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厚い大気の層と穏やかな海を持つ地球。中巻では生命の誕生という地球史最大の謎に迫る。海で生まれた小さな生命は、光合成、呼吸、多細胞化、有性生殖といったさまざまな仕組みを獲得し、ついには重力や乾燥した大気をも克服して陸上に進出する。一方、磁場の形成や地球全体が凍結した氷河時代、オゾン層の形成など、地球環境も変化を重ねてきた。「生命の惑星」地球と生物が共進化するダイナミズムを追う。
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Posted by ブクログ
地球のダイナミックな動きに圧倒されました。 大陸がくっついて一つになったり、また分裂したり、またくっついたりなどや、地球の地磁気のN極とS極が反転したりとか、全球凍結といって地球全体が氷に覆われて、海の氷の厚さが1キロメートルにもなったかと思えば、平均気温が50度くらいの高温になったりとか。 そんな...続きを読む中、生命は少しずつ進化していって、生命が誕生したおかげで大気中の二酸化炭素や酸素濃度が変化したなど、生物と地球の共進化の様子が書かれています。 このかけがえのない地球を粗末にしてはいけないと思いました。
地球の歴史の中間では、生命が誕生して繁栄し、一方で何度も大量絶滅を繰り返すという凄まじい歴史が語られる。全球凍結したり、ホットプルームが吹きあがって巨大な火山爆発があったりしたが、生命はしぶとく生き残った、偉い!
中巻は、生命の誕生と進化が中心で、先カンブリア紀から古生代までが扱われる。その中では、地磁気の発生によって、生命にとって有害な太陽風などの高エネルギー粒子の地表への到達が防がれるようになったといった地学的な要素も絡めて記述されるので、目先が変わったり、地球と生命の共進化という新鮮な考え方が示され、飽...続きを読むきることがない。スノーボールアースと呼ばれる全地球凍結の時代や様々な要因による大量絶滅があっても生命がしぶとく生き延びたことなども記述される。地球環境は、ネガティブフィードバックが働いて恒常性が保たれる場合と、ポジティブフィードバックにより変化が亢進する場合があり、一見強固なようで、実は脆弱なものという印象を受けた。
宇宙規模の壮大な上巻がとても面白かったのに対して、中巻は地球規模の話になっている。スケールダウンだけど、でもそれなりに面白い。 地磁気や巨大火山に見られる地学的な歴史と、生物の誕生以降の二酸化炭素濃度の変動やらが相互に影響を与えながら共進化するさまが語られる。 生物に関する記述はややノリが悪いという...続きを読むか教科書的な記述になっていて退屈なのだけど、地学・地球科学に関する部分は専攻だけあってグルーブ感がある。それは少し残念ともいえるけど、でもこういう学際的な本である以上、多少の濃淡・ムラはしかたないのでしょう。
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地球の歴史
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鎌田浩毅
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