鎌田浩毅のレビュー一覧

  • 地学のツボ ──地球と宇宙の不思議をさぐる

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    読みやすい。
    とにかくそこがツボ。
    書いてあることは教科書レベルを大きく出ないので,
    教科書を楽しめる人ならば教科書でかまわないとは思うが。

    さっと,「高校地学」をおさらいしたいという自分の目的には非常に合致していたので,★5つ。
    本棚に置いておく価値はあり。

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    2010年07月30日
  • 京大・鎌田流 一生モノの人脈術

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    人脈の具体的な形成方法をマニュアル的に述べる本かと思いきや、全く違いました。夢を持つ大切さ、人とのつながり、生きるヒント等、人生を学ばせていただいたというのが率直な感想です。いい本に巡り会えた!という感じでしょうか。

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    2010年07月07日
  • 地学のツボ ──地球と宇宙の不思議をさぐる

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    地震はどうやっておこっているのか。という所から始まってます。
    普段は1日24時間で動いている私たちですが、
    プレートテクトニクスを通して地球の時間を考えると、
    長い時間を頭の中で考える事ができました。

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    2010年05月11日
  • 京大・鎌田流 知的生産な生き方 ロールモデルを求めて

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    読みやすくかつ参考になるところが多く、お薦めできる本です。
    自分のスタイルをそろそろ確立しないといけないな、と感じました。

    こんな大学教授がいたらもっとちゃんと大学いっただろうなあ。

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    2010年02月01日
  • 京大・鎌田流 知的生産な生き方 ロールモデルを求めて

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    日常生活をこんなにも素敵なものにできるのだなぁとなるほどの一冊。本の名の通り、知的で質が高い時間の過ごし方が述べられている。教養とはこういうことを言うんだろうな。

    それ以上に大学にはこういう教授もいるのだなと感心。とてもためになりました。

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    2010年01月16日
  • ラクして成果が上がる理系的仕事術

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    知的生産
    ・とにかく書き始める
    ・仕事はとにかく一目でわかるように
      −クリアフォルダでの分類
    ・自分を観察するもう一人の自分 -メタ認知と離見の見
    ・バッファー時間で無意識と語り合う
      −時間を置いてレビューすることで、成果物の品質を向上させる
    ・オリジナリティとクリエイティビティ
      −クリエイティビティ:既存の情報を並べて、新たな視点から”整理"する
    ・書籍著作
      −9つの章、それぞれに3節に分類 (トータル27節)

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    2009年10月04日
  • 地学のツボ ──地球と宇宙の不思議をさぐる

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    『地学のツボ――地球と宇宙の不思議をさぐる』(鎌田浩毅、2009年、ちくまプリマー新書)

    本書は高校レベルの地学の解説書というような位置づけといえると思います。地球の歴史、地震、大気、海流、生物の進化、宇宙、光星の一生、などの地学の領域が体系的にまとめられています。専門用語にはわかりやすい解説や説明がされていて、知識ゼロの状態からでも安心して読めると思います。地学や天文学に興味があるが何を読めばいいのかわからないという人にとってはお勧めです。

    (2009年2月20日)
    (2010年3月21日)

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    2010年03月26日
  • 富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」

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    富士山は有史以来、幾度となく噴火を繰り返している活火山である。来るべき噴火に備えて国が作成した「ハザードマップ」の読み方を解説しているのがこの本。大変参考になる。

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    2009年10月07日
  • 首都直下 南海トラフ地震に備えよ

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    南海トラフ地震について書いた一冊。

    日本は地震大国と言われているが、改めてどこの地域でも地震のリスクがあることを理解した。

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    2025年11月15日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    19人の研究者がそれぞれ1つの論文を挙げ、それについて語るという本。最初から論文への偏愛全開で読ませてくれる。学問領域は多岐にわたっているが、どの分野にもすごいブレークスルーはあるもんだとか、専門分野の伝え方というのは人によって違うものだと思いながら読んだ。中でも最後の2章、「老化」の話と「南極の氷で超巨大なニュートリノ望遠鏡を作る」という話はとても興味深い。
    数学の章は正直ちょっと残念。ただ体験を書くのではなくて、数学や代数幾何のおもしろさがなんとなくでも伝わる内容であってほしかった。

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    2025年10月12日
  • みんなの高校地学 おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識

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    とても知的教養に満ちた良い本ではあるが、残念ながらオーディブルには向かないんじゃないかと思う。
    というか、こういうのは本で読もうよ私……オーディブルで読むのは無理だ。
    それというのも、高校地学なので図解が大前提になっちゃっているからである。もちろん図については添付されているし、手を止めて探せば図は確認出来る。でもね。オーディブルなのよ。車の運転とか皿洗いなんかやっている間に、ちょっとでも読書(?)を楽しもうなんていう貧乏性な考えで聞いているわけですよ。当たり前に図なんて手を止めて見ないし、確認しないの……幸か不幸か、高校地学なんで、半分くらいは過去の自分と過去の娘が触れていた内容なんで、なんと

