野中郁次郎のレビュー一覧

  • 知識創造企業

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    学術的過ぎてよくわからなかった。
    この手の本を、普通に読み慣れている人にはキツイ。
    かなり読み慣れていないと、理解は難しいと思う。

    とはいえ、購入してしまったので、2度3度と読み直して理解に努めたいと思います。

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    2015年01月25日
  • 知識創造企業

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    今さらながらの野中郁次郎、だけど今だからこその野中郁次郎でした。知っているつもりで積読で放置していたのを解消しました。いつもロナウジーニュやメッシ、そしてネイマールと優れた個を常に迎えつつ、でもチームとして一貫したサッカーに磨きをかけていて、しかもそれが個人の存在感をさらに光らせているバルサこそが組織の理想形か?と憧れているのですが、日本の会社もバルサになりうる、というかもはやバルサになっている組織もあるかも、と希望を持ちました。年末の青色ダイオードのノーベル賞受賞により、イノベーションにおける「個」VS「組織」というテーマにもまた注目が集まっていますが、単純にアメリカ型になるだけではない我々

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    2015年01月14日
  • 日本の持続的成長企業 「優良+長寿」の企業研究

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    トヨタ、花王、小林製薬、キャノンなど、優良かつ長寿企業のビジネスモデルの分析。とても良くまとまっていて、企業経営者、起業家だけでなく組織のリーダーの必読書と感じた。組織の大小、分野、歴史など、一つとして同じ会社や目的はないわけで、なにが最適なやり方か丁寧に考えることが社員の成長や結果に結びついている。

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    2014年11月08日
  • 知識創造企業

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    組織的知識創造を計画・実行するためにとるべき七つのガイドライン

    1.知識ビジョンを創れ
    2.ナレッジ・クルーを編成せよ
    3.企業最前線の濃密な相互作用の場を作れ
    4.新製品開発のプロセスに相乗りせよ
    5.ミドル・アップダウン・マネジメントを採用せよ
    6.ハイパーテキスト型組織に転換せよ
    7.外部世界との知識ネットワークを構築せよ

    これらを実現する基礎段階として、総合し、乗り越えなければならない二元論。

    1.暗黙的/明示的
    2.身体/精神
    3.個人/組織
    4.トップダウン/ボトムアップ
    5.ビュロクラシー/タスクフォース
    6.リレー/ラグビー
    7.東洋/西洋


    具体的ケースが豊富で、最終

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    2014年08月16日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    素晴らしい

    名著「失敗の本質」の続編です。野中先生の理論が醸成させ、より判り易く書かれています。心あるビジネスリーダー必携の書です。

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    2014年08月16日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    『SECIは単純な機会的プロセスではありません。知識創造という点で一番重要なことは、SECIの背後にある大きな目的意識、存在論だといえます。何のために存在するのか、いかにあるべきか、他社とは何が違うんだ、どんな理想状態をめざすのか。こういうところまでつながる存在論がないと知識の根本が崩れていってしまいます。
    それは究極的には自己を越えた世界の“知”の追求です。その意味で知識というのは「真・善・美」を追求するものであります。』

    ナレッジマネジメントについて極めてシンプルに整理されていて良かった。

    それにしても、グローバル・ナレッジ・リーダーの資質がすごい。
    1.確立された個(individu

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    2014年07月26日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    顧客満足や市場創出などビジネスの価値を創造することを目的としたアジャイル開発、開発環境である、継続的イテレーション、テスト駆動開発、リファクタリング、ペアプログラミング、チーム環境である朝会、タスクかんばん、プランニングポーカー、ふりかえり(KPT)などの方法論も技術論ではなく経営的な視点で書かれているので、とても全体像が掴み易い。

    スクラムは元々野中郁次郎氏と竹内弘高氏がHarvard Business Review 誌に "The New New Product Development Game" として80年代の日本企業であるホンダやキャノンの新製品開発のなどを例と

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    2014年07月06日
  • MBB:「思い」のマネジメント 知識創造経営の実践フレームワーク

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    MBO(Management by Object)目的志向よりもMBB(Management by Belief)思いだな。

    昔ながらの組織は、目標管理で業務に当たる。そして会社の売上も数値化していく。
    それも決して悪いことではないのだけど、
    業務をやっていく中で、個々人はそれぞれの思いというのを必ず持ってやっているはずだ。
    「もっとこうしたらいいのに」「ここをこう変えればいいのに」etc.
    しかしそれは「目標は○○売りあげること」だからといい放たれ必ずしも改善実現していない昨今ではないだろうか。
    必ずしも目標管理も”数字”ではなく、絵を使った評価であったり、”思い”の共有がチームでできたら

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    2014年02月23日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイルラジオにて西さんがベタ褒めしていたので購入。
    「従来の開発手法では最初に計画をたてるため、途中で計画外のよりよいやり方が見つかっても採用できない。(p.55)」→実際すでにどうしようもない状況になってるときって多い。。。
    「話し合ってKeepから先に出すのは、この回を前向きに運営する鍵になる。まず、よかったことを出してProblemとTryに向かう勇気を出す。(p.72)」→単純に表面的な効率だけ考えるとKeepを飛ばしてしまいがちだけど、Keepは絶対あった方が良いと思う。人をほめる機会って意外とすごく少ない。
    「ペアプログラミングは、コストは二倍ではなく1.15倍、そのかわり、テ

