることも結構あった。

    興味深かったことをいくつか。

    温暖化が叫ばれている

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    2025年09月21日
  • みんなの高校地学 おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識

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    audible 。60年前、高校1年のとき地学を学んだ。担当が学級担任の先生だったからか、天体が好きだったからか面白かった思い出がある。
    それにしてもさすがに半世紀の学問の進化は素晴らしい。気象、地震、火山、宇宙…と身の回りの暮らしと直結する「分かり」が興味深く学べた。
    気候変動が人類にとって大きな課題となっている今こそ目を大きく見開いていたい。トランプや我が国の一部の政治家はしっかり目を閉ざしているようだが。

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    2025年07月21日
  • やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する

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     自分が高校生の時に学んだ理科の科目と言えば、化学、物理及び生物の3科目であった。地学のリテラシーについては本書でも触れられているが中学レベルに留まっている。だが、今後の南海トラフ地震や首都直下型地震に関する防災の知識を深めるためには地学の知識は欠かせない。そのような課題意識の下に本書を手に取った。
     本書は誤解を恐れずに言えば、問題集の性格が強い。随所にセンター試験の過去問を軸に説明が展開される。タイトルが「やりなおし高校地学」とあるように、最低限の知識は求められるが、解説は非常に詳しいので、別途入門書が求められるということはない。当然、高校地学の知識など無いに等しい状態で問題に当たっていく

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    2025年07月11日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    ネタバレ

    最後の方は、南海トラフ地震と火山噴火の仕組みとこれからの対処の仕方であった。ニューズでは日本の火山ばかりの話であるが、白頭山の火山噴火については初めて知ることができた。

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    2025年07月07日
  • みんなの高校地学 おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識

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    ネタバレ

    高校地学ということで、地学の復習になるかと思って読み始めた。今までの地学の本で最もわかりやすい本である。最初に地震から説明しているところが目新しい。
    地学の教科書まで「もっと学びたい人へ」で説明しているのでより地学を学習する人が増えるであろう。高校では、地学基礎の教科書である。

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    2025年06月07日
  • 理系的 英語習得術 ――インプットとアウトプットの全技法

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    ネタバレ

    楽しく英語を勉強することをモットーとして書かれている。読解、単語、文法、リスニング、英作文、スピーキング、英語の名文などいくつかの領域に分かれて学習法を教えている。がむしゃらにやるのではなく、ある程度手を抜いて、スキマ時間で勉強する方法である。
     大学1年生が受験でまだ英語と離れていないときに最適の勉強法である。

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    2025年03月22日
  • 地球の歴史 下 人類の台頭

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    上、中、下の3巻シリーズの最終巻です。
    今から6500万年前に、メキシコ湾に巨大な隕石が衝突して、その影響で恐竜が絶滅した話、
    巨大な火山の噴火で地球上の平均気温がとても下がって夏がなくなった話、アメリカのイエローストーン国立公園は巨大火山の噴火のあとのカルデラという話など、下巻も相変わらずスケールの大きな話です。
    人類の先祖が気候が寒冷化して数千人という水準まで少なくなってしまい、それからまた増えてきた、という話も心に残りました。
    3巻を通じて、地球科学のスケールは日常では考えられないほど時間、空間的に大きな話で圧倒されました。
    そして、小さな、地球の歴史の中ではほんとうに新参者の私たち人間

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    2025年03月17日
  • 地球の歴史 中 生命の登場

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    地球のダイナミックな動きに圧倒されました。
    大陸がくっついて一つになったり、また分裂したり、またくっついたりなどや、地球の地磁気のN極とS極が反転したりとか、全球凍結といって地球全体が氷に覆われて、海の氷の厚さが1キロメートルにもなったかと思えば、平均気温が50度くらいの高温になったりとか。
    そんな中、生命は少しずつ進化していって、生命が誕生したおかげで大気中の二酸化炭素や酸素濃度が変化したなど、生物と地球の共進化の様子が書かれています。
    このかけがえのない地球を粗末にしてはいけないと思いました。

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    2025年01月21日
  • ラクしてゴールへ! 理系的アタマの使い方

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    理系的な方法で行う知的生産術を解説した本。

    「アウトプット優先主義」をキーワードに、著者の経験に基づいた知的生産術が書かれています。

    仕事で一番大事なことは、いかに速くアウトプットを行うか。アウトプットをすばやく行うには、先にゴールを決める必要があります。

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    2025年01月04日
  • 地球の歴史 上 水惑星の誕生

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    上中下の三巻のはじめの巻です。
    138億年前の宇宙の始まり、ビッグバンから40億年くらい前に地球に海ができた頃までの歴史が上巻では書かれています。