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    2025年09月12日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    アカデミアでのプレートテクトニクス受容過程をリアルに見てきた著者による平易な解説
    わからないことはわからない、しかしこう考えるのがよい、という誠実さが通底する
    2030年代と目される東海地震への備えを喚起するメッセージとしても有効

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    2025年09月04日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    ちょっと難しい内容でしたが、長い歴史から、必ず起こる天災に備える大切さ、全部は対処できないから優先順位付けするしかない難しさがわかりました。
    読み終わった直後にロシアのカムチャツカ半島の巨大地震が起こり、地震のあと火山の1噴火が発生して、本に書いていた通りのことが起こって驚きました。

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    2025年08月30日
  • ラクして成果が上がる理系的仕事術

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    ●理系的要素がどこにあるのかは判然としないが、仕事を効率的に進めるためのノウハウが詰まっており、役立つ仕事術の本。

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    2025年08月05日
  • 理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント

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     この本は読書初心者や苦手意識のある人向けに、「本を簡単に読む」ための多様なテクニックを紹介している。
     特に印象的なのは、「難しい文章は著者が悪い」と断言し,まったく意味がわからない場合は無理に読まなくていいとする点だ。わかりやすい本を選ぶことを勧め、読書への心理的ハードルを下げている。
     こうした主張がなされることで、著者自身の文章にも高い説得力が求められるように感じられるが、実際にはその期待を裏切らない。むしろ非常に読みやすく、特に比喩の使い方が秀逸である。多少難しい内容でも、「おそらくこういうことだろう」と自然に理解できるような表現が多く、文章の明快さは本書の批判を裏付ける実例にもなっ

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    2025年07月20日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    前半の火山、地震、地球の仕組みの説明パートは著者からすれば、かなり易しく書いているのだろうが、やはり難しい。
    6章「今後必ず起きる超巨大地震」以降は、みんな読むべき。なんとなく、南海トラフ地震はいつか起きるんだろうなーくらいの認識でしかなかった小生も目を覚まさせられました。
    2030年代、自分の子供たちが進学や就職で、被災する可能性が高い地域へ行きたいと言い出したら、どうしようかな、、、、

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    2025年07月04日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    地球科学的な視座に立つと、富士山はいつ噴火してもおかしくないスタンバイ状態にあり、日本列島にはそういうスタンバイ状態の火山が20ぐらいあるのだそうです。

    噴火の引き金となる要素として、本書では、次の2つを挙げています。
    1.マグマだまりが巨大地震などで大きく揺すられること
    2.マグマだまりの圧力が抜けてマグマのなかの水が水蒸気になること

    東日本大震災で日本列島の火山のマグマだまりは揺すられていますが、なぜか富士山はいまのところ持ちこたえています。とはいえ、いくつかの火山は噴火しており、富士山の噴火も次の大地震がトリガーになる可能性は高いようです。

    経済的な損害額は、首都直下地震が100兆

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    2025年06月29日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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     中学かな高校かな、地学、好きでした。
     養老さんの「日本が心配」で、最初に尾池先生との地震についての対談があって、面白かったので、もっと詳しく知りたくて、この本を買いました。
     地球の成り立ちや内部構成、プレートテクトニクスについて、火山の噴火がなぜ起こるのか。図入りで分かりやすく説明されています。ちょうど7月5日の件や、悪石島の群発地震が話題になっていて、似たような説明の図をテレビで見かけることがありました。
     とにかく、分かりやすくて面白い本です。

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    2025年07月06日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    中高で地学を習ったので、ある程度は知っていることでしたが、それを今の日本列島に反映しているので、とても身近に危機感を感じ取れる。
    知識が行動に繋がる、良い書だと思います。

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    2025年06月13日
  • 「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室

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    読んだ感がある(よみごたえがある)本だった
    わからないことはわからないと書いてくれてあるし
    でもここまではわかるとか、こういう考えかたをしようとか
    そういう記載もあってレベルの低い私が読むにもとても良い

    一般的な(東大京大レベルではない)大学の文系の一般教養で
    何回かにわけて講義してもらうような内容量で
    (一般人にもわかりやすい言葉と内容で書かれてるという意味)
    そう思うと本の値段の数百倍の価値はある

    地学の授業がどうしても身にはいらなかったのは
    きっとどこか遠い世界の話してるんだろうなあ
    って思ってたせいだと思った
    歴史は繰返す じゃないけど、千年に1度の震災とか
    なんかすごいことだなと

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    2025年06月09日