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    2013年09月23日
  • 失敗の本質

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    失敗は成功のもとである。そして同時に失敗は、更なるドツボへの始まりにすぎない場合もある。
    本著では太平洋戦争で米国に破れた数々の局所戦(レイテ海戦、沖縄、ミッドウェー等)を振り返り、次に組織、戦略における日本軍の失敗について総括する。結局日本は局地戦での失敗を次にフィードバックする事なく、戦いに敗れてしまう。
    30年も前の本のようで、パッと見難解そうな印象を与えるが読み物としても面白い。
    失敗をとらえ、自己修復する力。組織でも個人でも、この能力の有無は大きい。

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    2013年09月11日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    良本。オススメ。
    分かりやすく平易なだけでなく、文章の端々に鋭い言説が垣間見れる。
    初心者もそれ以外の人も楽しめる一冊。

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    2013年11月24日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ネタバレ

    「アジャイル」については一年以上前からその存在は知っていた。しかししっかりした意味を学ぶことはなかった。
    今回、この本を読んだ事でその意味は判ったと想う。
    その上で「アジャイルとプロジェクトマネジメントは水と油だ」と言う表現に疑問が生じた。アジャイルは「マネジメントしないプロジェクトマネジメント」なだけで水と油では無く、プロジェクトを完遂する手法の一つ、言わば水とジュースの様な間柄では無いか。ものによってはプロジェクトマネジメント手法がマッチするし、ものによってはアジャイルがマッチする。そんなイメージが在る。企業風土や職種、そのプロジェクトの目指すものによって使い分ける柔軟性が必要な気がする。

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    2014年02月12日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    奥が深いです

     一応、経営学専攻分野で、野中郁次郎さんを尊敬している自分は、初めて購入して読んでます。
     暗黙知・認識知等、非言語な経営現場の実状を、現代語訳する経営用語を用いて、現状の日本企業の物づくりや、経営現場の解決策を常に希望を持っていける明るい視点から、考察しては、新しい見解を読者に与えてくださっている二人の日本の学識者が放った、現在の社会への処方箋と、思って大切に読み返しています。
     少しずつ近づいていけたらと。【終】今です!

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    2012年11月20日
  • 流れを経営する―持続的イノベーション企業の動態理論

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    情報共有やナレッジマネジメント、と言った言葉をよく耳にするが、知識創造に関する野中先生のお話。
    知識創造企業における“場”という考え方をもとに、時間的な流れの中での企業は継続性、流れの中で存続し続ける。
    人との対話を重ねお互い理解し合う中で相互主体性、すなわち共有、共感、共鳴を醸成しながら新しい価値創造を行う場がイノベーションや創造性を生みだす。企業事例でトヨタのプリウス開発は印象的でした。
    それにしても、重い本です。。。。

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    2012年09月03日
  • 知識創造の経営―日本企業のエピステモロジー

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    SECIモデルについてきちんと勉強しようという時にお勧めの一冊です。

    SECIモデルとは、暗黙知と形式知を交互に循環させながら組織の知識レベルをスパイラルアップさせるという知識創造プロセスモデルです。

    「HAYST入門」では、そのためには、基礎講座、実践道場、ツールの3点セットが不可欠としています。つまり、基礎講座で形式知を伝授し、実践道場の中で各組織の持つ暗黙知と専門家の暗黙知を引き出し、その結果をツールという形で究極の形式知に変換して展開を加速するという考えです。

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    2012年04月30日
  • 知識創造企業

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    マーケティングの傾倒本。
    経営とは商品開発と組織開発の両輪であることを教えてくれた本。
    良い企画、再現性はチームレベルで発揮されないと意味がない。

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    2012年03月17日
  • 知識創造企業

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    年齢,性別,職業,地位を問わずにオススメ.
    誰が読んでも得るものは多く,大きいとおもう.
    分厚く,400ページもあるがそれほど苦にならずに読める.
    内容は,日本企業がなぜここまで強いのかということを理論と実例を使って見事に説明したものである.
    そんなものがなぜ年齢や職業を問わずにオススメできるのか?
    それはタイトルにもあるようにこの本が「知識を創造する」ダイナミズムを初めて扱った本だから.
    従来の自然科学的方法論では扱いきれなかった「暗黙知」に焦点を当て,社会科学的手法を用いて見事に分析していることを私は非常に高く評価したいと思う.
    私のいる心理学の世界にも,このような流れは明白で,「拡張によ

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    2012年02月27日
  • 知識創造企業

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    普段の仕事の仕方、組織の見方が変わります。一人一人が愛おしくなります。また、前半の哲学の変遷についての説明も抜群にわかりやすかった。

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    2012年02月19日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    ナレッジマネジメントの草分けが日本にいらしたとは、驚きました。暗黙知と形式知の利用サイクルがとってもためになりました。外資IT業界で育ってきましたが、ユーザーにツールを乱暴に与えて、使えないのはリテラシーが足りないと嘆くのは、そろそろ終わりにしたいと思っています。本書のように知識の循環までデザインして、初めて使用者側も「なぜ」使わなくてはいけない納得するのだと思います。知識を会社の中でどのように生かしていくのかを知るのに、とてもよいスタートになりました。

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    2012年01月28日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    抽象の度合がキツすぎて、ほとんどついてゆけず見事に敗北しました。読んだというより図をみた程度。修行を積んで戻ってきたくなる一冊でした。その前に読んだ「知識経営のすすめ」のほうが、概要が完結にまとめられていて、わかりやすい内容で、好印象でした。

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    2012年01月28日