    地球に海ができる前には、マグマオーシャンと呼ばれるマグマの海で覆われていたことをはじめて知りました。

    スケールの大きな話で、日常の些事を忘れることができます。

    地球の構造を物質の視点から見たり、固さの視点から見たりといろいろな視点からものごとを見ていく、ということは他のことでも参考になる考え方だと思いました。

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    2024年12月25日
  • 理系的 英語習得術 ――インプットとアウトプットの全技法

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    2024年65冊目。満足度★★★★★

    過去に何度何度もチャレンジした英語力UP

    現在、再びギアを上げて勉強することを決意

    そんな折、手にしたのが本書

    大変ロジカルかつわかりやすく書かれており納得の内容

    本書で紹介された数多くの書籍も参考にしながら、実力アップを図っていきたい

    著者の本はどれも一定のクオリティがあるので、オススメです

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    2024年10月10日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    筆者とは仕事で面談させて頂いた事があったので、最新のこの本を楽しみにしていた。東京の湾岸地域に住む自分にとっては今後日本のどこに居を構えるかが最大の悩み。少しでもリスクを分散ししなやかな生き方が出来るよう考え抜きたいと思った。最後の章の部分はサステナブルな社会を築くために共感出来る部分が多かった。良著だと思います。

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    2024年10月06日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    南海トラフ地震、首都直下地震、噴火の概要とリスクの説明のほか、現在の建物の耐震対策についても言及、科学の限界を正しく理解し、分散型社会が望ましいと提言する本書は科学の伝道師として活躍されている著者の叫びが詰まった内容でした。大地動乱の時代に生きる以上、生活に活かさなけばと思いました。

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    2024年06月30日
  • 一生モノの英語練習帳 最大効率で成果が上がる

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    ある程度のゆるさがありながら、学習の取り組み方を丁寧に教えてくれている。近道ではなく、王道の学習法かも知れないが、とても勇気づけられた。

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    2024年06月04日
  • 揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義

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    火山学者の著者がこれからの日本の震災についてを徹底解説。

    南海トラフは2035±5年でくると予想。

    東京直下地震はいつきても不思議じゃない。

    富士山も「噴火スタンバイ状態」

    減災についての知識を常に持ちつつ行動を改めなければならないと強く思った。

    日本で生活しているすべてが読むべき本ですわ。

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    2024年05月18日
  • 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために

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    [概要、目次]
    ・地球は丸かった(人類が地球を計測した歴史について)
    ・地球の歴史を編む(地層、化石について)
    ・過去は未来を語るか(斎一説と激変説)
    ・そして革命は起こった(大陸移動説について)
    ・マグマのサイエンス(マグマについて)
    ・もう一つの革命(マントルの対流と生物の繁栄)
    ・大量絶滅絶滅のメカニズム
    ・日本列島の地学(日本の地震について)
    ・巨大噴火(過去の巨大噴火、未来の巨大噴火)


    [感想]
    初心者でも分かりやすく、各章ごとに興味深いテーマを扱っていて飽きなかったです。
    序盤で扱われていた地学と宗教の関係にも関心があります。もっと深堀したい。
    地学はとてもスケールの大きな話で

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    2024年05月14日
  • 100年無敵の勉強法 ──何のために学ぶのか?

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    1100

    鎌田浩毅(かまた・ひろき)
    1955年東京生まれ。筑波大学附属駒場中・高等学校卒業。東京大学理学部地学科卒業。通産省、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、現在京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・同名誉教授。専門は火山学、地球科学、科学教育。「京大人気No.1教授」の「科学の伝道師」。著書は『新版 一生モノの勉強法』『座右の古典』(ちくま文庫)、『やりなおし高校地学』(ちくま新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)など。

    そもそも大学受験で獲得できる能力は二種類に分けられる、と私は考えています。 「コンテンツ学力」と「ノウハウ学力」です。いったいどのような能力なの

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    2023年11月01日
  • 知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで

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    地球科学の事象を理解するためには、「過去は未来を解く鍵」ということと「長尺の目」を持つことが大切だとわかりました。
    過去に起きた現象を調べるとたくさんの有益な情報が得られ、現在の状態を正しく理解できて、未来を予測することが可能になります。
    長尺の目というのは、地球科学の分析対象の事象は百年、千年、万年、百年万年単位で起きる事象もあるので、日常生活の時間の感覚とは違う視点が求められるということです。
    この本の中でいちばん心に残ったのは、2030年代には南海トラフ地震が必ず起きると断言されていることです。
    今から、備えをしていないといけないと思いました。

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    2023年10月11日