日本史の概説の中に地震、火山を入れ込んだもの。一粒で2度おいしいやや厚めの新書。
地震や噴火はエネルギーが溜まり、一定の周期で発生する。人類から見れば何世代もかかる事象も何万年単位の地学ではほんの一瞬。
過去の大災害から、自ずと今後発生するであろう災害が見えてくる。そこから防災や減災につなげていく筆者の思いが伝わってくる。
特に南海トラフ地震と富士山噴火、しかも相互に誘発する可能性もあるというから恐ろしい。
地震と火山のメカニズムの解説から人類には長く地球には一瞬の大災害まで大きなスケールで分かりやすくかかれた良書であった。